59.命名の曲
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「わぁ!!良いと思います!!柚紀先輩にピッタリです!!」
「へぇ~、あたしも悪くないと思うよ?この子は自覚ないけど容姿は整っているから"姫"って言葉があっても違和感ないし」
「後、礼儀正しいし作法や所作とかもきちんとしているわよね。…田舎でご年配の方々が周囲に居たから、柚紀ちゃんは自然と身に付いただろうけど……現代っ子には少し難しいわよね?知らなくても出来なくても生きては生けるし。…荒船くんはどう?男子目線からしてもアリかしら?」
先ずは日浦が一番に賛成の意を示し熊谷、加賀美と続き、同性と異性では感覚が違うので意見を求める。こちらもそれほど違和感がない様子で………
「俺も悪くはないと思うぞ?下手に懲りすぎると内容が理解出来ねぇが、鶴ヶ峰をある程度知ってさえ居れば分かる…それが渾名だろ?」
「賛成だ、俺も、…分かるし、見た目でも、名の通りの、イメージが、伝わる」
「見た目?……成る程、確かにお伽噺のお姫さまのイメージを持たなくもないね」
指名された荒船から意見を述べ、穂刈・堤へと繋がっていく。次を誰に意見を求めようかと堤が決めかねていた時に小佐野がコッソリ移動しており、その先に居たのは……
「(ダキッ!)渾名か~、考えたね佐鳥も~。オイコラ日佐人!アンタも頑張れよ色々~、ってな訳で柚紀ちゃん改めて歌姫ちゃんに感想どうぞ!!あ、私も異義ナシです!!」
‐ ズキン ‐
「わわっ!っと、先輩のお褒めに預かり恐縮ですが……まだ本人から了承が無いので無闇に呼ばないで下さいよ~」
「あ、名は"呪"だっけ?重要なのは分かるけど、変に懲りすぎると、えっと……鶴ヶ峰が遠い人に感じちゃうから、俺はこの位で丁度良い…かな?ただ意外とも感じたぞ俺は。渾名だからてっきりカタカナとか英語を用いたりするかと……」
佐鳥に後ろから抱き着きながら称賛と賛成を告げる小佐野を、苦笑いを浮かべながらそのまま受け入れる佐鳥。その隣に居る笹森も感想を話すが、ちょっとだけ佐鳥らしくないと感じてそれを訊ねる。すると
「あー、うん。最初はソッチの方でも考えたよ?だけどさ~、……柚紀ちゃんってカタカナ語あんまり詳しくないみたいでさ、マカロンとかリゾットみたいな食べ物の名前も最初はピンと来ていなかった感じで、連絡取っている時もたまに"って何?"って聞かれた。英語に関しては、勉強教わった時に感じた。他の教科は結構簡単に教えくれたけど、英語だけ苦手なのか少し戸惑っていたから…」
『まぁ、その……田舎だと洋風文化が薄い影響でカタカナもそこまで身近じゃ無かったから。英語はリスニングとスピーチはそれなりに出来るよ?好きになった曲が海外の曲って事もあるから。だけど、見て書いたりするのはちょっと……ね。だから穂刈先輩がアレを当てた時は流石だなって思いました。……アレって"とある英単語の頭文字二つ"なんですが、私はその意味を教えて貰うまで分かりませんでしたから。と言うよりHv以外のを見たことがないので』
「!おい柚紀、ちょっと時計見せろ(つまりあれは正常時とは違う訳だよな?コイツのトリオン回復量はかなり遅い、…外でその変動を報告を怠るのは…)……!…お~、マジだ。あ~、…勉強は大事だなうん、ちゃんと課題やるわ俺」
『?なに当たり前な事を言っているのですか?まぁ、やる気になってくれたのなら良いですけど』
二人のやり取りを聞いて何かに気づいた当真が、然り気無く時計の英文字を確認するが…何事もなかったかの様に離れていく。柚紀は気にしていないが……このお方の目は欺けず
『(当真め、……後で問い質すとして)……他の者も異義がなさそうだな。私も特に問題ないと思うが、……後は本人次第だ。どうする?…柚紀』
