55.宴会の曲・一番
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「(ナデナデ)心配するなって柚紀。とっきーや小佐野の言い分や心配は尤もだが…何の為にウチの隊長がこの集まりを蹴ってまで仕事をしていると思ってやがる?(ナデナデ)……【お前専用のトリオン体】を調整しているからに他ならねぇんだぞ?」
『え?で、でも私、…隊員でも訓練生でもないよ?だけど、……トリガー、持てるの??』
「それ以上に、……言実さんは鶴ヶ峰をボーダーに入隊させるつもりはないのですか?俺は"あの話"を聞いててっき…「堤」え?…あっ!!」
当真の話を聞いて驚く柚紀と、引っ越し作業中にて聞いた話を参考に推測を建てていた堤だが、途中で諏訪に話を止められてしまう。一瞬理解できなかったが直ぐに「失礼します」と店員が料理を持ってきたのだった。届いたのは餃子と海鮮系の二つで
「お!鶴ヶ峰ご要望の刺身が来たな。…そっちに置くか~?」
『あ、いえ、諏訪さん達の方で大丈夫ですが、…数枚の取り皿に適当に盛ってコチラにも刺身を置きたいなと。そちらでも食べてください、特に言実さん。お酒だけじゃやっぱり体に良くないですから、後何より……確か嵐山さん、海鮮ものがお好き…でしたよね?綾辻先輩から以前伺いましたが、……合ってますか?』
「!!え?わざわざ俺の為に?…(ニコッ)有り難う柚紀ちゃん!!美味しく頂くよ!!?それにしても、…"同じような事"をお互いにしたみたいだね」
『?………!!(クスッ)…ですね』
そんな嵐山と柚紀の対話を聞いて、嵐山の好物を知らなかった者は隣の人と顔を見合わせたり、柚紀の然り気無い気遣いに感謝したりした。そんな中荒船が「食いたい人は挙手してくれ、……鶴ヶ峰は食べれるなら食べろ。夏バテやスタミナ付くぞ」とやり取りしたり、ひと口餃子の取り合いが勃発したりと、先程の話などそっちのけで騒がしくなってきた。それを見て言実が隣に座る堤にこう告げた
『……堤、あまり引っ越し作業中に話した内容に準ずる話題は出すな。…差はあれど、大体はあの子が何処か懸念している内容が殆どだ。………風間隊はこの場で話すのは、まぁ認めよう。だが……』
「楽しいこの場に相応しくない話題……ですね。広場での失態に続いてまた、これは警告レベルな状況かな?…配慮不足ですみません言実さん」
「……大丈夫ですよ堤さん、その前提内容はイマイチ分かりませんが………守られてばかりじゃ彼女の為には成りません。人生は辛い事も沢山有ります、それからは誰も……逃げれない…って、さっき迅からコレに似た内容のメールが来てましたから」
言実の苦言に、この中では他人に比較的優しい人側な堤が反省の色を見せるが、嵐山がフォローする。……何時柚紀が堤の異変に気づくか分からないからだ。そして表情を変えずにいつの間にか三杯目のお酒に口を付け、煙草から手を離し柚紀に言われてしまったので渋々刺身を口にする言実がこう切り出した
『その辺の対応を行うのは私の役目故に、心配はするな堤。さて……柚紀、お前の事だ"許可なく一人で写真を撮られる"……これで無ければ問題なかろう?』
『!あはは、……流石の言実さん"も"それに気づかれましたか。そう、ですね。今日の経験からして多分それらを気を付ければ問題ないかと』
「じゃあ柚紀先輩、私と一緒に撮りましょう!!あ、でもくま先輩も一緒が……う~!!!」
「!なら、私が三人を撮って上げるよ?丁度良い場所に居るし、写真のやり取りはアプリとか使えば簡単でしょ?」
言実が話題を変えた事によって柚紀も自然と反応を示し、朗らかな雰囲気に。更にそれ以上に嬉しそうな日浦が、両隣の二人を巻き込み写真撮影会が始まった。それに便乗したのは
「おサノ先輩~、嵐山さ~ん、諏訪さ~ん、コッチ向いて下さ~い「「「ん?」」」(カシャリ)……よし!撮れた!…折角楽しいご飯の場ですから、皆で写真各自で撮りましょう!!勿論、許可は必ず取ってからで!」
「(バンバン)お!佐鳥ナイスアイデアだ!!良いなソレ!!…後で隊長に見せびらかしてやるとして、…とっきー、笹森、後おサノも入れ。……野郎だけの写真とか華がなくて味気ねぇ」
「了解了解~!ほらほら、とっきーも参加しなさいな。……楽しい場何だから一人だけノリが悪いと……(チラッ)柚紀ちゃんが楽しめないでしょ?」
「!!…(チラリ)……分かりました先輩」
