51.集結の曲
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「(…ポン)……佐鳥、鶴ヶ峰さんを頼む。((おれは言実さんに確認したい事がある。…少しの間彼女を落ち着かせつつ、気を引いておいて欲しい))」
「『(クラリ)!?えっ?時枝く……』(ポフッ)っと、はいは~い!佐鳥にお任せを!!……(クルッ…ナデナデ)柚紀ちゃ~ん、佐鳥は帰ってきましたよ~。(コツン……コソッ)もう心配ないよ。君はオレが、…佐鳥達がお守りします。だから、そんな不安そうな顔しないで?(パッ)ま、此処には頼りになる先輩達も居るし、何より……最強無敵のおつるちゃんも健在しているのだから、どうにかなるよ絶対!!」
『……(クスッ)うん、そうだね。私……時々ね、佐鳥くんの明るさやその真っ直ぐで自分の気持ちが正直に話せる事に、…笑顔に憧れを抱く事があるんだよね。……まだ本音を話せなかったり、…疑わず誰かを信じられ…ないから。……その笑顔に救われているって…感じるんだ』
戻ってきた佐鳥に向かって軽く肩を押して、柚紀を託す時枝。いきなりで少しバランスが崩れかける柚紀の、背後から直ぐに佐鳥が両肩に手を添える形でキャッチする。その後、向き合う形になればよく保護者組がやるように頭を撫でて自分が居るとアピールし、更に周囲に聞かれないようにと額同士をくっ付けて密着し、コッソリと真剣な表情で柚紀が安心するような言葉を掛け、人目があるから直ぐに一寸だけ離れると、後は聞かれても問題ない事を笑顔で口にする
それを見聞きした柚紀は、最初うっすらと笑みを浮かべていたが、佐鳥の素直な言動や表情が羨ましくて寂しそうな笑みをいつの間にか浮かべていた。それを見て一瞬だけ表情を曇らせる佐鳥だが、直ぐに何時もの調子に戻り話しかける
「ん~、…佐鳥はただのお調子者なだけだよ?嵐山さんやとっきーみたいに頭が良い訳じゃない、でも佐鳥はそれで自分は良いと納得してます!!……"君は君らしく"居れば良いよ、なりたいなら少しずつ努力すれば良いけど、…無理になる必要はないよ?それに柚紀ちゃんのサインならどんな事でも、佐鳥は見逃さない!……多分」
『……………うん、そうだよね!…"私は私らしく"……それで良いんだよ。そう私自身が望んでいるのだから、…変に変わる必要なんてない。………やっぱり凄いな二人とも、…最近私が欲しいと思う言葉をくれたり、…佐鳥くんの場合は有言実行になるのかな?……守ってくれているって感じているよ。…自惚れかも知れないけど』
「!!…勿論、佐鳥は言ったことや約束を守る男です!だから、と、当然の事をしている訳で……それが柚紀ちゃんの安心や笑顔に繋がるなら佐鳥としましても、本望だよ!?」
『うん。…有り難う佐鳥くん』
柚紀の言葉に一瞬"ドキッ"とした佐鳥だが、直ぐに持ち直して平然を装う。…不安そうな表情がいつの間にか消え失せ、笑顔を見せ始めた彼女の表情がまた曇らないように。それ以上に柚紀の笑顔が見たいと佐鳥自身がそう望んでいるから。そんな二人の和やかな雰囲気は"第三者"の介入があるまで会話と共に続いたのであった
さて、柚紀を佐鳥に託した時枝は、然り気無く周囲を警戒しつつ二人と絶妙な距離を保ちながら内部通信を繋ぐ。…周囲に違和感を感じさせない様に注意を払いながら
((いきなりですみません言実さん、…確認したい事があります))
「!!…充、どうした?わざわざ内部通信を使ってまで聞きたいようけ……柚紀ちゃん関連か?」
『………やはり、何か既に起きている様だな。して時枝、…確認したい内容とはなんだ?』
「「!!」」
時枝からの内部通信が入り応対する嵐山と言実。…この時、二人も内部通信内で対話も出来たが"敢えて"口に出した。……迅のメール内容が現在進行形なのを側に居る二人にも理解させる為に。因みに言実は未だに誰かと連絡のやり取りを続けている状態を平行して会話をして居る、実に器用である。そして時枝は切り出した、……出来れば当たって欲しくない自分の予想、それは…
((非常に聞きにくい内容ですが、……もしこの推測が当たれば色々辻褄が合います。彼女…………鶴ヶ峰さんは以前、"盗撮被害"ひいては……"ストーカー行為"をされていた。言実さんから見て……その可能性はありませんか?例え話しては居なくても、…恐らく何かこれ等の関連する状況に見回れた時、"普段とは違う反応"を彼女なら示した筈です))
