55.宴会の曲・一番
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『因みに今の場合だと、上座は真ん中になるから当真先輩と佐鳥くんの席がそうなるかな?……最後に利き手の事だけど、大体の人は右利きだけど、勿論左利きの人も居るよね。このメンバー内なら、荒船先輩・加賀美先輩、そして時枝くん。言実さんは矯正しては居ますがやはり左を使うことが多いですね。だから荒船先輩は諏訪さんが座っている位置を希望した、…"利き手が隣の人とぶつからない様に"と』
「だが、妥協した、聞いたからな、鶴ヶ峰の言い分を、……諏訪さん達の、こだわる理由を、それに、慣れている、俺は、……左利きだからな、二人が」
「仲間同士だから、慣れるのは当たり前だからね。時枝くんもだからこそ、最初は嵐山さんの右隣に座ろうとした。けど……」
「私が文句を言いました~!別にとっきーが嫌いとかじゃないよ?でも、どうせなら隣に座る機会が滅多にないであろう、年上で隊長の嵐山さんの方が嬉しいかなって。…逆隣は日佐人だし」
「まぁ俺はその……時枝は友達だし、この位なら気にしないな~って、それにもし鶴ヶ峰がナニも言わなかったら隣は加賀美先輩、…両隣が女性なのには些か……抵抗が」
『それも時枝くんを隣に薦めた理由…かな?……異性に囲まれるって、結構抵抗あるし緊張しちゃうからね。だけど私だってその……慣れれば大丈夫…たけど、やっぱり楽しめないと意味がないよ』
ポイント三つの説明が終わった辺りで、再び日浦に声を掛けられた柚紀は会話から一時離脱する。その流れを引継ぎ、今度は荒船が諏訪達が席をこだわった理由を語り出す
「で、諏訪さんや言実さんがあの席を希望した理由は……見ての通りだな」
「「「「「うんうん」」」」」
「ま、諏訪さんは分かりやすいからな。だがつる姐は今まで基本はトリオン体、…"大人と一緒に外食しなきゃ"、先ずあの姿は拝めねぇ~。知らないのも無理はないさ」
当真がそう締めくくり中高学生組が視線を右端に固まっている大学・大人組を見つめる。因みに佐鳥と時枝は、此方の理由は大体察しているので会話を気にしつつも、メニュー表を見ている状態だ。その視線の先には
「……本当に煙草吸われるんですね、でも何度か食事に連れてきて頂いた時は一度も…どうしてですか?言実さん」
『(フー)……未成年の前では、喫煙を控えていたからな。喫煙者より非喫煙者の方が煙による受動喫煙の影響が強い。それにだ、………(フー)…酒に煙草は欠かせぬし、柚紀の側ではあまり吸えぬ故にな…嫌かも知れぬが我慢してくれ、……特に嵐山』
「俺は大丈夫ですよ?ジョッキは兎も角、煙草を利き手でない方で持たれて万が一落とされる方が危険ですからね。それにこの席順だって、……柚紀ちゃんが"他にも"考慮した結果ですし」
「ま、嵐山の言う通り煙草以外にも別の意図があるのは事実だが……分かるか?太刀川?」
「え??俺っ?!!あ~(ポリポリ)……正直に言うと何となく程度でしか、…なぁ柚紀、そこの所どうなんだ?」
『???(コテン)』
こんな感じの会話をしていた所で、太刀川から話を振られた柚紀だが、内容を聞いていなかったのでキョトンとした表情で首を傾げる。すかさず時枝が「諏訪さん達側の理由について」と質問内容を聞けば、日浦に食べたいもののリクエストを言って注文のお願いをすれば、再び会話に参戦する
因みに注文の仕方は、ボタンを押して店員を呼ぶのもアリだが、一部屋に一台注文用の機械が設置されているのでそこからでも注文が可能だ。……機械音痴と自覚のある柚紀は、だからこそ日浦にお願いし、その日浦は話を一応聞いては居るがそれ以上に柚紀に頼りにされているのが嬉しいのか張り切っており、熊谷がそれを不安そうに見守っていた
『煙草に関しては、諏訪さんが常に咥え煙草してましたからね。……言実さんも昔から吸っている姿を拝見してましたから知ってました。だからお二人はあの席を所望した、…"換気用の機械が頭上にある"からです。後、二人のお隣が嵐山さんと堤さんな理由ですが、……万が一にも未成年にお酒の入ったグラスが回らない為、です』
「…流石居酒屋だけあって、お酒の種類が豊富だよね~。佐鳥的にも一見"ただのジュース"にしか見えないのも多数あるし、…これってどうやって店員さんは見分けているんだろう?」
「難しいかもね流石に、だけど……お二人の事だからビール若しくは見分けがつくお酒を選ぶ気が、おれはします。…太刀川さんを避けたのは悪巫山戯防止の為かと、…万が一にも事故によって未成年の飲酒が起きたら……」
