48.交流の曲・四番
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『…で、現在に至ります。……何か質問ありますか?』
「いや大丈夫だ。必要と感じたらお前にも聞くが、諏訪さんや言実さんに聞けば問題ないだろう。それにしても…」
「"これから大変になる"とか荒船考えてない?変に力んだってしょうがないよ、大丈夫大丈夫!何せ姪っ子ちゃんには、ボーダーでも最強無敵の存在である鶴ヶ峰言実姐さんが居るんだよ?……上層部だって下手な事、出来ないよ?言葉通り"敵に回したくない人"だからね~」
「「「「「「うんうん」」」」」」
言実の凄さを知っているボーダー隊員は誰も異論を唱えたりはしなかった中、柚紀も大好きな叔母の事を知ってもらえて嬉しいが何故か苦笑いを浮かべている。ふと、当真と目があったのでちょっとだけ気になった事を聞く事に
『ねぇ当真先輩、…皆さん言実さんの凄い事は理解されてますが、【エンジニア】としてですか?それとも【シューター】としてですか?それとも……【両方】?』
「「「「「「ん??」」」」」」
「両方…と言いたい所だが、どっちかと言えば【戦闘員としての腕前】だな。エンジニアの方はアレだ……皆"当たり前"の感覚が強過ぎて凄いって実感があまりないって感じだ。多分【つる姐の専門分野】を知ってる奴は、俺を除けば居ないだろうけど、……柚紀は知ってるか?」
『専門分野と言うか"研究課題"なら知ってるよ?ラボでその資料見たか……「待て待て!!二人だけで話すなっ!?」…荒船先輩?』
「当真は冬島さん経由で姐さんの事を知っているのは分かるけど、……確か姪っ子ちゃんって此処に来るまではボーダーに関して一切知らなかったんだよね?幾ら血縁関係だからって、…分かるものなの?そこまで」
柚紀と当真の話し合いに荒船が止めて、犬飼が問い掛ける。穂刈や加賀美は勿論だが…柚紀のコレを"知っている筈"の諏訪・那須両隊のメンバーも不信感を募らせる状況なのだ。柚紀は"またやってしまった"と反省の色を見せ表情にうっすらと不安な表情浮かべる一方で、当真は安心させる為に頭を一撫でしニヤリと企み笑いを浮かべる
「何だよ、お前等全員既に"洗礼"受けただろ?柚紀の初見とは思えない程の正確な洞察力のよ~。ま、この機会だつる姐への理解を深める意味合いを込めて、柚紀にはその実力をトコトン発揮してもらうか。…良いよな?」
『良いも何も……さっき当真先輩が自分への褒美でやれって言ったじゃないですか全く。とりあえず言実さんの戦闘員としての腕前に関しての私の推測を語る前に…(スッ)一つ確認しますが、……【白衣姿の実力】と【正規の戦闘員としての実力】、どちらを語りますか?』
「お!その質問が出るか!?…どうせだ、両方頼む」
『………なら少しだけ時間下さい、…推測ですが、整理する必要があるので。その間に皆さんに説明して下さいね?言実さんが"二種類のトリオン体"を所持してる事とか…色々』
「へいへい」
当真と軽口を叩き合い終えると、完全に思考体勢に移行してしまい、言実が考え込む時と同じ状態になる。とりあえず見たことがないであろうオペレーターの二人には、今ではほぼお目にかかれないが"正隊員用のトリオン体"が言実にもある事を話した上で、今から何をするか一番ピンと来ていない加賀美が口を開く
「えっと、つまりは柚紀ちゃんは並外れた洞察力の持ち主…で、それを今から披露するって感じなの瑠衣?……私も経験したけど、…アレって全員経験してる訳?」
「かがみん先輩正解!!いや~初見でアレはインパクト凄いよね~。因みに私は出会って数分の間に、アバウトながら元モデルやってたのを見抜かれました~」
「あー、俺は前衛ポジションってのを見抜かれました。…まだそう言う事を一切知らなかった時点でコレですよ?……今ならもっと凄い事をやりますよ鶴ヶ峰は」
この中で付き合いが一番長い諏訪隊の二人がこの反応を示す時点で、他のメンバーも気になって思わず柚紀に視線を向ける。その視線に気付いたのか、考えが纏まったのかは分からないが小さく頷けば当真に視線を向ける。勿論それに気付いた当真が楽しそうな表情でこう切り出した
