57.宴会の曲・三番
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さて学生集団はと言うと
「……とりあえず何か好きなものを食べて落ち着きなさい柚紀。…別にあんな態度を取ったからって先生が貴女を嫌う訳なんかないわよ、絶対」
「「「うんうん」」」
『……おサノ先輩方や茜ちゃんが言うなら、…大丈夫、ですね。食べたいもの………デザート系でも良いかな?』
「ま、気分転換に甘いものってのは女子ならでは、だが………鶴ヶ峰は旨そうに食う割りには量は多くないな。…当真みたいに特定の食い物で嫌な思いでもしたか?昼飯も少な目な感じがしたから、夏バテかとも思ったが別に食欲がない訳でもなさそうだし」
那須隊二人に挟まれて座る柚紀は、後ろ側に載っているメニューを見つめながら話をしていた。誰も異議を唱えなかったが、荒船がお昼と此処で食べた量が他の女子より少ないのを指摘。それを聞いて然り気無く当真を見つめると何時もの様な反応が帰ってきて(ま、責任の押し付けは良くないか)と結論づければ渋々話始める
『当真先輩みたいな悪戯っ子が至る所にいたら、流石にあの人を嫌いになりますよ私でも。……元々少食の方ですし、昔ながらの一汁三菜や腹八分目と言った食事のマナーを心掛けているから、ですかね?。洋食を全く食べたことがない訳ではありませんが、……小さい頃は焼き物や煮物が多かったので。そのせいか…脂っこいものも多くは食べれません、揚げ物もあまり食べた事ないから』
「……そうなの?あ、でも言実さんが言っていたわね"イマドキの子が体験している事が経験ない"とか、……聞いているて食生活も昔ながらの感じだから納得…かな?………笹森くんや時枝くんはその辺り何か知ってる?」
「えっ?!俺ですか??!あ~、……そう言えばこうやって鶴ヶ峰と飯食うのって初めて、かな?ってか、ボーダー本部で飯食うの事態あまりしないから……時枝達もだろ?」
「そうだね。……彼女を看病している時は例外だけど、食事も一緒はおれ達も無いに等しいかな?……お茶会的なのは綾辻先輩が時折していたみたいだけど」
等と話している最中に、日浦に注文したいデザートをメニュー表のイラストを指差しして示せば、日浦でなく熊谷が機械を使って頼んで居るのを横目で見た柚紀は、熊谷や小佐野達も同じくデザートを選び始めたのを見て、……自分から意識が逸れた隙に、嵐山が作ってくれた様に二杯目の自作のフルーツティーを自ら作成して口を付けようとしたが、何かを考えるとそのまま
『因みにコレはそのお茶会を嵐山隊室で行っていた際に、嵐山さんが帰ってきて偶然知ったって感じだね。……(スッ)良ければ時枝くん飲んでみる?普通のアイスティーよりは飲みやすいよ?』
「ええぇーーー!!!なんでとっきーにソレ上げるのー!?柚紀ちゃん、佐鳥も飲みたいです!!?」
『え??……だって、あの辛いやつ食べちゃった時に時枝くんからお茶貰ったから、その御返しだよ?後、佐鳥くんの飲み物まだあるし、…紅茶飲める?甘みないよ?それに、………確か時枝くんはみかんが好きだって聞いた気がしたから丁度良いかなと。あ、無理に飲まなくて良いよ?』
「ん~、……折角のご厚意を無意にしたくないし有り難く貰うよ。………(ゴクッ)…あ、確かに美味しいね。因みに……佐鳥や綾辻先輩の好きなものは、覚えてる?」
嵐山に続き時枝の好きなものも覚えていた柚紀は、ちょっとしたお礼感覚で作ったモノをグラス毎時枝の前にスライドさせる。勿論佐鳥が反応したが、ほぼ正論染みた理由で説き伏せられてしまう。それを横目で見ながら飲んでいた時枝が綾辻も含めて佐鳥のも訊ねる。すると、きょとんとした表情の後にうっすらと笑みを浮かべると
『勿論覚えているよ?!綾辻先輩はグミで、お茶会をした理由も色んな味のグミを食べ比べ的な理由だったし。で、佐鳥くんはハンバーガーだよね。だから今日のお昼に食べてみようと思ったけど………ちゃんと意思表示しなかったのと、他の誘惑に負けちゃいました。ごめんね』
「あ、い、いや別にっ!!柚紀ちゃんが無理して食べる必要は!?そりゃあ、食べて美味しいと思ってくれたら佐鳥も嬉しいけど……でも、食べようとしてくれただけでも良いかな?…別に食べる機会なら幾らでもあるし……うん」
『そうだね。私もハンバーグはあるけど、ハンバーガーは無かったな~。パンを食べる事が少ないから(それにしても、ハンバーグか~。……あ、そうだ!!)』
こんな感じで和やかな雰囲気で佐鳥とも会話をしている柚紀だが、その発言を聞いてオペレーター二人と…荒船が少しだけ反応を見せた。それに更に反応をしたのは
「(へぇ~、柚紀の奴そこまで考えていた訳か。……こりゃ二人にはかなりのダメージだな。バレなきゃいいけどな。さて、……昼飯の件、俺はおサノから聞いて知っているが荒船は知らねぇんだよな。後、(チラリ)………やっぱり気づくよな、流石だ……とっきー)」
「(?何だろ??別に鶴ヶ峰さんの話内容に違和感はない筈だけど、…オペレーター二人の様子が、変な気が。後、荒船先輩と………当真さんもかな?…………ナニかを隠している?でも一体…)」
事情を知る当真と、知らないが持ち前の洞察力で気づいた時枝。各々の思考と視線が絡み合うが口にはしない。……理由は異なるが柚紀が何かしらの変化が出るのは分かっているからだ、それも悪くなる方に……
