34.解説の曲~少女の見解原理~
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『あ!(パン)いい機会だから、二人についても聞いても良いかな?特にボーダー関係について、……さっき佐鳥くんの隣にいきなり時枝くんが現れたでしょう?アレもトリガーだよね?…でも、使っている人見たことないよ?どうして?』
「あ、アレね。とっきーが使ったのは"テレポーター"って言う特別なトリガーで、使用者は嵐山さんと二人だけだよ」
「理由は……ちょっと"ズルしている感が否めないから"このトリガーを知っているのも、おれや嵐山さんが使っていると知っているのもごく一部。本来ならトリガーの試作・改造して、自分の戦闘スタイルとかチームの戦略に合わせて自由にする事が出来る様になるのはA級から。だけど、上からの期待でウチがちょっとだけ特別扱いされている。……因みにテレポーターを使うのは防衛任務だけ。ランク戦では使わないよ、それこそズルになるからね。後は、…試作を作るにはエンジニアの人の協力が不可欠だから、多分言実さんも関わったことある筈だよ?本人は否定的だけど、腕前はトップクラスなのはボーダーの人間はほぼ全員知ってる事だから」
自分の事を話したので逆に聞きたいと考えた柚紀は、つい先ほどの出来事を思い出して訊ねる事に。その声で我に返った佐鳥が先ず簡単に説明して、更に使用者である時枝が色々詳細を付け加える。それを興味深く聞いていた柚紀は、次にと時枝から佐鳥に視線を向ける
『ふむふむ、具体的な例を上げるとしたら米屋先輩の槍の事だよね。成る程、先輩しか使い手がいないのはそれも原因な訳か。……じゃあ、佐鳥くんも何か凄い事出来るよね?射的の腕前以外に"自分だけの特技"的な…違うかな?』
「えっ、あ、…あるよ!?佐鳥は両手でイーグレットを使うことが出来ます!!名付けて"ツインスナイプ"!!?」
「特技と言うより、"リスクが伴う"し利き手じゃない手でも射つから実用するには"かなり腕前を要求される"せいで佐鳥以外は誰もしていないだけだよ。他にも色々理由があるけど、……でも鶴ヶ峰さん、どうして佐鳥も"何かある"と思ったの?」
柚紀は佐鳥の狙撃を"一度も見たことがない"。あのゲート事件の時は安定性優先で、イーグレット一丁打ちだったし、そもそもあの時は"嵐山隊が助けに来たことすら"気づいていなかった。……何を根拠に彼女はそう判断したのかが、流石の時枝にも分からず不思議そうにしている。佐鳥本人は驚きすぎて呆然としている状態だ、それを見て苦笑いを浮かべながら柚紀は説明に入る
『理由は色々あるよ?一番の理由はやっぱり"当真先輩の存在"かな?…あの人って普段からやる気なくて飄々としているけど、冬島さんから聞いた話じゃスナイパー個人順位一位なんだよね?……なら単純に"佐鳥くんよりは腕前は上"、それも恐らく性格的にも"射撃スタイルは同じ系統"…上回るのは難しい状態なのと、ボーダー隊員の人数はかなりのいる状態で、……何か"これだけは誰にも負けない"って感じの強い意思がないと、意外としんどくなるよねボーダー続けるのが。強制じゃないからさ、…でも佐鳥くんは辛そうに見えないから、"続けられる何か"があるのかなと……まぁこんな感じ?』
「こう言ったらアレだけど、佐鳥はこれでも責任感が強いし、嵐山隊は広報の仕事もしているからって理由もある気がするけど、その辺りは鶴ヶ峰さんはどう思う?」
