64.捜索の曲~☆★は追い求める~
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「…歌川、それに菊地原。……お前達も念のため補給しておけ。今日一日任務とかで動き回っただろ?ずっとトリオン体であったとしても反動で体調を崩したりもする。…もう直ぐ休みが明けて学校が始まる、生活リズムも変わるが季節の変わり目だ。………簡単な予防もせずに風邪を拗らせる部下を俺は従えるつもりはないぞ?」
「か、風間さんっ?!あ、有り難う御座います。……でもわざわざすみません」
「気にするなこの位奢るの位造作もない、……恐らく今日一日だけで言実さんは俺とは比べものにならない程の、金額を使っているだろうからな」
『あ~、ですね。…引っ越し関係も含めればトータルで"六桁"は使っているかと、でも気にしてなさそうだよな~言実さん。……あの人過去に"一度の買い物"で"金額が七か八桁"に到達した事ありますから。それも普通の人なら分からなそうなモノに対してでも、必要価値を認めれば簡単にお金出すし…本当に極端過ぎるから大変ですよ』
いつの間にか部下二人を含めた飲み物を買ってきていた風間が話しに加わり、一番近くにいた歌川に先ずは渡す。それから何故か言実の金銭感覚の話になり、素直に驚く歌川と柚紀が何故"明日の買い物を一緒に行こう"と言ったのかが何となく理解した佐鳥と時枝。……その話題には興味がなくとりあえず風間の、ひいては柚紀の側に行く菊地原
「他人が何に対してお金を使うかは自由だろうけどさ、…言実さんが糸目を着けずに使うって……やっぱり趣味になの?僕はあまりあの人と仲良くないから良くは知らないけどさ、…………風の噂じゃ"お酒好き"なのは知っているけど、…他にもありそうだね。それこそ"桁数"に関係するナニか。因みに鶴ヶ峰は流石にないだろ?それに似た経験とかさ」
『お~(パチパチパチパチ)いい線行ってますよ、菊地原くん!因みに………"大人買いの代物"はこの場で推測が出来たりもします。…言実さんの事を"一定以上"知っていれば分かりますが…何だと思います?後……流石にお金を稼いでいない私にはソレ事態は難しいけど…確かに似た経験ならあるよ??』
「「「「(……"似た経験"って何っ?!)」」」」
「(ふむ、……お酒以外で言実さんがこだわりそうなモノか。…分からなくもないが、"無駄な事が嫌いな"あの人らしくもない、か?対して鶴ヶ峰は、…"実物を見なければ"確信が持てないな)」
菊地原の言い分が強ち間違えでない事を言った上で、柚紀はちょっと意地悪な問い掛けをする。流石の五人でも分からないらしく悩んでいると……
「柚紀ちゃん、ちょっと良いかな?……(ゴニョゴニョ、ゴニョゴニョ)」
『…………流石迅さんだね!!言実さんの方は多分正解だけど、私のは……うん、"その可能性"もある事を失念してたから、…後で確認します言実さんに、両方とも』
「ま、君の場合だと"モノより気持ち"の方が大切って思うだろうからね。………例えそれ自体の価値が低くても、とても些細な事でも、…出来栄えが悪くても、それを自分の為にしてくれた。(ナデ)特別な事は望まない、柚紀ちゃんらしい考え方だ(……忘れないでくれ皆、彼女が"何を一番大切にしているか"を、どうか見失わないでくれ。そうで無ければ彼女"達が"…)……因みに、言実さんの答えは成人しないと基本お目にかかれない代物だ。逆に柚紀ちゃんの答えは、一定以上仲良くさえなれば多分見れる代物だよ」
「成人しないと駄目な奴って……やっぱりお酒かな?柚紀ちゃんのは、…うん。多分分かった(そう言えば"アレ"って調べたらピンキリだったな~。オレはさっぱり見分けつかないけど、……多分良い奴だよね?)」
「でもお酒に関しては言実さん、今日の飲み会的には"質より量"って感じだったじゃないか。…こだわりがない訳じゃないだろうけどね、逆に鶴ヶ峰さんは迅さんが言った通り価値を気にしない分一つ一つを大事にしているから、…………思入れのあるものがいつの間にか価値のあるものだった、感じかな?(候補はコレも複数あるけど、大切なモノは"一つであるとは限らない"し、…一つじゃなくて良い筈だ)」