『え?あ、うん。……渾名なんて付けて貰ったの初めてだから、…妙な感じがするけど………折角佐鳥くんが考えてくれたし、…皆さんも違和感とかないなら…大丈夫かな?……有り難う、大切に使うね(ニッコリ)(…さっき、おサノ先輩が佐鳥くんに抱き着いた時、何かモヤモヤした。……アレ位スキンシップ…だよね?)』
「よし!!じゃあ柚紀ちゃんの渾名は"歌姫"にけって~い!!(ギュゥ~)うんうん、可愛いぞ~!似合っているぞ~!国近先輩達にも広めるから覚悟してね~。(ナデナデ)大丈夫、オペレーター同士の繋がりと絆と団結力は戦闘員達並みに強いから!?(ナデナデ)」
『へっ?!?お、おサノ先輩っ?!無理に広めないで下さい!!オペレーターの先輩達に広がったら此処に居ない人にも伝わるじゃないですか~』
言実が総括に入り、柚紀も嫌ではないので素直に渾名を受け入れ名付け親である佐鳥に、満天の笑顔でお礼を述べればいつの間にか隣に来ていた小佐野に抱き着かれ猫可愛がられる。そのいきなりな行動と予想外な発言を聞いてアタフタしてしまい、柚紀の悪い癖が発動し周囲が見えなくなる
……さてさて、柚紀に対して確実に一定以上の好意を抱く、同級生三人のはと言うと
「よ、良かったな佐鳥。鶴ヶ峰が気に入ったみたいでさ、………(ボソッ)羨ましいな(……あの笑顔は佐鳥宛なのは分かるよ、でもさ……俺は女子の笑顔に馴れれる性格でも環境にも居ないから!!…それも鶴ヶ峰の笑顔だぞ!!……無反応で居られるかっ!!?)」
「…うん、気に入って貰えたなら佐鳥も嬉しいよ!(コソッ)笹森には負けないよ?…オレだって彼女が大切だもんね(…言動が合っているから本心だよね。片方だけだと絶対違和感があるよな多分。……誉められたら照れるのは変じゃないから大丈夫…かな?)」
「(ボソッ)ま、おれは元から文句を言うつもり無かったからね。彼女が決める事、だから(それ以前に、おれにはその発想が無かったから何も言えないよ。それに……考えたとしても皆の前では多分、言えないだろうな)」
……各々複雑な心境を抱いているのであった。因みに笹森は拗ねた表情、佐鳥は自慢げ、時枝は見た目は普段と同じだが……隣に居る柚紀はナニかを感じ取っていた
「へぇ~、あたしも悪くないと思うよ?この子は自覚ないけど容姿は整っているから"姫"って言葉があっても違和感ないし」
「後、礼儀正しいし作法や所作とかもきちんとしているわよね。…田舎でご年配の方々が周囲に居たから、柚紀ちゃんは自然と身に付いただろうけど……現代っ子には少し難しいわよね?知らなくても出来なくても生きては生けるし。…荒船くんはどう?男子目線からしてもアリかしら?」
先ずは日浦が一番に賛成の意を示し熊谷、加賀美と続き、同性と異性では感覚が違うので意見を求める。こちらもそれほど違和感がない様子で………
「俺も悪くはないと思うぞ?下手に懲りすぎると内容が理解出来ねぇが、鶴ヶ峰をある程度知ってさえ居れば分かる…それが渾名だろ?」
「賛成だ、俺も、…分かるし、見た目でも、名の通りの、イメージが、伝わる」
「見た目?……成る程、確かにお伽噺のお姫さまのイメージを持たなくもないね」
指名された荒船から意見を述べ、穂刈・堤へと繋がっていく。次を誰に意見を求めようかと堤が決めかねていた時に小佐野がコッソリ移動しており、その先に居たのは……
「(ダキッ!)渾名か~、考えたね佐鳥も~。オイコラ日佐人!アンタも頑張れよ色々~、ってな訳で柚紀ちゃん改めて歌姫ちゃんに感想どうぞ!!あ、私も異義ナシです!!」
‐ ズキン ‐
「わわっ!っと、先輩のお褒めに預かり恐縮ですが……まだ本人から了承が無いので無闇に呼ばないで下さいよ~」
「あ、名は"呪"だっけ?重要なのは分かるけど、変に懲りすぎると、えっと……鶴ヶ峰が遠い人に感じちゃうから、俺はこの位で丁度良い…かな?ただ意外とも感じたぞ俺は。渾名だからてっきりカタカナとか英語を用いたりするかと……」
佐鳥に後ろから抱き着きながら称賛と賛成を告げる小佐野を、苦笑いを浮かべながらそのまま受け入れる佐鳥。その隣に居る笹森も感想を話すが、ちょっとだけ佐鳥らしくないと感じてそれを訊ねる。すると
