34.解説の曲~少女の見解原理~
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『……好きだから続けているってのもあるけど、コレにはちょっとした訳があるの。私はまだ子どもだから断言出来ないけど言実さんと、…お父さんも同じ様な現象が起きているから多分遺伝だと思うよ?』
「!!ん?今おつるちゃんの名前出たよね?何々、佐鳥も興味があります!((とっきー、有り難う!佐鳥復活です!!))」
「……佐鳥じゃないけど、言実さんもって点には興味があるかな?あの人本当に何も語らないからねご自分の事((……とりあえず復帰してくれて助かったよ、おれだけだと何処かで彼女を傷付けそうだからね、さっきみたいに))」
言実の名が出たまさかのタイミングで、佐鳥が会話に参加し話を続ける。それに対して素直に安堵の意を伝える時枝は、表情には出さないが、迅が来る前の柚紀の本音を聞けたとは言え泣かせた事を気にしている様子だった。そんな二人の状況に気づけていない柚紀だが、興味を持ってくれたことに安堵し話始める…鶴ヶ峰家の特色を
『好きな事に夢中になるのは当たり前と言えばそこまでではあるけど、…少なくとも二人は得意分野で一定以上の成果をボーダーでも上げている筈。……言実さんは知っている通りにシステムやプログラム系のIT分野、先程出てきたトリガー改造の仕事をラボで行っているのを見たことがあるよ?二人の方が言実さんの凄さを知ってると思うからいいか。それと、…お父さんは迅さんが言った通り医学に精通していたし、……多分だけどトリオンやサイドエフェクトについて研究していたんじゃないかな?あの迅さんが"昔世話になった"って話を聞いたから、…精神的な支えにもなっていたんじゃないかな?カウンセラー的な』
「あ~、成る程。お医者さんなら色々納得出来るかも。二人とも頭いいもんね((柚紀ちゃんがトリオンを使いきった時に来たメールって、これが理由だよね?))」
「それは勉強を頑張れば何とかなるとして、……言実さんだけじゃなくて君のお父さんもそうなら、才能が開花する系譜なんだね。…なら鶴ヶ峰さんの音楽的なのもきっとそうなるよ((そう考えるのが普通だろうね、…あそこまで具体的に症状が分かるのは普通じゃ難しい筈だ))」
言実の事だけでなく父親の話をしても平気そうな二人を見て話して良かったと感じる柚紀は、時枝の何時もより表情が穏やかな風に見えて自分も連られて笑みを浮かべてこう告げた
『だと良いな、……有り難うね時枝くん。さっき私に何を話させるか決めさせてくれたのって、…変な質問して私が答えれない状態にならないようにしてくれたんだよね?それに音楽関係褒めてくれた。…時枝くんって私と考え方とか一歩引いて物事を見る点が似てるから、何となく分かるんだ……お世辞じゃないって』
「そ、それは、多分……買い被りすぎだよ、鶴ヶ峰さんの…((……確かに、これは素直に嬉しく感じるかも。…佐鳥頼む))」
「あ~、とっきーもしかして照れてる?何時も然り気無く気配りをしてくれるから、気づかない人が多い中を…流石は柚紀ちゃんだ!!((とっきーも威力を理解したみたいだね。これらをほぼ無自覚で言っている訳でしょ?柚紀ちゃんって……天然?小悪魔??佐鳥的にはどっちでも良いけどね~))」
柚紀の笑顔付きでの言葉に、流石の時枝も平常心を保てなくなり照れた表情を見せる。それを先程の仕返しとばかりに茶々をいれる佐鳥を見て、嬉しそうで楽しそうな表情をしていた柚紀だが、日が沈み生身の目に二人が見えづらくなり不安に感じだのか、両手で二人の手を各々掴む。……恥ずかしさを覚えて顔が相手も見えないと分かっていても俯いた状態で。一方トリオン体の二人には柚紀の姿がはっきり見えており、手を握られた事に驚きを抱きつつも、様子が可笑しいことに気づく