「お店的にもボーダー的にもマズイですからね、そこは"大人達が気遣う事"だから充達は気にする必要ないと思うぞ?」
柚紀の説明から始まり、佐鳥・時枝ど話が繋り最後は自然な流れで嵐山が締め括る。……この流れに全員が違和感を感じなくなってきた事からしても、嵐山隊と柚紀との仲が認められた事を意味するのであった
「だが、妥協した、聞いたからな、鶴ヶ峰の言い分を、……諏訪さん達の、こだわる理由を、それに、慣れている、俺は、……左利きだからな、二人が」
「仲間同士だから、慣れるのは当たり前だからね。時枝くんもだからこそ、最初は嵐山さんの右隣に座ろうとした。けど……」
「私が文句を言いました~!別にとっきーが嫌いとかじゃないよ?でも、どうせなら隣に座る機会が滅多にないであろう、年上で隊長の嵐山さんの方が嬉しいかなって。…逆隣は日佐人だし」
「まぁ俺はその……時枝は友達だし、この位なら気にしないな~って、それにもし鶴ヶ峰がナニも言わなかったら隣は加賀美先輩、…両隣が女性なのには些か……抵抗が」
『それも時枝くんを隣に薦めた理由…かな?……異性に囲まれるって、結構抵抗あるし緊張しちゃうからね。だけど私だってその……慣れれば大丈夫…たけど、やっぱり楽しめないと意味がないよ』
ポイント三つの説明が終わった辺りで、再び日浦に声を掛けられた柚紀は会話から一時離脱する。その流れを引継ぎ、今度は荒船が諏訪達が席をこだわった理由を語り出す
「で、諏訪さんや言実さんがあの席を希望した理由は……見ての通りだな」
「「「「「うんうん」」」」」
「ま、諏訪さんは分かりやすいからな。だがつる姐は今まで基本はトリオン体、…"大人と一緒に外食しなきゃ"、先ずあの姿は拝めねぇ~。知らないのも無理はないさ」
当真がそう締めくくり中高学生組が視線を右端に固まっている大学・大人組を見つめる。因みに佐鳥と時枝は、此方の理由は大体察しているので会話を気にしつつも、メニュー表を見ている状態だ。その視線の先には
「……本当に煙草吸われるんですね、でも何度か食事に連れてきて頂いた時は一度も…どうしてですか?言実さん」
『(フー)……未成年の前では、喫煙を控えていたからな。喫煙者より非喫煙者の方が煙による受動喫煙の影響が強い。それにだ、………(フー)…酒に煙草は欠かせぬし、柚紀の側ではあまり吸えぬ故にな…嫌かも知れぬが我慢してくれ、……特に嵐山』
「俺は大丈夫ですよ?ジョッキは兎も角、煙草を利き手でない方で持たれて万が一落とされる方が危険ですからね。それにこの席順だって、……柚紀ちゃんが"他にも"考慮した結果ですし」
「ま、嵐山の言う通り煙草以外にも別の意図があるのは事実だが……分かるか?太刀川?」
「え??俺っ?!!あ~(ポリポリ)……正直に言うと何となく程度でしか、…なぁ柚紀、そこの所どうなんだ?」
『???(コテン)』
こんな感じの会話をしていた所で、太刀川から話を振られた柚紀だが、内容を聞いていなかったのでキョトンとした表情で首を傾げる。すかさず時枝が「諏訪さん達側の理由について」と質問内容を聞けば、日浦に食べたいもののリクエストを言って注文のお願いをすれば、再び会話に参戦する
因みに注文の仕方は、ボタンを押して店員を呼ぶのもアリだが、一部屋に一台注文用の機械が設置されているのでそこからでも注文が可能だ。……機械音痴と自覚のある柚紀は、だからこそ日浦にお願いし、その日浦は話を一応聞いては居るがそれ以上に柚紀に頼りにされているのが嬉しいのか張り切っており、熊谷がそれを不安そうに見守っていた
『煙草に関しては、諏訪さんが常に咥え煙草してましたからね。……言実さんも昔から吸っている姿を拝見してましたから知ってました。だからお二人はあの席を所望した、…"換気用の機械が頭上にある"からです。後、二人のお隣が嵐山さんと堤さんな理由ですが、……万が一にも未成年にお酒の入ったグラスが回らない為、です』
「…流石居酒屋だけあって、お酒の種類が豊富だよね~。佐鳥的にも一見"ただのジュース"にしか見えないのも多数あるし、…これってどうやって店員さんは見分けているんだろう?」
「難しいかもね流石に、だけど……お二人の事だからビール若しくは見分けがつくお酒を選ぶ気が、おれはします。…太刀川さんを避けたのは悪巫山戯防止の為かと、…万が一にも事故によって未成年の飲酒が起きたら……」
「お店的にもボーダー的にもマズイですからね、そこは"大人達が気遣う事"だから充達は気にする必要ないと思うぞ?」
柚紀の説明から始まり、佐鳥・時枝ど話が繋り最後は自然な流れで嵐山が締め括る。……この流れに全員が違和感を感じなくなってきた事からしても、嵐山隊と柚紀との仲が認められた事を意味するのであった