「あー、うん。最初はソッチの方でも考えたよ?だけどさ~、……柚紀ちゃんってカタカナ語あんまり詳しくないみたいでさ、マカロンとかリゾットみたいな食べ物の名前も最初はピンと来ていなかった感じで、連絡取っている時もたまに"って何?"って聞かれた。英語に関しては、勉強教わった時に感じた。他の教科は結構簡単に教えくれたけど、英語だけ苦手なのか少し戸惑っていたから…」
『まぁ、その……田舎だと洋風文化が薄い影響でカタカナもそこまで身近じゃ無かったから。英語はリスニングとスピーチはそれなりに出来るよ?好きになった曲が海外の曲って事もあるから。だけど、見て書いたりするのはちょっと……ね。だから穂刈先輩がアレを当てた時は流石だなって思いました。……アレって"とある英単語の頭文字二つ"なんですが、私はその意味を教えて貰うまで分かりませんでしたから。と言うよりHv以外のを見たことがないので』
「!おい柚紀、ちょっと時計見せろ(つまりあれは正常時とは違う訳だよな?コイツのトリオン回復量はかなり遅い、…外でその変動を報告を怠るのは…)……!…お~、マジだ。あ~、…勉強は大事だなうん、ちゃんと課題やるわ俺」
『?なに当たり前な事を言っているのですか?まぁ、やる気になってくれたのなら良いですけど』
二人のやり取りを聞いて何かに気づいた当真が、然り気無く時計の英文字を確認するが…何事もなかったかの様に離れていく。柚紀は気にしていないが……このお方の目は欺けず
『(当真め、……後で問い質すとして)……他の者も異義がなさそうだな。私も特に問題ないと思うが、……後は本人次第だ。どうする?…柚紀』
『え?あ、うん。……渾名なんて付けて貰ったの初めてだから、…妙な感じがするけど………折角佐鳥くんが考えてくれたし、…皆さんも違和感とかないなら…大丈夫かな?……有り難う、大切に使うね(ニッコリ)(…さっき、おサノ先輩が佐鳥くんに抱き着いた時、何かモヤモヤした。……アレ位スキンシップ…だよね?)』
「よし!!じゃあ柚紀ちゃんの渾名は"歌姫"にけって~い!!(ギュゥ~)うんうん、可愛いぞ~!似合っているぞ~!国近先輩達にも広めるから覚悟してね~。(ナデナデ)大丈夫、オペレーター同士の繋がりと絆と団結力は戦闘員達並みに強いから!?(ナデナデ)」
『へっ?!?お、おサノ先輩っ?!無理に広めないで下さい!!オペレーターの先輩達に広がったら此処に居ない人にも伝わるじゃないですか~』
言実が総括に入り、柚紀も嫌ではないので素直に渾名を受け入れ名付け親である佐鳥に、満天の笑顔でお礼を述べればいつの間にか隣に来ていた小佐野に抱き着かれ猫可愛がられる。そのいきなりな行動と予想外な発言を聞いてアタフタしてしまい、柚紀の悪い癖が発動し周囲が見えなくなる
……さてさて、柚紀に対して確実に一定以上の好意を抱く、同級生三人のはと言うと
「よ、良かったな佐鳥。鶴ヶ峰が気に入ったみたいでさ、………(ボソッ)羨ましいな(……あの笑顔は佐鳥宛なのは分かるよ、でもさ……俺は女子の笑顔に馴れれる性格でも環境にも居ないから!!…それも鶴ヶ峰の笑顔だぞ!!……無反応で居られるかっ!!?)」
「…うん、気に入って貰えたなら佐鳥も嬉しいよ!(コソッ)笹森には負けないよ?…オレだって彼女が大切だもんね(…言動が合っているから本心だよね。片方だけだと絶対違和感があるよな多分。……誉められたら照れるのは変じゃないから大丈夫…かな?)」
「(ボソッ)ま、おれは元から文句を言うつもり無かったからね。彼女が決める事、だから(それ以前に、おれにはその発想が無かったから何も言えないよ。それに……考えたとしても皆の前では多分、言えないだろうな)」
……各々複雑な心境を抱いているのであった。因みに笹森は拗ねた表情、佐鳥は自慢げ、時枝は見た目は普段と同じだが……隣に居る柚紀はナニかを感じ取っていた