付き合いが長いのと自分と似た者同士なだけありすんなりと答えに辿り着いた迅に対して、柚紀は素直に絶賛。それを見て"ちょっと"だけ嫉妬を感じる"者達"が居たが、二人のやり取りは今みたいな"兄妹"的なモノを最初から一貫として続いているので、あまり疑問に思わず、その分鶴ヶ峰の二人の事は風間ですらきちんと把握してない風に見受けられ、そちらに意識が向いている状態だ。……とは言っても、柚紀の方に関心度が偏っている者にはあまり効果はないのだが
「か、風間さんっ?!あ、有り難う御座います。……でもわざわざすみません」
「気にするなこの位奢るの位造作もない、……恐らく今日一日だけで言実さんは俺とは比べものにならない程の、金額を使っているだろうからな」
『あ~、ですね。…引っ越し関係も含めればトータルで"六桁"は使っているかと、でも気にしてなさそうだよな~言実さん。……あの人過去に"一度の買い物"で"金額が七か八桁"に到達した事ありますから。それも普通の人なら分からなそうなモノに対してでも、必要価値を認めれば簡単にお金出すし…本当に極端過ぎるから大変ですよ』
いつの間にか部下二人を含めた飲み物を買ってきていた風間が話しに加わり、一番近くにいた歌川に先ずは渡す。それから何故か言実の金銭感覚の話になり、素直に驚く歌川と柚紀が何故"明日の買い物を一緒に行こう"と言ったのかが何となく理解した佐鳥と時枝。……その話題には興味がなくとりあえず風間の、ひいては柚紀の側に行く菊地原
「他人が何に対してお金を使うかは自由だろうけどさ、…言実さんが糸目を着けずに使うって……やっぱり趣味になの?僕はあまりあの人と仲良くないから良くは知らないけどさ、…………風の噂じゃ"お酒好き"なのは知っているけど、…他にもありそうだね。それこそ"桁数"に関係するナニか。因みに鶴ヶ峰は流石にないだろ?それに似た経験とかさ」
『お~(パチパチパチパチ)いい線行ってますよ、菊地原くん!因みに………"大人買いの代物"はこの場で推測が出来たりもします。…言実さんの事を"一定以上"知っていれば分かりますが…何だと思います?後……流石にお金を稼いでいない私にはソレ事態は難しいけど…確かに似た経験ならあるよ??』
「「「「(……"似た経験"って何っ?!)」」」」
「(ふむ、……お酒以外で言実さんがこだわりそうなモノか。…分からなくもないが、"無駄な事が嫌いな"あの人らしくもない、か?対して鶴ヶ峰は、…"実物を見なければ"確信が持てないな)」
菊地原の言い分が強ち間違えでない事を言った上で、柚紀はちょっと意地悪な問い掛けをする。流石の五人でも分からないらしく悩んでいると……
「柚紀ちゃん、ちょっと良いかな?……(ゴニョゴニョ、ゴニョゴニョ)」
『…………流石迅さんだね!!言実さんの方は多分正解だけど、私のは……うん、"その可能性"もある事を失念してたから、…後で確認します言実さんに、両方とも』
「ま、君の場合だと"モノより気持ち"の方が大切って思うだろうからね。………例えそれ自体の価値が低くても、とても些細な事でも、…出来栄えが悪くても、それを自分の為にしてくれた。(ナデ)特別な事は望まない、柚紀ちゃんらしい考え方だ(……忘れないでくれ皆、彼女が"何を一番大切にしているか"を、どうか見失わないでくれ。そうで無ければ彼女"達が"…)……因みに、言実さんの答えは成人しないと基本お目にかかれない代物だ。逆に柚紀ちゃんの答えは、一定以上仲良くさえなれば多分見れる代物だよ」
「成人しないと駄目な奴って……やっぱりお酒かな?柚紀ちゃんのは、…うん。多分分かった(そう言えば"アレ"って調べたらピンキリだったな~。オレはさっぱり見分けつかないけど、……多分良い奴だよね?)」
「でもお酒に関しては言実さん、今日の飲み会的には"質より量"って感じだったじゃないか。…こだわりがない訳じゃないだろうけどね、逆に鶴ヶ峰さんは迅さんが言った通り価値を気にしない分一つ一つを大事にしているから、…………思入れのあるものがいつの間にか価値のあるものだった、感じかな?(候補はコレも複数あるけど、大切なモノは"一つであるとは限らない"し、…一つじゃなくて良い筈だ)」
付き合いが長いのと自分と似た者同士なだけありすんなりと答えに辿り着いた迅に対して、柚紀は素直に絶賛。それを見て"ちょっと"だけ嫉妬を感じる"者達"が居たが、二人のやり取りは今みたいな"兄妹"的なモノを最初から一貫として続いているので、あまり疑問に思わず、その分鶴ヶ峰の二人の事は風間ですらきちんと把握してない風に見受けられ、そちらに意識が向いている状態だ。……とは言っても、柚紀の方に関心度が偏っている者にはあまり効果はないのだが