62.お色直しの曲~洋風?和風?~
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そんな柚紀の言葉をきっかけ一気に盛り上がりを見せた女性陣を見て、心配になった堤が嵐山達の元へ向かった。悪ノリした小佐野のストッパーとしてだが、役目を果たせるかは……微妙であった。何せ加賀美ですらノリノリな状態なのたから
それを遠目で見守る残り男性陣だが、……実際は状況は異なっていた。太刀川と笹森は惚れた相手の新たな一面を見れて顔が赤くなりっぱなしで、諏訪は出入り口の番人的な役割の為に静かに傍観、荒船も諏訪同様で穂刈は笹森の心配をしており、佐鳥と時枝は楽しそうな柚紀を見守るに徹していた。そんな中、日浦が男性陣に近付いてきた
「諏訪さん、先程着替えの候補がもう一つあるとか言われましたが……もしかして"浴衣"でしたか??」
「ん?……まぁそうだな。多分アイツなら着物は無理でも浴衣位なら一人で着れそうな気がしたが……(フー)……"この手の内容"何処まで知ってるか分からねぇから止めたんだよ。妙に勘繰られたらたまったもんじゃねぇし」
「あ~……"男性から女性に着物を贈る意味"ですか?…ご年配の方なら知ってますからね、鶴ヶ峰が"いつ頃まで"その山奥で暮らしていたかに寄って知識量が変わりますが………何とも言えないですね、かなり頭が切れますから」
言実程ではないが柚紀もかなりの博識な分類に入るので、知っている内容の境界線がイマイチ分からない諏訪と荒船は何やら討論を開始してしまう。因みに笹森は"浴衣姿の柚紀"を想像して自滅し、それを穂刈が介抱していた
そんな中、日浦は佐鳥達の元に行き二人を交互に見て「うんうん!!」と何やら一人納得していた。流石に気になった佐鳥が代表して質問する事に
「えっと…日浦ちゃん、佐鳥達を見て何を納得したのか聞いても大丈夫かな?」
「あ、すみません佐鳥先輩!!だって、偶然にしては出来すぎだな~っと思いまして。……先輩は知ってますか?今の服装が映画に出てくる男の子と"ほぼ同じ服装"だって事を!赤のTシャツにカーキのガーゴパンツで、確か靴はスニーカーですよね?何だか運命的なのを感じちゃいます!!」
「へ???……!!…あ、た、確かに、そうだけども………あくまでも偶然…だよ?少なくともオレは柚紀ちゃんがウチの中学校に来るなんて知らなかったし、あの映画の話になったのですら日浦ちゃんが言い出しのがきっかけで…………服装だって…適当、だし(…でもあの曲は…柚紀ちゃんが好みそうだなとは、思ったよ?季節感大切にする子だから、多分聞く曲なんかも気にしそうだから……で、何気なく調べたら…似てるよな"今のオレ達三人に"それとなく、だけど)」
日浦の指摘を聞いて、あくまでも"偶然"と話す佐鳥だったが、……【柚紀なら…】と色々考えた際に"歌いそうな曲"や"聞いてみたい曲"を考える事もあり、そこまで歌を聞く機会がないのでほぼ憶測や願望で構成された内容が、"またもや"当たってしまい嬉恥ずかしくなり顔を赤らめるのであった。その反応に満足した日浦は次の標的を時枝に移す。因みに顔を赤らめている佐鳥に当真が目敏く気づき、茶々をいれ始めていた
「勿論偶然なのは知ってますよ~!!……因みに、時枝先輩もあのパーカーは何となく感覚…ですか?」
「ん?……まぁ~、そうだね。財布と携帯にトリガーホルダー…とりあえずこれだけあれば良いかと思って鞄は持ってこなかったから、ポケットのあるあのパーカーを着てきたって感じだし」
