46.交流の曲・二番
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荒船、当真、そして柚紀のやり取りを見守っていた所に買い出し組のオペレーター二人も帰って来た
「お!荒船先輩も無事に柚紀ちゃんと打ち解けたみたいだね~。良かった良かった、当真さんとかのストッパーにはやっぱり荒船先輩が一番適任だから、仲良くしてくれた方が私的にも安心かな~(カサッ)」
「くまは二人が相手だと、何処か遠慮がちって訳でもないけど……やっぱり自分より先輩って立場があるからあんまり強気に出れないでしょ?…だから、荒船くんが味方なのは心強いよね(カサッ)」
「お疲れ様、おサノに加賀美先輩。…それに関しては否定出来ないのが事実ですね、どうもあの二人だと……あたしだと効果がなさそうですから。あ、お昼代!!」
諏訪の言葉の後押しもあり、荒船が隔たりなく柚紀と会話をしているのを見て安堵する二人。その理由を聞いて同意し些か複雑な表情を浮かべる熊谷だったが、二人が袋をテーブルに置いたのを見て慌てて自分の財布を取り出そうとするが、それを「あ、お金は要らないよ?」と小佐野に言われ、逆に茶封筒を差し出される
「!?それ、先生が柚紀の為に用意したお金が入ってる封筒?……どうして」
「柚紀ちゃんが"皆さんにお世話にもご迷惑も掛けたから、せめてお昼代位。…きっと言実さんも怒らないだろうから"だってさ。因みに、諏訪さん経由で連絡済み~。……にしても、どれだけ入れたんだろ?まだまだ入ってるよコレ」
「………聞かない方がいいわよ?これでもまだ"半分も減ってない"から」
「「………」」
封筒を受け取る熊谷の言葉に言葉を無くす二人。その理由はと言うと、十人分の昼食代もだが服等の柚紀用の買い物のお金も、全て言実が用意したお金から出しているのだ。ブランド物を選んでは居ないが、良い品物はそれなりの値段がするし、……柚紀に似合うものが有りすぎて買い過ぎてロッカーに預ける始末だ。因みに熊谷達もかなりの量を買った事を聞いていて同じ状況、…その上であの残金なのだ。因みに話に入ってこない笹森と穂刈は、日浦に訊ねており口には出さないが指で"初期の所持金"を知らされてコチラも驚いていた
「……俺さ、そこまで言実さんと親しくないからあんまり詳しくは知らないけど、…何処か現実離れした感覚の持ち主って感じがするのは気のせい、かな?」
「間違ってない、強ち、違うからな、感覚が、色々、経験や、年齢とか、様々だが、理由は、……多分」
「それに比べると、柚紀ちゃんはちゃんとしているよね。きちんと常識あるし、多分感覚も私達寄りかな?……どうなの、瑠衣」
「ん~、……何を基準にするかじゃないかな?価値観とか考え方は個人で違うからね~。あ~見えて結構、芯が強い子だし…多分他の人とはモノの見方が確実に違うよあの子は」
「結論から言えば、先生が色んな意味で物凄い人で、柚紀先輩はすごい人って事です!!」
言実そして柚紀の事を各自で口にした最後に日浦のかなり曖昧な言葉だが、全員反論せず思わず納得してしまったのだった。そんな中、一応残金を確認していた熊谷が何かに気付き小佐野に訊ねる
「……あら?…ねぇおサノ。封筒の中に一緒に入れておいた"ロッカーの鍵"どうしたの?今調べたら入ってないけど、……落としてないわよね?」
「ん~、…あ~鍵ね!大丈夫大丈夫、落としてはないよ。私達のも含めて今…………」
‐ ガチャ ‐
「ふぅ~……やっと到着出来たよ。姉さん達の買い物に付き合った事あったから、覚悟はしてたけど…………スゴいね、よくコレだけ買おうと思えたの?あ、姪っ子ちゃんじゃなくて他の女子が選んだんだっけコレら?色んなお店回ったみたいだね、お陰で纏める用のバッグを資金使って買っちゃったよ?」