佐鳥のは些か許可を取ったとは言い難いが、"誰でも撮影可能"な雰囲気を作り、更に当真が便乗して"出来れば女子を入れて撮影"的な提案をする。更に小佐野が時枝を巻き込み、"皆で楽しむ"感じに仕上げる。……柚紀が無理なく撮影できたり、されたりしても楽しめるようにと
『え?で、でも私、…隊員でも訓練生でもないよ?だけど、……トリガー、持てるの??』
「それ以上に、……言実さんは鶴ヶ峰をボーダーに入隊させるつもりはないのですか?俺は"あの話"を聞いててっき…「堤」え?…あっ!!」
当真の話を聞いて驚く柚紀と、引っ越し作業中にて聞いた話を参考に推測を建てていた堤だが、途中で諏訪に話を止められてしまう。一瞬理解できなかったが直ぐに「失礼します」と店員が料理を持ってきたのだった。届いたのは餃子と海鮮系の二つで
「お!鶴ヶ峰ご要望の刺身が来たな。…そっちに置くか~?」
『あ、いえ、諏訪さん達の方で大丈夫ですが、…数枚の取り皿に適当に盛ってコチラにも刺身を置きたいなと。そちらでも食べてください、特に言実さん。お酒だけじゃやっぱり体に良くないですから、後何より……確か嵐山さん、海鮮ものがお好き…でしたよね?綾辻先輩から以前伺いましたが、……合ってますか?』
「!!え?わざわざ俺の為に?…(ニコッ)有り難う柚紀ちゃん!!美味しく頂くよ!!?それにしても、…"同じような事"をお互いにしたみたいだね」
『?………!!(クスッ)…ですね』
そんな嵐山と柚紀の対話を聞いて、嵐山の好物を知らなかった者は隣の人と顔を見合わせたり、柚紀の然り気無い気遣いに感謝したりした。そんな中荒船が「食いたい人は挙手してくれ、……鶴ヶ峰は食べれるなら食べろ。夏バテやスタミナ付くぞ」とやり取りしたり、ひと口餃子の取り合いが勃発したりと、先程の話などそっちのけで騒がしくなってきた。それを見て言実が隣に座る堤にこう告げた
『……堤、あまり引っ越し作業中に話した内容に準ずる話題は出すな。…差はあれど、大体はあの子が何処か懸念している内容が殆どだ。………風間隊はこの場で話すのは、まぁ認めよう。だが……』
「楽しいこの場に相応しくない話題……ですね。広場での失態に続いてまた、これは警告レベルな状況かな?…配慮不足ですみません言実さん」
「……大丈夫ですよ堤さん、その前提内容はイマイチ分かりませんが………守られてばかりじゃ彼女の為には成りません。人生は辛い事も沢山有ります、それからは誰も……逃げれない…って、さっき迅からコレに似た内容のメールが来てましたから」
言実の苦言に、この中では他人に比較的優しい人側な堤が反省の色を見せるが、嵐山がフォローする。……何時柚紀が堤の異変に気づくか分からないからだ。そして表情を変えずにいつの間にか三杯目のお酒に口を付け、煙草から手を離し柚紀に言われてしまったので渋々刺身を口にする言実がこう切り出した
『その辺の対応を行うのは私の役目故に、心配はするな堤。さて……柚紀、お前の事だ"許可なく一人で写真を撮られる"……これで無ければ問題なかろう?』
『!あはは、……流石の言実さん"も"それに気づかれましたか。そう、ですね。今日の経験からして多分それらを気を付ければ問題ないかと』
「じゃあ柚紀先輩、私と一緒に撮りましょう!!あ、でもくま先輩も一緒が……う~!!!」
「!なら、私が三人を撮って上げるよ?丁度良い場所に居るし、写真のやり取りはアプリとか使えば簡単でしょ?」
言実が話題を変えた事によって柚紀も自然と反応を示し、朗らかな雰囲気に。更にそれ以上に嬉しそうな日浦が、両隣の二人を巻き込み写真撮影会が始まった。それに便乗したのは
「おサノ先輩~、嵐山さ~ん、諏訪さ~ん、コッチ向いて下さ~い「「「ん?」」」(カシャリ)……よし!撮れた!…折角楽しいご飯の場ですから、皆で写真各自で撮りましょう!!勿論、許可は必ず取ってからで!」
「(バンバン)お!佐鳥ナイスアイデアだ!!良いなソレ!!…後で隊長に見せびらかしてやるとして、…とっきー、笹森、後おサノも入れ。……野郎だけの写真とか華がなくて味気ねぇ」
「了解了解~!ほらほら、とっきーも参加しなさいな。……楽しい場何だから一人だけノリが悪いと……(チラッ)柚紀ちゃんが楽しめないでしょ?」
「!!…(チラリ)……分かりました先輩」
佐鳥のは些か許可を取ったとは言い難いが、"誰でも撮影可能"な雰囲気を作り、更に当真が便乗して"出来れば女子を入れて撮影"的な提案をする。更に小佐野が時枝を巻き込み、"皆で楽しむ"感じに仕上げる。……柚紀が無理なく撮影できたり、されたりしても楽しめるようにと