「成る程!今日は広報のお仕事"だけ"の予定だった所に、先生からお誘いがあった訳ですからね!!ただ、先程嵐山さんが寒がりな柚紀先輩を気遣いご自分が着ているシャツを貸そうとされたのですが……【それは大きくて袖が余りそうなのと、こっちの方が何故か落ち着く】と話されてました。…でも何故なのでしょうか?」
「えっ?!!」
日浦の言葉を聞いて思わず柚紀の方を見る時枝。…既に貸していたパーカーを再び着用した状態で小佐野や加賀美、堤と何やら話を楽しそうにしていた。ふと視線に気づいた柚紀が時枝の方を見ると"ニコッ"と笑みを浮かべて小さく手を振った後、熊谷に呼ばれてそちらに移動し、更に日浦も名を呼ばれたので離れていき合流した柚紀と二・三言葉を交わしたかに思えば、何やら慌てふためく柚紀は時枝の方を一瞥し目が合った瞬間に、……何やら恥ずかしそうな仕草と共に外方を向いてしまう。それを見た時枝も顔が暑くなるのを自覚する
「(彼女達の会話も気になるけど、鶴ヶ峰さんはオレが以前ジャケットを貸した事は知らないはず。それにパーカーは…エンブレム付きの服で着なれているから、それで……だよなたぶ)「お?何顔を赤くさせて居るんだよ時枝?」!?た、太刀川さん??!」
「(チラチラッ…チラリ……ニヤリ)(まさかだとは思ったが、…そう言う訳ね)…"この手"に関してはお前が一番不利そうだなが、まぁアレだな……"苦手者同士"の方が何かと良いかもな。アイツは多分…"この手"に関しては…慣れるまでかなりスローペース……だろうから(ポン……スタスタ)」
「………一応、お気遣い感謝、します(…太刀川さんにもバレた、な。…そんなに分かりやすいか?おれ?)」
やっと復帰を果たした太刀川が顔を赤くして戸惑っている時枝を見て、…隊室で見た柚紀の姿と重なり自己解決させれば感じたことを言い逃げして、言実の元へ言ってしまう。……その後、"誰か"が佐鳥と当真の間に割り込んだり、一人の時枝に声を掛けるまで各自で想いを巡らせて悩むのであった
…………顔を赤くさせたまま、彼女に関する色んな事を考えて
それを遠目で見守る残り男性陣だが、……実際は状況は異なっていた。太刀川と笹森は惚れた相手の新たな一面を見れて顔が赤くなりっぱなしで、諏訪は出入り口の番人的な役割の為に静かに傍観、荒船も諏訪同様で穂刈は笹森の心配をしており、佐鳥と時枝は楽しそうな柚紀を見守るに徹していた。そんな中、日浦が男性陣に近付いてきた
「諏訪さん、先程着替えの候補がもう一つあるとか言われましたが……もしかして"浴衣"でしたか??」
「ん?……まぁそうだな。多分アイツなら着物は無理でも浴衣位なら一人で着れそうな気がしたが……(フー)……"この手の内容"何処まで知ってるか分からねぇから止めたんだよ。妙に勘繰られたらたまったもんじゃねぇし」
「あ~……"男性から女性に着物を贈る意味"ですか?…ご年配の方なら知ってますからね、鶴ヶ峰が"いつ頃まで"その山奥で暮らしていたかに寄って知識量が変わりますが………何とも言えないですね、かなり頭が切れますから」
言実程ではないが柚紀もかなりの博識な分類に入るので、知っている内容の境界線がイマイチ分からない諏訪と荒船は何やら討論を開始してしまう。因みに笹森は"浴衣姿の柚紀"を想像して自滅し、それを穂刈が介抱していた
そんな中、日浦は佐鳥達の元に行き二人を交互に見て「うんうん!!」と何やら一人納得していた。流石に気になった佐鳥が代表して質問する事に
「えっと…日浦ちゃん、佐鳥達を見て何を納得したのか聞いても大丈夫かな?」