唯一戻ってきていなかった犬飼が、巨大なバッグ二つに小さめの荷物一つを持って帰って来た。小佐野と本人の口振りからして大きい荷物は女子達が柚紀に似合うと思って買った商品の様だ
「お!荒船先輩も無事に柚紀ちゃんと打ち解けたみたいだね~。良かった良かった、当真さんとかのストッパーにはやっぱり荒船先輩が一番適任だから、仲良くしてくれた方が私的にも安心かな~(カサッ)」
「くまは二人が相手だと、何処か遠慮がちって訳でもないけど……やっぱり自分より先輩って立場があるからあんまり強気に出れないでしょ?…だから、荒船くんが味方なのは心強いよね(カサッ)」
「お疲れ様、おサノに加賀美先輩。…それに関しては否定出来ないのが事実ですね、どうもあの二人だと……あたしだと効果がなさそうですから。あ、お昼代!!」
諏訪の言葉の後押しもあり、荒船が隔たりなく柚紀と会話をしているのを見て安堵する二人。その理由を聞いて同意し些か複雑な表情を浮かべる熊谷だったが、二人が袋をテーブルに置いたのを見て慌てて自分の財布を取り出そうとするが、それを「あ、お金は要らないよ?」と小佐野に言われ、逆に茶封筒を差し出される
「!?それ、先生が柚紀の為に用意したお金が入ってる封筒?……どうして」
「柚紀ちゃんが"皆さんにお世話にもご迷惑も掛けたから、せめてお昼代位。…きっと言実さんも怒らないだろうから"だってさ。因みに、諏訪さん経由で連絡済み~。……にしても、どれだけ入れたんだろ?まだまだ入ってるよコレ」
「………聞かない方がいいわよ?これでもまだ"半分も減ってない"から」
「「………」」
封筒を受け取る熊谷の言葉に言葉を無くす二人。その理由はと言うと、十人分の昼食代もだが服等の柚紀用の買い物のお金も、全て言実が用意したお金から出しているのだ。ブランド物を選んでは居ないが、良い品物はそれなりの値段がするし、……柚紀に似合うものが有りすぎて買い過ぎてロッカーに預ける始末だ。因みに熊谷達もかなりの量を買った事を聞いていて同じ状況、…その上であの残金なのだ。因みに話に入ってこない笹森と穂刈は、日浦に訊ねており口には出さないが指で"初期の所持金"を知らされてコチラも驚いていた
「……俺さ、そこまで言実さんと親しくないからあんまり詳しくは知らないけど、…何処か現実離れした感覚の持ち主って感じがするのは気のせい、かな?」
「間違ってない、強ち、違うからな、感覚が、色々、経験や、年齢とか、様々だが、理由は、……多分」
「それに比べると、柚紀ちゃんはちゃんとしているよね。きちんと常識あるし、多分感覚も私達寄りかな?……どうなの、瑠衣」
「ん~、……何を基準にするかじゃないかな?価値観とか考え方は個人で違うからね~。あ~見えて結構、芯が強い子だし…多分他の人とはモノの見方が確実に違うよあの子は」
「結論から言えば、先生が色んな意味で物凄い人で、柚紀先輩はすごい人って事です!!」
言実そして柚紀の事を各自で口にした最後に日浦のかなり曖昧な言葉だが、全員反論せず思わず納得してしまったのだった。そんな中、一応残金を確認していた熊谷が何かに気付き小佐野に訊ねる
「……あら?…ねぇおサノ。封筒の中に一緒に入れておいた"ロッカーの鍵"どうしたの?今調べたら入ってないけど、……落としてないわよね?」
「ん~、…あ~鍵ね!大丈夫大丈夫、落としてはないよ。私達のも含めて今…………」
‐ ガチャ ‐
「ふぅ~……やっと到着出来たよ。姉さん達の買い物に付き合った事あったから、覚悟はしてたけど…………スゴいね、よくコレだけ買おうと思えたの?あ、姪っ子ちゃんじゃなくて他の女子が選んだんだっけコレら?色んなお店回ったみたいだね、お陰で纏める用のバッグを資金使って買っちゃったよ?」
唯一戻ってきていなかった犬飼が、巨大なバッグ二つに小さめの荷物一つを持って帰って来た。小佐野と本人の口振りからして大きい荷物は女子達が柚紀に似合うと思って買った商品の様だ