57.宴会の曲・三番
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さて、そのオペレーター二人はと言うと
「(コソッ)あ、……多分とっきーに感付かれたっぽいな。…こっちは日佐人使ってどうにかするから、かがみん先輩は……」
「(ヒソッ)荒船くんだね、了解!確か当真くんは知っているよね?なら大丈夫かな?彼だって柚紀ちゃんに気を使っているから無闇に秘密を暴露しない筈だよ、…きっと恐らく」
柚紀が隠したい理由を知っている二人が、疑念を持つ二人をどうにかしようと行動を開始する。加賀美は荒船に声を掛けてこっそりと事情を説明すれば、直ぐに理由やら重大さを察し納得した様子だ。さて小佐野はと言うと
「(日佐人にもバレたらメンドイよな~。ならば!!)(コソッ)日~佐~人、頑張って柚紀ちゃんの気を引く様な事しないと……二人に良いところばっかり取られるし、何より…意識されないぞ~?頑張って話し掛けろ!!」
「えっ?!あ、ち、ちょっ……おサノ先輩っ?!!な、な、んで俺がっ、鶴ヶ峰に」
『???私がどうかしたの笹森くん?おサノ先輩に、ナニを言われたの?』
「頼んだ、俺が、笹森に、伝言を、……悪くした、空気を、俺が言った、…質問が、傷つけた、鶴ヶ峰を、……だから」
『……私は気にしないで下さいと言ったのですが、あんな反応を見せたら無理、ですよね。…穂刈先輩も優しい方ですから。………それで、笹森くんは…私にナニかご用かな?』
本当の意図を隠しつつ笹森の応援をしようと、巧みな言葉使いで焚き付ける小佐野の策に嵌まってしまい思わず過剰反応を示す笹森。勿論ほぼ正面に居る柚紀が気づかない訳もなく不思議そうな表情で訊ねると、まさかの穂刈からの援護により疑念は無くなったが、柚紀の表情が少し辛そうで寂しそうに笹森は見えてしまい、それでも二人に気を使い無理して話を続けようとする姿を見せられたら
「(…先輩二人がくれたチャンスでもあるが俺は、……そんな表情の君を見たくない!だからっ)そのさ、…注文ん時に皆が言った質問でさ、……おサノ先輩のなら、簡単に答えれるんじゃない…かな?あ、ほらっ!荒船先輩と佐鳥のはその………言実さんが居ないと無理…だろ?何か今、席を外されちゃったし。それに、佐鳥は言実さんの事を独自の呼び名をしているし、時枝だって同級生の鶴ヶ峰を"さん付け"しているのもあるし、……あの人が居ない間に終わらせた方が良いかな~……と、考えた、けど……変、か?」
『「「………」」』
笹森が穂刈と小佐野を見て咄嗟に話した内容が、意外な程に的を得た内容で訊ねられた柚紀は勿論だが、名出しされた佐鳥と時枝も思わず考え込んでしまう。それを見て更なる援護射撃は入る
「良いんじゃねぇか?姐さんの渾名、アレの出処俺も知らねぇんだよな~。ってな訳で、……嵐山さんさ~、迅さんにこの手の話を聞いていたりしないか??多分知ってるだろあの人なら」
「言実さんのか?……少し待ってくれ、何となくだが、聞き覚えがある。…思い出すまで話を進めていてくれ」
「了解~!……そう言う事だ柚紀、何で国近だけ名前呼びかの理由聞かせろよ?そんな大した理由じゃないだろ?」
当真が進行を務める形となり、ストッパーになりそうな嵐山を思考の淵に追い込めば、柚紀に話を再度振る。これには諏訪も興味があるのか止める気はない様子だ。そして当真が言った通り"誰でも共感出来る"理由なので柚紀は簡単に答え始める
『まぁ、そうですね。単純に"本人に頼まれた"からなのと、"あの場に出水先輩しか居なかった"からです。太刀川さんは名字呼びですから、居たら名前呼びには成らなかったと思いますよ?おサノ先輩だって、三人がそう呼んでいたから…真似た感じで、同じ理屈で最初は名字呼びだったのから変わったのが…くま先輩です』
