6.親交の曲・実力派エリート編
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『あ、あの…迅さん。聞いても良い…ですか?』
「ん?何かな柚紀ちゃん。ただ、歩きながら話すのもあれだし、少し先に行けば休憩スペースあるからそこで話そうか」
『は、ハイ…』
前を行く迅に思いっ切って話しかける柚紀だが、話すチャンスをちょっとだけ先伸ばしされて軽く落ち込むが拒否された訳でないので直ぐに気持ちが浮上する。迅の言った通りで、少し歩いた先にエレベータホール横、自動販売機に併設されたソファースペースがあり、迅に促されるがままソファーに座らせ荷物も返して貰う柚紀
「柚紀ちゃんは何が飲みたい?奢ってあげる。拒否権は、なし!?」
『えぇっ?!…………なら、ミルクティーを』
「OKー」
断る事を先に見越して逃げ道を塞ぐ迅に渋々飲み物を告げる柚紀。それと自分の分で缶コーヒーも買うと柚紀から人一人分空けて迅もソファーに座れば、各々飲み物をひと口飲んだタイミングで話を降る
「さて、この実力派エリートに聞きたい事はなんだい?柚紀ちゃんの質問なら何でも答えてあげるよ」
『迅さんは私と今日より以前に会ったこと…ありましたか?私は覚えていないのですが……』
「いやいや、柚紀ちゃんと会ったのは今日が初めてで間違えないよ?…どうしてそう考えたの?」
『えっとですね、さっきの部屋での会話と、……公園で話した時もですが、その……以前から私の名前を知っている風に聞こえたのでてっきり』
「あ~、成る程。確かに城戸さん達がそう解釈するのを狙って話した、のは認めるよ。…俺が静樹さんから柚紀ちゃんの存在と名前を聞いたと"誤認"させれば、逆に柚紀ちゃんが俺の名前を静樹さんから聞いたと"錯覚"させれる。そうすれば、嵐山達より前に俺が君と会ったことを隠せた訳。……ま、言実さんにバレちゃったけど」
『私が……厄介者だから、…会った事を知られちゃ不味かったのでしたら……御免なさい』
自らの問いに対する迅からの解答を、柚紀がネガティブ思考を発生させ斜め上の解釈をしてしまい、それを聞いた迅は飲んだコーヒーを思わず吹き出しそうになりつつ慌てて否定
「ん?何かな柚紀ちゃん。ただ、歩きながら話すのもあれだし、少し先に行けば休憩スペースあるからそこで話そうか」
『は、ハイ…』
前を行く迅に思いっ切って話しかける柚紀だが、話すチャンスをちょっとだけ先伸ばしされて軽く落ち込むが拒否された訳でないので直ぐに気持ちが浮上する。迅の言った通りで、少し歩いた先にエレベータホール横、自動販売機に併設されたソファースペースがあり、迅に促されるがままソファーに座らせ荷物も返して貰う柚紀
「柚紀ちゃんは何が飲みたい?奢ってあげる。拒否権は、なし!?」
『えぇっ?!…………なら、ミルクティーを』
「OKー」
断る事を先に見越して逃げ道を塞ぐ迅に渋々飲み物を告げる柚紀。それと自分の分で缶コーヒーも買うと柚紀から人一人分空けて迅もソファーに座れば、各々飲み物をひと口飲んだタイミングで話を降る
「さて、この実力派エリートに聞きたい事はなんだい?柚紀ちゃんの質問なら何でも答えてあげるよ」
『迅さんは私と今日より以前に会ったこと…ありましたか?私は覚えていないのですが……』
「いやいや、柚紀ちゃんと会ったのは今日が初めてで間違えないよ?…どうしてそう考えたの?」
『えっとですね、さっきの部屋での会話と、……公園で話した時もですが、その……以前から私の名前を知っている風に聞こえたのでてっきり』
「あ~、成る程。確かに城戸さん達がそう解釈するのを狙って話した、のは認めるよ。…俺が静樹さんから柚紀ちゃんの存在と名前を聞いたと"誤認"させれば、逆に柚紀ちゃんが俺の名前を静樹さんから聞いたと"錯覚"させれる。そうすれば、嵐山達より前に俺が君と会ったことを隠せた訳。……ま、言実さんにバレちゃったけど」
『私が……厄介者だから、…会った事を知られちゃ不味かったのでしたら……御免なさい』
自らの問いに対する迅からの解答を、柚紀がネガティブ思考を発生させ斜め上の解釈をしてしまい、それを聞いた迅は飲んだコーヒーを思わず吹き出しそうになりつつ慌てて否定