「……とりあえず何か好きなものを食べて落ち着きなさい柚紀。…別にあんな態度を取ったからって先生が貴女を嫌う訳なんかないわよ、絶対」
「「「うんうん」」」
『……おサノ先輩方や茜ちゃんが言うなら、…大丈夫、ですね。食べたいもの………デザート系でも良いかな?』
「ま、気分転換に甘いものってのは女子ならでは、だが………鶴ヶ峰は旨そうに食う割りには量は多くないな。…当真みたいに特定の食い物で嫌な思いでもしたか?昼飯も少な目な感じがしたから、夏バテかとも思ったが別に食欲がない訳でもなさそうだし」
那須隊二人に挟まれて座る柚紀は、後ろ側に載っているメニューを見つめながら話をしていた。誰も異議を唱えなかったが、荒船がお昼と此処で食べた量が他の女子より少ないのを指摘。それを聞いて然り気無く当真を見つめると何時もの様な反応が帰ってきて(ま、責任の押し付けは良くないか)と結論づければ渋々話始める
『当真先輩みたいな悪戯っ子が至る所にいたら、流石にあの人を嫌いになりますよ私でも。……元々少食の方ですし、昔ながらの一汁三菜や腹八分目と言った食事のマナーを心掛けているから、ですかね?。洋食を全く食べたことがない訳ではありませんが、……小さい頃は焼き物や煮物が多かったので。そのせいか…脂っこいものも多くは食べれません、揚げ物もあまり食べた事ないから』
「……そうなの?あ、でも言実さんが言っていたわね"イマドキの子が体験している事が経験ない"とか、……聞いているて食生活も昔ながらの感じだから納得…かな?………笹森くんや時枝くんはその辺り何か知ってる?」
「えっ?!俺ですか??!あ~、……そう言えばこうやって鶴ヶ峰と飯食うのって初めて、かな?ってか、ボーダー本部で飯食うの事態あまりしないから……時枝達もだろ?」
「そうだね。……彼女を看病している時は例外だけど、食事も一緒はおれ達も無いに等しいかな?……お茶会的なのは綾辻先輩が時折していたみたいだけど」
等と話している最中に、日浦に注文したいデザートをメニュー表のイラストを指差しして示せば、日浦でなく熊谷が機械を使って頼んで居るのを横目で見た柚紀は、熊谷や小佐野達も同じくデザートを選び始めたのを見て、……自分から意識が逸れた隙に、嵐山が作ってくれた様に二杯目の自作のフルーツティーを自ら作成して口を付けようとしたが、何かを考えるとそのまま
『因みにコレはそのお茶会を嵐山隊室で行っていた際に、嵐山さんが帰ってきて偶然知ったって感じだね。……(スッ)良ければ時枝くん飲んでみる?普通のアイスティーよりは飲みやすいよ?』
「ええぇーーー!!!なんでとっきーにソレ上げるのー!?柚紀ちゃん、佐鳥も飲みたいです!!?」
『え??……だって、あの辛いやつ食べちゃった時に時枝くんからお茶貰ったから、その御返しだよ?後、佐鳥くんの飲み物まだあるし、…紅茶飲める?甘みないよ?それに、………確か時枝くんはみかんが好きだって聞いた気がしたから丁度良いかなと。あ、無理に飲まなくて良いよ?』
「ん~、……折角のご厚意を無意にしたくないし有り難く貰うよ。………(ゴクッ)…あ、確かに美味しいね。因みに……佐鳥や綾辻先輩の好きなものは、覚えてる?」
嵐山に続き時枝の好きなものも覚えていた柚紀は、ちょっとしたお礼感覚で作ったモノをグラス毎時枝の前にスライドさせる。勿論佐鳥が反応したが、ほぼ正論染みた理由で説き伏せられてしまう。それを横目で見ながら飲んでいた時枝が綾辻も含めて佐鳥のも訊ねる。すると、きょとんとした表情の後にうっすらと笑みを浮かべると
『勿論覚えているよ?!綾辻先輩はグミで、お茶会をした理由も色んな味のグミを食べ比べ的な理由だったし。で、佐鳥くんはハンバーガーだよね。だから今日のお昼に食べてみようと思ったけど………ちゃんと意思表示しなかったのと、他の誘惑に負けちゃいました。ごめんね』
「あ、い、いや別にっ!!柚紀ちゃんが無理して食べる必要は!?そりゃあ、食べて美味しいと思ってくれたら佐鳥も嬉しいけど……でも、食べようとしてくれただけでも良いかな?…別に食べる機会なら幾らでもあるし……うん」
『そうだね。私もハンバーグはあるけど、ハンバーガーは無かったな~。パンを食べる事が少ないから(それにしても、ハンバーグか~。……あ、そうだ!!)』
こんな感じで和やかな雰囲気で佐鳥とも会話をしている柚紀だが、その発言を聞いてオペレーター二人と…荒船が少しだけ反応を見せた。それに更に反応をしたのは
「(へぇ~、柚紀の奴そこまで考えていた訳か。……こりゃ二人にはかなりのダメージだな。バレなきゃいいけどな。さて、……昼飯の件、俺はおサノから聞いて知っているが荒船は知らねぇんだよな。後、(チラリ)………やっぱり気づくよな、流石だ……とっきー)」
「(?何だろ??別に鶴ヶ峰さんの話内容に違和感はない筈だけど、…オペレーター二人の様子が、変な気が。後、荒船先輩と………当真さんもかな?…………ナニかを隠している?でも一体…)」
事情を知る当真と、知らないが持ち前の洞察力で気づいた時枝。各々の思考と視線が絡み合うが口にはしない。……理由は異なるが柚紀が何かしらの変化が出るのは分かっているからだ、それも悪くなる方に……