「あ、すみません佐鳥先輩!!だって、偶然にしては出来すぎだな~っと思いまして。……先輩は知ってますか?今の服装が映画に出てくる男の子と"ほぼ同じ服装"だって事を!赤のTシャツにカーキのガーゴパンツで、確か靴はスニーカーですよね?何だか運命的なのを感じちゃいます!!」
「へ???……!!…あ、た、確かに、そうだけども………あくまでも偶然…だよ?少なくともオレは柚紀ちゃんがウチの中学校に来るなんて知らなかったし、あの映画の話になったのですら日浦ちゃんが言い出しのがきっかけで…………服装だって…適当、だし(…でもあの曲は…柚紀ちゃんが好みそうだなとは、思ったよ?季節感大切にする子だから、多分聞く曲なんかも気にしそうだから……で、何気なく調べたら…似てるよな"今のオレ達三人に"それとなく、だけど)」
日浦の指摘を聞いて、あくまでも"偶然"と話す佐鳥だったが、……【柚紀なら…】と色々考えた際に"歌いそうな曲"や"聞いてみたい曲"を考える事もあり、そこまで歌を聞く機会がないのでほぼ憶測や願望で構成された内容が、"またもや"当たってしまい嬉恥ずかしくなり顔を赤らめるのであった。その反応に満足した日浦は次の標的を時枝に移す。因みに顔を赤らめている佐鳥に当真が目敏く気づき、茶々をいれ始めていた
「勿論偶然なのは知ってますよ~!!……因みに、時枝先輩もあのパーカーは何となく感覚…ですか?」
「ん?……まぁ~、そうだね。財布と携帯にトリガーホルダー…とりあえずこれだけあれば良いかと思って鞄は持ってこなかったから、ポケットのあるあのパーカーを着てきたって感じだし」
「成る程!今日は広報のお仕事"だけ"の予定だった所に、先生からお誘いがあった訳ですからね!!ただ、先程嵐山さんが寒がりな柚紀先輩を気遣いご自分が着ているシャツを貸そうとされたのですが……【それは大きくて袖が余りそうなのと、こっちの方が何故か落ち着く】と話されてました。…でも何故なのでしょうか?」
「えっ?!!」
日浦の言葉を聞いて思わず柚紀の方を見る時枝。…既に貸していたパーカーを再び着用した状態で小佐野や加賀美、堤と何やら話を楽しそうにしていた。ふと視線に気づいた柚紀が時枝の方を見ると"ニコッ"と笑みを浮かべて小さく手を振った後、熊谷に呼ばれてそちらに移動し、更に日浦も名を呼ばれたので離れていき合流した柚紀と二・三言葉を交わしたかに思えば、何やら慌てふためく柚紀は時枝の方を一瞥し目が合った瞬間に、……何やら恥ずかしそうな仕草と共に外方を向いてしまう。それを見た時枝も顔が暑くなるのを自覚する
「(彼女達の会話も気になるけど、鶴ヶ峰さんはオレが以前ジャケットを貸した事は知らないはず。それにパーカーは…エンブレム付きの服で着なれているから、それで……だよなたぶ)「お?何顔を赤くさせて居るんだよ時枝?」!?た、太刀川さん??!」
「(チラチラッ…チラリ……ニヤリ)(まさかだとは思ったが、…そう言う訳ね)…"この手"に関してはお前が一番不利そうだなが、まぁアレだな……"苦手者同士"の方が何かと良いかもな。アイツは多分…"この手"に関しては…慣れるまでかなりスローペース……だろうから(ポン……スタスタ)」
「………一応、お気遣い感謝、します(…太刀川さんにもバレた、な。…そんなに分かりやすいか?おれ?)」
やっと復帰を果たした太刀川が顔を赤くして戸惑っている時枝を見て、…隊室で見た柚紀の姿と重なり自己解決させれば感じたことを言い逃げして、言実の元へ言ってしまう。……その後、"誰か"が佐鳥と当真の間に割り込んだり、一人の時枝に声を掛けるまで各自で想いを巡らせて悩むのであった
…………顔を赤くさせたまま、彼女に関する色んな事を考えて