「『(クラリ)!?えっ?時枝く……』(ポフッ)っと、はいは~い!佐鳥にお任せを!!……(クルッ…ナデナデ)柚紀ちゃ~ん、佐鳥は帰ってきましたよ~。(コツン……コソッ)もう心配ないよ。君はオレが、…佐鳥達がお守りします。だから、そんな不安そうな顔しないで?(パッ)ま、此処には頼りになる先輩達も居るし、何より……最強無敵のおつるちゃんも健在しているのだから、どうにかなるよ絶対!!」
『……(クスッ)うん、そうだね。私……時々ね、佐鳥くんの明るさやその真っ直ぐで自分の気持ちが正直に話せる事に、…笑顔に憧れを抱く事があるんだよね。……まだ本音を話せなかったり、…疑わず誰かを信じられ…ないから。……その笑顔に救われているって…感じるんだ』
戻ってきた佐鳥に向かって軽く肩を押して、柚紀を託す時枝。いきなりで少しバランスが崩れかける柚紀の、背後から直ぐに佐鳥が両肩に手を添える形でキャッチする。その後、向き合う形になればよく保護者組がやるように頭を撫でて自分が居るとアピールし、更に周囲に聞かれないようにと額同士をくっ付けて密着し、コッソリと真剣な表情で柚紀が安心するような言葉を掛け、人目があるから直ぐに一寸だけ離れると、後は聞かれても問題ない事を笑顔で口にする
それを見聞きした柚紀は、最初うっすらと笑みを浮かべていたが、佐鳥の素直な言動や表情が羨ましくて寂しそうな笑みをいつの間にか浮かべていた。それを見て一瞬だけ表情を曇らせる佐鳥だが、直ぐに何時もの調子に戻り話しかける
「ん~、…佐鳥はただのお調子者なだけだよ?嵐山さんやとっきーみたいに頭が良い訳じゃない、でも佐鳥はそれで自分は良いと納得してます!!……"君は君らしく"居れば良いよ、なりたいなら少しずつ努力すれば良いけど、…無理になる必要はないよ?それに柚紀ちゃんのサインならどんな事でも、佐鳥は見逃さない!……多分」
『……………うん、そうだよね!…"私は私らしく"……それで良いんだよ。そう私自身が望んでいるのだから、…変に変わる必要なんてない。………やっぱり凄いな二人とも、…最近私が欲しいと思う言葉をくれたり、…佐鳥くんの場合は有言実行になるのかな?……守ってくれているって感じているよ。…自惚れかも知れないけど』
「!!…勿論、佐鳥は言ったことや約束を守る男です!だから、と、当然の事をしている訳で……それが柚紀ちゃんの安心や笑顔に繋がるなら佐鳥としましても、本望だよ!?」
『うん。…有り難う佐鳥くん』
柚紀の言葉に一瞬"ドキッ"とした佐鳥だが、直ぐに持ち直して平然を装う。…不安そうな表情がいつの間にか消え失せ、笑顔を見せ始めた彼女の表情がまた曇らないように。それ以上に柚紀の笑顔が見たいと佐鳥自身がそう望んでいるから。そんな二人の和やかな雰囲気は"第三者"の介入があるまで会話と共に続いたのであった
さて、柚紀を佐鳥に託した時枝は、然り気無く周囲を警戒しつつ二人と絶妙な距離を保ちながら内部通信を繋ぐ。…周囲に違和感を感じさせない様に注意を払いながら
((いきなりですみません言実さん、…確認したい事があります))
「!!…充、どうした?わざわざ内部通信を使ってまで聞きたいようけ……柚紀ちゃん関連か?」
『………やはり、何か既に起きている様だな。して時枝、…確認したい内容とはなんだ?』
「「!!」」
時枝からの内部通信が入り応対する嵐山と言実。…この時、二人も内部通信内で対話も出来たが"敢えて"口に出した。……迅のメール内容が現在進行形なのを側に居る二人にも理解させる為に。因みに言実は未だに誰かと連絡のやり取りを続けている状態を平行して会話をして居る、実に器用である。そして時枝は切り出した、……出来れば当たって欲しくない自分の予想、それは…
((非常に聞きにくい内容ですが、……もしこの推測が当たれば色々辻褄が合います。彼女…………鶴ヶ峰さんは以前、"盗撮被害"ひいては……"ストーカー行為"をされていた。言実さんから見て……その可能性はありませんか?例え話しては居なくても、…恐らく何かこれ等の関連する状況に見回れた時、"普段とは違う反応"を彼女なら示した筈です))