46.交流の曲・二番
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「また二人だけが分かる会話するなよ、諏訪さんっ!とりあえず、つる姐が言った"アイツ"って誰か説明してくれっ!?」
「後、来馬くんの名前が出て来た理由と、言実さんとの関係もお願いします!?俺もきになります!!」
「(ズルズレ)わぁった、わぁった!(訳:分かった、分かった!)……ったく、話してやるからお前等も食べろ。折角の手打ち蕎麦が不味くなるぞ?」
内心で"今日は質問されてばっかりだ"と悪態付く諏訪は、二人に蕎麦を食べさせて途中で聞かれた事を話す事に。先ずは
「アイツってのは寺島雷蔵の事だ。…堤は知ってるよな?」
「確か(ズルズル)……諏訪さんや風間さんと同学年で、元は戦闘員で今はエンジニアになった方、ですよね?」
「あぁ、初期に戦闘員も兼任していた事もあってか(ズルズル)…つる姐とはエンジニア共の中で仲が良い分類なんだよ。俺とダチってのも理由の一つ、だろうけど。(ズルズル)……で、ソイツから聞いた情報に来馬…厳密に言えば鈴鳴支部の話が出てくるって訳だ」
「ふーん(ズルズルズルズル)……で、何でつる姐が支部と関わる事になったんですか?」
三人共蕎麦を食べながら話をしている、と言っても部屋での会話同様、諏訪が質問に答えるのが主で二人が更に気になる事があれば追求といった形式だ。話をする最中、寺島の事を聞いた太刀川だったがさほど警戒していない。言実から名を聞いた事がないので冬島の様に特別親しい相手でないと考えた様子
「鈴鳴支部で今使ってる機械やプログラム何だが……アレ全部つる姐が用意した、らしい」
「「……はあぁぁー!!」」
そしてまさかの諏訪からの発言に、驚きを露にする二人。…何故此処まで驚くかと言うと、支部とは言えボーダーの技術は独自で特殊なものだ。機械は一般的なものでも一部は恐らく可能だが、それに独自プログラムやシステムを設定し使用可能にするのは容易ではない。それを言実とは言えど一人で全て仕上げるのは……無理に等しいのだ
諏訪が寺島から聞いた話によると、元は数人がチームを組んで作業をして用意・設定等をしていたが、システムの起動チェック時にエラーが発生し、原因究明を試みたが解らず途方に暮れていたのを言実が偶然見て手を貸して……と言った経緯があったようだ。因みにその原因はほんの些細な事だったが、一度エラーを起こしたモノを再度使用するのは安全性に欠ける点、複数で作業するより時間が掛かっても一人で一から十全てのシステム関係を組み上げた方が、今回みたいなエラーも起こらないだろう等を言実が意見したが、【そんな事が普通の職員には出来ない】と鬼怒田にまで言われたので発案者である言実が代わりに仕事を引き継いだ様だ。………尤も、本人は時間は掛かったと言ってもチームで作った時よりも短時間で作り上げているのと、出来もコチラの方が断然良いとの寺島の見解だ
「で、一度エラーが出てるから時折大丈夫かチェックにつる姐が支部に顔出ししていれば必然とアッチの奴等とも親しくなるって訳だ。来馬本人に俺は会った事まだないが、噂ではかなりの良心的な奴みたいだからな~…ま、精々気を付ける事だな太刀川」
「………(ズルズル)」
先に食べ終わり話も済ませた諏訪は、携帯を操作をしながらふと柚紀について考えていた。因みに堤と太刀川は蕎麦を食べながら互いに何かを話しており、言実は未だに戻ってきていない
「(そう言えば鶴ヶ峰の交友関係は、一応一通り把握してるつもりだが……荒船みたいに"片方だけ見知ってるパターン"も有り得るのか。何か俺の知らない所で"意外な奴"と会ってたり…しないよな?アイツ)」
「後、来馬くんの名前が出て来た理由と、言実さんとの関係もお願いします!?俺もきになります!!」
「(ズルズレ)わぁった、わぁった!(訳:分かった、分かった!)……ったく、話してやるからお前等も食べろ。折角の手打ち蕎麦が不味くなるぞ?」
内心で"今日は質問されてばっかりだ"と悪態付く諏訪は、二人に蕎麦を食べさせて途中で聞かれた事を話す事に。先ずは
「アイツってのは寺島雷蔵の事だ。…堤は知ってるよな?」
「確か(ズルズル)……諏訪さんや風間さんと同学年で、元は戦闘員で今はエンジニアになった方、ですよね?」
「あぁ、初期に戦闘員も兼任していた事もあってか(ズルズル)…つる姐とはエンジニア共の中で仲が良い分類なんだよ。俺とダチってのも理由の一つ、だろうけど。(ズルズル)……で、ソイツから聞いた情報に来馬…厳密に言えば鈴鳴支部の話が出てくるって訳だ」
「ふーん(ズルズルズルズル)……で、何でつる姐が支部と関わる事になったんですか?」
三人共蕎麦を食べながら話をしている、と言っても部屋での会話同様、諏訪が質問に答えるのが主で二人が更に気になる事があれば追求といった形式だ。話をする最中、寺島の事を聞いた太刀川だったがさほど警戒していない。言実から名を聞いた事がないので冬島の様に特別親しい相手でないと考えた様子
「鈴鳴支部で今使ってる機械やプログラム何だが……アレ全部つる姐が用意した、らしい」
「「……はあぁぁー!!」」
そしてまさかの諏訪からの発言に、驚きを露にする二人。…何故此処まで驚くかと言うと、支部とは言えボーダーの技術は独自で特殊なものだ。機械は一般的なものでも一部は恐らく可能だが、それに独自プログラムやシステムを設定し使用可能にするのは容易ではない。それを言実とは言えど一人で全て仕上げるのは……無理に等しいのだ
諏訪が寺島から聞いた話によると、元は数人がチームを組んで作業をして用意・設定等をしていたが、システムの起動チェック時にエラーが発生し、原因究明を試みたが解らず途方に暮れていたのを言実が偶然見て手を貸して……と言った経緯があったようだ。因みにその原因はほんの些細な事だったが、一度エラーを起こしたモノを再度使用するのは安全性に欠ける点、複数で作業するより時間が掛かっても一人で一から十全てのシステム関係を組み上げた方が、今回みたいなエラーも起こらないだろう等を言実が意見したが、【そんな事が普通の職員には出来ない】と鬼怒田にまで言われたので発案者である言実が代わりに仕事を引き継いだ様だ。………尤も、本人は時間は掛かったと言ってもチームで作った時よりも短時間で作り上げているのと、出来もコチラの方が断然良いとの寺島の見解だ
「で、一度エラーが出てるから時折大丈夫かチェックにつる姐が支部に顔出ししていれば必然とアッチの奴等とも親しくなるって訳だ。来馬本人に俺は会った事まだないが、噂ではかなりの良心的な奴みたいだからな~…ま、精々気を付ける事だな太刀川」
「………(ズルズル)」
先に食べ終わり話も済ませた諏訪は、携帯を操作をしながらふと柚紀について考えていた。因みに堤と太刀川は蕎麦を食べながら互いに何かを話しており、言実は未だに戻ってきていない
「(そう言えば鶴ヶ峰の交友関係は、一応一通り把握してるつもりだが……荒船みたいに"片方だけ見知ってるパターン"も有り得るのか。何か俺の知らない所で"意外な奴"と会ってたり…しないよな?アイツ)」