「久しぶりにお前の"推測力"…いや、"推理力"か?見せて貰うぞ?因みに実力は、あの東さんですらお墨付き出た位だ。…期待は裏切らないぜ?」
「いや大丈夫だ。必要と感じたらお前にも聞くが、諏訪さんや言実さんに聞けば問題ないだろう。それにしても…」
「"これから大変になる"とか荒船考えてない?変に力んだってしょうがないよ、大丈夫大丈夫!何せ姪っ子ちゃんには、ボーダーでも最強無敵の存在である鶴ヶ峰言実姐さんが居るんだよ?……上層部だって下手な事、出来ないよ?言葉通り"敵に回したくない人"だからね~」
「「「「「「うんうん」」」」」」
言実の凄さを知っているボーダー隊員は誰も異論を唱えたりはしなかった中、柚紀も大好きな叔母の事を知ってもらえて嬉しいが何故か苦笑いを浮かべている。ふと、当真と目があったのでちょっとだけ気になった事を聞く事に
『ねぇ当真先輩、…皆さん言実さんの凄い事は理解されてますが、【エンジニア】としてですか?それとも【シューター】としてですか?それとも……【両方】?』
「「「「「「ん??」」」」」」
「両方…と言いたい所だが、どっちかと言えば【戦闘員としての腕前】だな。エンジニアの方はアレだ……皆"当たり前"の感覚が強過ぎて凄いって実感があまりないって感じだ。多分【つる姐の専門分野】を知ってる奴は、俺を除けば居ないだろうけど、……柚紀は知ってるか?」
『専門分野と言うか"研究課題"なら知ってるよ?ラボでその資料見たか……「待て待て!!二人だけで話すなっ!?」…荒船先輩?』
「当真は冬島さん経由で姐さんの事を知っているのは分かるけど、……確か姪っ子ちゃんって此処に来るまではボーダーに関して一切知らなかったんだよね?幾ら血縁関係だからって、…分かるものなの?そこまで」
柚紀と当真の話し合いに荒船が止めて、犬飼が問い掛ける。穂刈や加賀美は勿論だが…柚紀のコレを"知っている筈"の諏訪・那須両隊のメンバーも不信感を募らせる状況なのだ。柚紀は"またやってしまった"と反省の色を見せ表情にうっすらと不安な表情浮かべる一方で、当真は安心させる為に頭を一撫でしニヤリと企み笑いを浮かべる
「何だよ、お前等全員既に"洗礼"受けただろ?柚紀の初見とは思えない程の正確な洞察力のよ~。ま、この機会だつる姐への理解を深める意味合いを込めて、柚紀にはその実力をトコトン発揮してもらうか。…良いよな?」
『良いも何も……さっき当真先輩が自分への褒美でやれって言ったじゃないですか全く。とりあえず言実さんの戦闘員としての腕前に関しての私の推測を語る前に…(スッ)一つ確認しますが、……【白衣姿の実力】と【正規の戦闘員としての実力】、どちらを語りますか?』
「お!その質問が出るか!?…どうせだ、両方頼む」
『………なら少しだけ時間下さい、…推測ですが、整理する必要があるので。その間に皆さんに説明して下さいね?言実さんが"二種類のトリオン体"を所持してる事とか…色々』
「へいへい」
当真と軽口を叩き合い終えると、完全に思考体勢に移行してしまい、言実が考え込む時と同じ状態になる。とりあえず見たことがないであろうオペレーターの二人には、今ではほぼお目にかかれないが"正隊員用のトリオン体"が言実にもある事を話した上で、今から何をするか一番ピンと来ていない加賀美が口を開く
「えっと、つまりは柚紀ちゃんは並外れた洞察力の持ち主…で、それを今から披露するって感じなの瑠衣?……私も経験したけど、…アレって全員経験してる訳?」
「かがみん先輩正解!!いや~初見でアレはインパクト凄いよね~。因みに私は出会って数分の間に、アバウトながら元モデルやってたのを見抜かれました~」
「あー、俺は前衛ポジションってのを見抜かれました。…まだそう言う事を一切知らなかった時点でコレですよ?……今ならもっと凄い事をやりますよ鶴ヶ峰は」
この中で付き合いが一番長い諏訪隊の二人がこの反応を示す時点で、他のメンバーも気になって思わず柚紀に視線を向ける。その視線に気付いたのか、考えが纏まったのかは分からないが小さく頷けば当真に視線を向ける。勿論それに気付いた当真が楽しそうな表情でこう切り出した
「久しぶりにお前の"推測力"…いや、"推理力"か?見せて貰うぞ?因みに実力は、あの東さんですらお墨付き出た位だ。…期待は裏切らないぜ?」