『あ!!広報の仕事もあったね、…やっぱり実際に見てないから実感が沸かないな。その代わり、もう一つ理由を新たに見つけたよ!……佐鳥くんは私がスナイパー訓練施設に見学に行けない事聞いたとき"残念そうにしていた"事。…あれってつまり"見られても大丈夫な自信がある"って事だよね?誰だって失敗や下手な姿を見られたくないでしょ?佐鳥くんは性格的に"女子に惨めな姿を見られたくない"って、思ってそうだし……私は気にしないけどな。失敗しても佐鳥くんに代わりないもん』
「う、うん。柚紀ちゃんにそう、思ってもらえて佐鳥は光栄、です((と、とっきー。佐鳥は、無理です、…柚紀ちゃんの誉め言葉の威力にダウンしそう…))」
『……じゃあ、順番的に鶴ヶ峰さんの話が聞きたいな。そうだな、…"音楽関係"で話せる内容ある?((……早く復帰してよ?おれは佐鳥みたいに話上手じゃないからね?))』
柚紀が言った事は佐鳥を良く知っているからこそ言える内容である中で、佐鳥が嬉しく感じだ言葉があったらしく恥ずかしくて思わず片言になってしまう。その変化が柚紀にバレたくない佐鳥が、内部通信で時枝に助けを求める。仕方ないとばかりに少し言い回しをして柚紀に考えさせて時間を稼ぐ事に。話す内容を考えている際に、ヴァイオリンケースに目が行き一つ頷き柚紀は決めた様子
『じゃあ、ヴァイオリン含めた楽器に関して。……色んな種類があるけど、先生が居なくても時間さえあれば今まで全て演奏出来たよ?因みにコレ(ヴァイオリン)は始めて、…二ヶ月前だけどコッチ来てから触ってないし、事実上一ヶ月かな?後、曲は歌も含めて大体一回で歌詞や音域を覚えるから、楽譜は持ち歩かない……と、言うより集中する時に目を瞑るからあっても意味がないか』
「……凄い事、なんだと思うけどおれはそこまで音楽関係に詳しくはないから。でも、鶴ヶ峰さんの歌や演奏は…ずっと聞いていたいと、おれは素直に思うよ?」
時枝の言葉に、お世辞でも嬉しいと照れ笑いを浮かべる柚紀は、何で上手く出来るかを改めて考える。すると、ある"特別な理由"をを思い出した柚紀は、二人なら平気かと判断し話始める
「あ、アレね。とっきーが使ったのは"テレポーター"って言う特別なトリガーで、使用者は嵐山さんと二人だけだよ」
「理由は……ちょっと"ズルしている感が否めないから"このトリガーを知っているのも、おれや嵐山さんが使っていると知っているのもごく一部。本来ならトリガーの試作・改造して、自分の戦闘スタイルとかチームの戦略に合わせて自由にする事が出来る様になるのはA級から。だけど、上からの期待でウチがちょっとだけ特別扱いされている。……因みにテレポーターを使うのは防衛任務だけ。ランク戦では使わないよ、それこそズルになるからね。後は、…試作を作るにはエンジニアの人の協力が不可欠だから、多分言実さんも関わったことある筈だよ?本人は否定的だけど、腕前はトップクラスなのはボーダーの人間はほぼ全員知ってる事だから」
自分の事を話したので逆に聞きたいと考えた柚紀は、つい先ほどの出来事を思い出して訊ねる事に。その声で我に返った佐鳥が先ず簡単に説明して、更に使用者である時枝が色々詳細を付け加える。それを興味深く聞いていた柚紀は、次にと時枝から佐鳥に視線を向ける
『ふむふむ、具体的な例を上げるとしたら米屋先輩の槍の事だよね。成る程、先輩しか使い手がいないのはそれも原因な訳か。……じゃあ、佐鳥くんも何か凄い事出来るよね?射的の腕前以外に"自分だけの特技"的な…違うかな?』
「えっ、あ、…あるよ!?佐鳥は両手でイーグレットを使うことが出来ます!!名付けて"ツインスナイプ"!!?」
