7.自己紹介の曲
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~隊室エリア・廊下~
「よ、嵐山。悪いないきなり来ちまって」
「気にするな迅。……ところで例の預かってるって子が見えないがどうした?」
先に隊室前に待っていた迅は、嵐山達の姿を視認し軽く手を上げて挨拶。同じように手を上げて挨拶を返す嵐山だが、見たところ一人しかいない事に疑問を抱きもう一人の所在を訊ねる。それに対して迅は苦笑いを浮かべて、自分の後方にある物陰を見つめ
「俺が大丈夫って言ってもやっぱり不安みたいで、あっちに隠れてる。……お~い、嵐山達が着たから出ておいでよ、柚紀ちゃん」
『は、ハイ』
迅に声を掛けられひょっこりと物陰から顔を出した柚紀は、そのまま小走りで迅の側に行く。その姿を見て凄く嬉しそうに笑う嵐山
「やっぱり君だったか。また会えて嬉しいぞ!?」
『えっと…わ、私も皆さんにまたお会い出来て嬉しい、です』
「あ~!?誰かと思えばおつるちゃんの姪っ子ちゃんだ~。わ~い!!」
『(ビグッ!!ササッ?!)』
嵐山の笑顔の対応に柚紀もはにかみ笑いを少し恥ずかしそうに浮かべつつも素直な気持ちを伝える。そんな中、嵐山より少し遅く着いた佐鳥が目敏く柚紀の存在に気付き、嬉しさのあまりに両手を広げてこちらに突進。それを見て柚紀は反射的に迅の後ろに隠れてしまう
「賢、ストップ。柚紀ちゃんがビックリして困っているから、それ以上は近付くな」
「佐鳥すまないけど、まだ柚紀ちゃんがスキンシップに慣れてないから、適度な距離を保ってやって欲しい。そうすれば逃げたり隠れたりもしないからさ、な?」
「…了解っス。佐鳥とした事か、可愛い子ちゃんに舞い上がって配慮が足りなかったです。……ごめん」
『(ヒョコ)うぅん、大丈夫。私こそ隠れてしまって御免なさい』
流石に嵐山も佐鳥の突進に制止を促し、迅も柚紀を守る為に少しだけ前に出て対峙する。そんな年上二人の言葉と行動に、佐鳥も冷静さを取り戻し自らの行動を振り返り反省し、柚紀に謝罪。まだ少し警戒しているが、それでも迅の後ろから顔を出して、こちらも謝る。そんなやり取り中に時枝は、隊室のロックを解除した入り口前で待ち、綾辻は先に室内に入ってお茶の準備を進めていた
「立ち話もあれですし、中に入りませんか?……お茶やお菓子もあるからゆっくりして行くといいよ」
「そうだった、ここにいたら誰かに見られないとは限らない。迅の予測も絶対じゃないからな」
「そうっスね、さぁ遠慮せずにどうぞどうぞ!?」
『はい、お邪魔させて…もらいます』
「……じゃあ、俺は此れで。言実さんが迎えに来るまでヨロシ…『(ギュッ!!)』…えっと、柚紀ちゃん?「「「(ジー)」」」(全く、今日は読み違える日だな…)……分かったよ分かったから。…俺もお邪魔して良いか?嵐山」
「勿論だ、迅なら何時でも大歓迎さ!!」
柚紀と嵐山達とのやり取りを見て自分が居なくても大丈夫と判断し退散しようとする迅を、ジャケットの裾を掴んで無言の抗議で訴える柚紀。それに加勢する形で嵐山達も無言の視線を向けられ、諦めて一緒に部屋に入って行く迅であった
「よ、嵐山。悪いないきなり来ちまって」
「気にするな迅。……ところで例の預かってるって子が見えないがどうした?」
先に隊室前に待っていた迅は、嵐山達の姿を視認し軽く手を上げて挨拶。同じように手を上げて挨拶を返す嵐山だが、見たところ一人しかいない事に疑問を抱きもう一人の所在を訊ねる。それに対して迅は苦笑いを浮かべて、自分の後方にある物陰を見つめ
「俺が大丈夫って言ってもやっぱり不安みたいで、あっちに隠れてる。……お~い、嵐山達が着たから出ておいでよ、柚紀ちゃん」
『は、ハイ』
迅に声を掛けられひょっこりと物陰から顔を出した柚紀は、そのまま小走りで迅の側に行く。その姿を見て凄く嬉しそうに笑う嵐山
「やっぱり君だったか。また会えて嬉しいぞ!?」
『えっと…わ、私も皆さんにまたお会い出来て嬉しい、です』
「あ~!?誰かと思えばおつるちゃんの姪っ子ちゃんだ~。わ~い!!」
『(ビグッ!!ササッ?!)』
嵐山の笑顔の対応に柚紀もはにかみ笑いを少し恥ずかしそうに浮かべつつも素直な気持ちを伝える。そんな中、嵐山より少し遅く着いた佐鳥が目敏く柚紀の存在に気付き、嬉しさのあまりに両手を広げてこちらに突進。それを見て柚紀は反射的に迅の後ろに隠れてしまう
「賢、ストップ。柚紀ちゃんがビックリして困っているから、それ以上は近付くな」
「佐鳥すまないけど、まだ柚紀ちゃんがスキンシップに慣れてないから、適度な距離を保ってやって欲しい。そうすれば逃げたり隠れたりもしないからさ、な?」
「…了解っス。佐鳥とした事か、可愛い子ちゃんに舞い上がって配慮が足りなかったです。……ごめん」
『(ヒョコ)うぅん、大丈夫。私こそ隠れてしまって御免なさい』
流石に嵐山も佐鳥の突進に制止を促し、迅も柚紀を守る為に少しだけ前に出て対峙する。そんな年上二人の言葉と行動に、佐鳥も冷静さを取り戻し自らの行動を振り返り反省し、柚紀に謝罪。まだ少し警戒しているが、それでも迅の後ろから顔を出して、こちらも謝る。そんなやり取り中に時枝は、隊室のロックを解除した入り口前で待ち、綾辻は先に室内に入ってお茶の準備を進めていた
「立ち話もあれですし、中に入りませんか?……お茶やお菓子もあるからゆっくりして行くといいよ」
「そうだった、ここにいたら誰かに見られないとは限らない。迅の予測も絶対じゃないからな」
「そうっスね、さぁ遠慮せずにどうぞどうぞ!?」
『はい、お邪魔させて…もらいます』
「……じゃあ、俺は此れで。言実さんが迎えに来るまでヨロシ…『(ギュッ!!)』…えっと、柚紀ちゃん?「「「(ジー)」」」(全く、今日は読み違える日だな…)……分かったよ分かったから。…俺もお邪魔して良いか?嵐山」
「勿論だ、迅なら何時でも大歓迎さ!!」
柚紀と嵐山達とのやり取りを見て自分が居なくても大丈夫と判断し退散しようとする迅を、ジャケットの裾を掴んで無言の抗議で訴える柚紀。それに加勢する形で嵐山達も無言の視線を向けられ、諦めて一緒に部屋に入って行く迅であった