「!!……柚紀ちゃん?どうしたの?((ねぇとっきー、…もしかしておつるちゃんに会いたいのかな?ほら、親の話をしたら会いたくなる的なアレ))」
「……もう暗くなってきたし、そろそろ行こうか。夏でも夜風は体に良くないからね((それに元々今日は母親に会う予定だったから、尚更かもね。……おれ達は"保護者"や"お兄ちゃんポジション"にはなれない。…なるつもりはないけどさ))」
『そうだね。……あ、ごめんねいきなり掴んで。…時折ね、暗闇が怖く感じるの。……近くに誰かが居ても見えなくなる、…こうやって人肌を感じないと不安で、…………症状が重いときは一人で寝れなくもなる。だから、トリオンを使いきった時に嵐山隊室でお世話になったのは、私には都合が良かった。…あの時は普段吐かないような弱音や本音が出る程……精神的に限界が近かったから、…だから、嵐山さん達が………二人が居てくれて良かったよ』
「(パッ)っ?!?あっ!!…そ、そうだ。帰るならシート畳まないと。な、なので二人とも立ち上がって欲しいな~、佐鳥が片付けるから。で、片手だけ空くのも不安だろうから、とっきー両手掴んで上げてよ。多分柚紀ちゃんもその方が安心でしょ?」
『え?あ、うん。……お願いします。…よいしょっと(スクッ)』
「(スッ)……そう言う行動は先に宣言してからにしなよ佐鳥。いきなり離れたら、不安になるだろう鶴ヶ峰さんが。…何度も同じ様なミスしないでよね全く。えっと、暗闇でもおれ達は見えているから安心して良いよ(ガシッ)…あ」
戻る事を提案する二人に、いきなり握った経緯を話す柚紀の表情は本当に嬉しそうで安心そうな穏やかな笑みを浮かべていた。それをバッチリ見てしまい、佐鳥は思わず手を離してしまい在り来たりな理由を述べる。不思議にそうにする柚紀と、そんな佐鳥の行動の意図を察した時枝はフォローをするが、両手を掴むのには抵抗があったのか思わず手首を掴んでしまった
「!!ん?今おつるちゃんの名前出たよね?何々、佐鳥も興味があります!((とっきー、有り難う!佐鳥復活です!!))」
「……佐鳥じゃないけど、言実さんもって点には興味があるかな?あの人本当に何も語らないからねご自分の事((……とりあえず復帰してくれて助かったよ、おれだけだと何処かで彼女を傷付けそうだからね、さっきみたいに))」
言実の名が出たまさかのタイミングで、佐鳥が会話に参加し話を続ける。それに対して素直に安堵の意を伝える時枝は、表情には出さないが、迅が来る前の柚紀の本音を聞けたとは言え泣かせた事を気にしている様子だった。そんな二人の状況に気づけていない柚紀だが、興味を持ってくれたことに安堵し話始める…鶴ヶ峰家の特色を
『好きな事に夢中になるのは当たり前と言えばそこまでではあるけど、…少なくとも二人は得意分野で一定以上の成果をボーダーでも上げている筈。……言実さんは知っている通りにシステムやプログラム系のIT分野、先程出てきたトリガー改造の仕事をラボで行っているのを見たことがあるよ?二人の方が言実さんの凄さを知ってると思うからいいか。それと、…お父さんは迅さんが言った通り医学に精通していたし、……多分だけどトリオンやサイドエフェクトについて研究していたんじゃないかな?あの迅さんが"昔世話になった"って話を聞いたから、…精神的な支えにもなっていたんじゃないかな?カウンセラー的な』
「あ~、成る程。お医者さんなら色々納得出来るかも。二人とも頭いいもんね((柚紀ちゃんがトリオンを使いきった時に来たメールって、これが理由だよね?))」