「特技と言うより、"リスクが伴う"し利き手じゃない手でも射つから実用するには"かなり腕前を要求される"せいで佐鳥以外は誰もしていないだけだよ。他にも色々理由があるけど、……でも鶴ヶ峰さん、どうして佐鳥も"何かある"と思ったの?」
柚紀は佐鳥の狙撃を"一度も見たことがない"。あのゲート事件の時は安定性優先で、イーグレット一丁打ちだったし、そもそもあの時は"嵐山隊が助けに来たことすら"気づいていなかった。……何を根拠に彼女はそう判断したのかが、流石の時枝にも分からず不思議そうにしている。佐鳥本人は驚きすぎて呆然としている状態だ、それを見て苦笑いを浮かべながら柚紀は説明に入る
『理由は色々あるよ?一番の理由はやっぱり"当真先輩の存在"かな?…あの人って普段からやる気なくて飄々としているけど、冬島さんから聞いた話じゃスナイパー個人順位一位なんだよね?……なら単純に"佐鳥くんよりは腕前は上"、それも恐らく性格的にも"射撃スタイルは同じ系統"…上回るのは難しい状態なのと、ボーダー隊員の人数はかなりのいる状態で、……何か"これだけは誰にも負けない"って感じの強い意思がないと、意外としんどくなるよねボーダー続けるのが。強制じゃないからさ、…でも佐鳥くんは辛そうに見えないから、"続けられる何か"があるのかなと……まぁこんな感じ?』
「こう言ったらアレだけど、佐鳥はこれでも責任感が強いし、嵐山隊は広報の仕事もしているからって理由もある気がするけど、その辺りは鶴ヶ峰さんはどう思う?」
『あ!!広報の仕事もあったね、…やっぱり実際に見てないから実感が沸かないな。その代わり、もう一つ理由を新たに見つけたよ!……佐鳥くんは私がスナイパー訓練施設に見学に行けない事聞いたとき"残念そうにしていた"事。…あれってつまり"見られても大丈夫な自信がある"って事だよね?誰だって失敗や下手な姿を見られたくないでしょ?佐鳥くんは性格的に"女子に惨めな姿を見られたくない"って、思ってそうだし……私は気にしないけどな。失敗しても佐鳥くんに代わりないもん』
「う、うん。柚紀ちゃんにそう、思ってもらえて佐鳥は光栄、です((と、とっきー。佐鳥は、無理です、…柚紀ちゃんの誉め言葉の威力にダウンしそう…))」
『……じゃあ、順番的に鶴ヶ峰さんの話が聞きたいな。そうだな、…"音楽関係"で話せる内容ある?((……早く復帰してよ?おれは佐鳥みたいに話上手じゃないからね?))』
柚紀が言った事は佐鳥を良く知っているからこそ言える内容である中で、佐鳥が嬉しく感じだ言葉があったらしく恥ずかしくて思わず片言になってしまう。その変化が柚紀にバレたくない佐鳥が、内部通信で時枝に助けを求める。仕方ないとばかりに少し言い回しをして柚紀に考えさせて時間を稼ぐ事に。話す内容を考えている際に、ヴァイオリンケースに目が行き一つ頷き柚紀は決めた様子
『じゃあ、ヴァイオリン含めた楽器に関して。……色んな種類があるけど、先生が居なくても時間さえあれば今まで全て演奏出来たよ?因みにコレ(ヴァイオリン)は始めて、…二ヶ月前だけどコッチ来てから触ってないし、事実上一ヶ月かな?後、曲は歌も含めて大体一回で歌詞や音域を覚えるから、楽譜は持ち歩かない……と、言うより集中する時に目を瞑るからあっても意味がないか』
「……凄い事、なんだと思うけどおれはそこまで音楽関係に詳しくはないから。でも、鶴ヶ峰さんの歌や演奏は…ずっと聞いていたいと、おれは素直に思うよ?」
時枝の言葉に、お世辞でも嬉しいと照れ笑いを浮かべる柚紀は、何で上手く出来るかを改めて考える。すると、ある"特別な理由"をを思い出した柚紀は、二人なら平気かと判断し話始める