「「「「「成る程成る程」」」」」
「茜、アンタまで……因みに先生があたしの事を渾名で呼ばれる理由は【くま呼びは些か子どもじみすぎてお前のイメージには合わん】らしいです。で、逆に佐鳥はその先生をあんな呼び方にしている理由は、何故かしら?」
意外と単純な理由で納得するメンバーを見て、熊谷は言実に独特な呼び方をされている自覚があるので先に説明し話題を佐鳥に振る
「おつるちゃん呼びの理由ですか?あ~……昔は隊員が沢山居る中で、佐鳥を覚えて貰うための策、でした。今じゃもう必要はないけど今さら……は、はい佐鳥の話はおしまい!!次、とっきーね!!」
「おれ?…何でと言われても………学校でも女子は基本名字にさん付けで呼んでますよ?ただ、ボーダー内に"同級生の女子"は……たしかに呼び捨てですね。ただ、……鶴ヶ峰さんを名字で呼び捨てにするのが……しっくり来ないと言うか、まるで年上である言実さんを呼び捨てにしている感じがしますし。かといっても、名前呼びには些か抵抗が……こんな感じです。…………コレで満足ですか?小佐野先輩」
「うんうん、大満足だよ!!日佐人も有難うね~!!お陰で"色々"分かって助かったよ~、ね~かがみん先輩!!(ニヤニヤ)」
「そうね、……思わぬ収穫があったわね(クスクス)二人も、でしょ?」
「「そうね。/ハイです!!」」
佐鳥らしくはっきり断言したが、自分で"墓穴を掘った"と感じたらしく妙な切り方をし、そして時枝の場合は"彼らしくない"話し方や目の動き、……視線の先等を見て女子達は色々新たに理解したらしく満足そうな表情を浮かべており、男性陣と……柚紀は?マークを頭に浮かべていたのであった
因みに佐鳥と時枝は何となく察したのだ
‐ ………多分、女性陣にはバレた。と ‐
「(コソッ)あ、……多分とっきーに感付かれたっぽいな。…こっちは日佐人使ってどうにかするから、かがみん先輩は……」
「(ヒソッ)荒船くんだね、了解!確か当真くんは知っているよね?なら大丈夫かな?彼だって柚紀ちゃんに気を使っているから無闇に秘密を暴露しない筈だよ、…きっと恐らく」
柚紀が隠したい理由を知っている二人が、疑念を持つ二人をどうにかしようと行動を開始する。加賀美は荒船に声を掛けてこっそりと事情を説明すれば、直ぐに理由やら重大さを察し納得した様子だ。さて小佐野はと言うと
「(日佐人にもバレたらメンドイよな~。ならば!!)(コソッ)日~佐~人、頑張って柚紀ちゃんの気を引く様な事しないと……二人に良いところばっかり取られるし、何より…意識されないぞ~?頑張って話し掛けろ!!」
「えっ?!あ、ち、ちょっ……おサノ先輩っ?!!な、な、んで俺がっ、鶴ヶ峰に」
『???私がどうかしたの笹森くん?おサノ先輩に、ナニを言われたの?』
「頼んだ、俺が、笹森に、伝言を、……悪くした、空気を、俺が言った、…質問が、傷つけた、鶴ヶ峰を、……だから」
『……私は気にしないで下さいと言ったのですが、あんな反応を見せたら無理、ですよね。…穂刈先輩も優しい方ですから。………それで、笹森くんは…私にナニかご用かな?』
本当の意図を隠しつつ笹森の応援をしようと、巧みな言葉使いで焚き付ける小佐野の策に嵌まってしまい思わず過剰反応を示す笹森。勿論ほぼ正面に居る柚紀が気づかない訳もなく不思議そうな表情で訊ねると、まさかの穂刈からの援護により疑念は無くなったが、柚紀の表情が少し辛そうで寂しそうに笹森は見えてしまい、それでも二人に気を使い無理して話を続けようとする姿を見せられたら