「それは勉強を頑張れば何とかなるとして、……言実さんだけじゃなくて君のお父さんもそうなら、才能が開花する系譜なんだね。…なら鶴ヶ峰さんの音楽的なのもきっとそうなるよ((そう考えるのが普通だろうね、…あそこまで具体的に症状が分かるのは普通じゃ難しい筈だ))」
言実の事だけでなく父親の話をしても平気そうな二人を見て話して良かったと感じる柚紀は、時枝の何時もより表情が穏やかな風に見えて自分も連られて笑みを浮かべてこう告げた
『だと良いな、……有り難うね時枝くん。さっき私に何を話させるか決めさせてくれたのって、…変な質問して私が答えれない状態にならないようにしてくれたんだよね?それに音楽関係褒めてくれた。…時枝くんって私と考え方とか一歩引いて物事を見る点が似てるから、何となく分かるんだ……お世辞じゃないって』
「そ、それは、多分……買い被りすぎだよ、鶴ヶ峰さんの…((……確かに、これは素直に嬉しく感じるかも。…佐鳥頼む))」
「あ~、とっきーもしかして照れてる?何時も然り気無く気配りをしてくれるから、気づかない人が多い中を…流石は柚紀ちゃんだ!!((とっきーも威力を理解したみたいだね。これらをほぼ無自覚で言っている訳でしょ?柚紀ちゃんって……天然?小悪魔??佐鳥的にはどっちでも良いけどね~))」
柚紀の笑顔付きでの言葉に、流石の時枝も平常心を保てなくなり照れた表情を見せる。それを先程の仕返しとばかりに茶々をいれる佐鳥を見て、嬉しそうで楽しそうな表情をしていた柚紀だが、日が沈み生身の目に二人が見えづらくなり不安に感じだのか、両手で二人の手を各々掴む。……恥ずかしさを覚えて顔が相手も見えないと分かっていても俯いた状態で。一方トリオン体の二人には柚紀の姿がはっきり見えており、手を握られた事に驚きを抱きつつも、様子が可笑しいことに気づく
「!!……柚紀ちゃん?どうしたの?((ねぇとっきー、…もしかしておつるちゃんに会いたいのかな?ほら、親の話をしたら会いたくなる的なアレ))」
「……もう暗くなってきたし、そろそろ行こうか。夏でも夜風は体に良くないからね((それに元々今日は母親に会う予定だったから、尚更かもね。……おれ達は"保護者"や"お兄ちゃんポジション"にはなれない。…なるつもりはないけどさ))」
『そうだね。……あ、ごめんねいきなり掴んで。…時折ね、暗闇が怖く感じるの。……近くに誰かが居ても見えなくなる、…こうやって人肌を感じないと不安で、…………症状が重いときは一人で寝れなくもなる。だから、トリオンを使いきった時に嵐山隊室でお世話になったのは、私には都合が良かった。…あの時は普段吐かないような弱音や本音が出る程……精神的に限界が近かったから、…だから、嵐山さん達が………二人が居てくれて良かったよ』
「(パッ)っ?!?あっ!!…そ、そうだ。帰るならシート畳まないと。な、なので二人とも立ち上がって欲しいな~、佐鳥が片付けるから。で、片手だけ空くのも不安だろうから、とっきー両手掴んで上げてよ。多分柚紀ちゃんもその方が安心でしょ?」
『え?あ、うん。……お願いします。…よいしょっと(スクッ)』
「(スッ)……そう言う行動は先に宣言してからにしなよ佐鳥。いきなり離れたら、不安になるだろう鶴ヶ峰さんが。…何度も同じ様なミスしないでよね全く。えっと、暗闇でもおれ達は見えているから安心して良いよ(ガシッ)…あ」
戻る事を提案する二人に、いきなり握った経緯を話す柚紀の表情は本当に嬉しそうで安心そうな穏やかな笑みを浮かべていた。それをバッチリ見てしまい、佐鳥は思わず手を離してしまい在り来たりな理由を述べる。不思議にそうにする柚紀と、そんな佐鳥の行動の意図を察した時枝はフォローをするが、両手を掴むのには抵抗があったのか思わず手首を掴んでしまった