「(…先輩二人がくれたチャンスでもあるが俺は、……そんな表情の君を見たくない!だからっ)そのさ、…注文ん時に皆が言った質問でさ、……おサノ先輩のなら、簡単に答えれるんじゃない…かな?あ、ほらっ!荒船先輩と佐鳥のはその………言実さんが居ないと無理…だろ?何か今、席を外されちゃったし。それに、佐鳥は言実さんの事を独自の呼び名をしているし、時枝だって同級生の鶴ヶ峰を"さん付け"しているのもあるし、……あの人が居ない間に終わらせた方が良いかな~……と、考えた、けど……変、か?」
『「「………」」』
笹森が穂刈と小佐野を見て咄嗟に話した内容が、意外な程に的を得た内容で訊ねられた柚紀は勿論だが、名出しされた佐鳥と時枝も思わず考え込んでしまう。それを見て更なる援護射撃は入る
「良いんじゃねぇか?姐さんの渾名、アレの出処俺も知らねぇんだよな~。ってな訳で、……嵐山さんさ~、迅さんにこの手の話を聞いていたりしないか??多分知ってるだろあの人なら」
「言実さんのか?……少し待ってくれ、何となくだが、聞き覚えがある。…思い出すまで話を進めていてくれ」
「了解~!……そう言う事だ柚紀、何で国近だけ名前呼びかの理由聞かせろよ?そんな大した理由じゃないだろ?」
当真が進行を務める形となり、ストッパーになりそうな嵐山を思考の淵に追い込めば、柚紀に話を再度振る。これには諏訪も興味があるのか止める気はない様子だ。そして当真が言った通り"誰でも共感出来る"理由なので柚紀は簡単に答え始める
『まぁ、そうですね。単純に"本人に頼まれた"からなのと、"あの場に出水先輩しか居なかった"からです。太刀川さんは名字呼びですから、居たら名前呼びには成らなかったと思いますよ?おサノ先輩だって、三人がそう呼んでいたから…真似た感じで、同じ理屈で最初は名字呼びだったのから変わったのが…くま先輩です』
「「「「「成る程成る程」」」」」
「茜、アンタまで……因みに先生があたしの事を渾名で呼ばれる理由は【くま呼びは些か子どもじみすぎてお前のイメージには合わん】らしいです。で、逆に佐鳥はその先生をあんな呼び方にしている理由は、何故かしら?」
意外と単純な理由で納得するメンバーを見て、熊谷は言実に独特な呼び方をされている自覚があるので先に説明し話題を佐鳥に振る
「おつるちゃん呼びの理由ですか?あ~……昔は隊員が沢山居る中で、佐鳥を覚えて貰うための策、でした。今じゃもう必要はないけど今さら……は、はい佐鳥の話はおしまい!!次、とっきーね!!」
「おれ?…何でと言われても………学校でも女子は基本名字にさん付けで呼んでますよ?ただ、ボーダー内に"同級生の女子"は……たしかに呼び捨てですね。ただ、……鶴ヶ峰さんを名字で呼び捨てにするのが……しっくり来ないと言うか、まるで年上である言実さんを呼び捨てにしている感じがしますし。かといっても、名前呼びには些か抵抗が……こんな感じです。…………コレで満足ですか?小佐野先輩」
「うんうん、大満足だよ!!日佐人も有難うね~!!お陰で"色々"分かって助かったよ~、ね~かがみん先輩!!(ニヤニヤ)」
「そうね、……思わぬ収穫があったわね(クスクス)二人も、でしょ?」
「「そうね。/ハイです!!」」
佐鳥らしくはっきり断言したが、自分で"墓穴を掘った"と感じたらしく妙な切り方をし、そして時枝の場合は"彼らしくない"話し方や目の動き、……視線の先等を見て女子達は色々新たに理解したらしく満足そうな表情を浮かべており、男性陣と……柚紀は?マークを頭に浮かべていたのであった
因みに佐鳥と時枝は何となく察したのだ
‐ ………多分、女性陣にはバレた。と ‐