42.集合の曲
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『あ、あの………えっと…鶴ヶ峰柚紀と言います。…会ったこともない…のに、いきなり…ご迷惑をお掛け……しました。…すみませんでした…後……………有り難う…御座います(ペコッ)』
「……(フッ)気にするな。一応諏訪さんにお前の事を任されたから、それを全うしただけた。おっと名前がまだだったな、荒船哲次だ。で、此方が…」
「穂刈篤だ。気にしてない、俺の事も、だが、気にしてやってくれ、笹森の事は、心配してた凄く、お前を」
『……そうでしたか。改めて有り難う笹森くん、…後で諏訪さんにもお礼言わないと"お陰で助かりました"って』
「と、当然のことをしただけだからっ!!穂刈先輩も余計なこと言わないで下さいっ!!?」
怖がりながらも勇気を出して自ら話し掛け、謝罪と感謝の言葉を告げる柚紀に好印象を抱いた二人も柔らかい雰囲気で対応。…笹森は穂刈の掩護射撃(?)のせいで些か慌てているが、全体的に穏やかな雰囲気になった。そんな中
「良かった!!見つかったのね、柚紀っ!!?」
「「「「「!」」」」」
『あ、くま先輩っ?!』
熊谷が凄い勢いで此方に向かって駆け寄ってくる。それを見て笹森が反射的に柚紀を庇う体制を取るが、熊谷に「邪魔っ!!」の声と共に払い除けられる。……こう言う時の女性も強いのだ
「おサノからアンタが居なくなったって連絡が着て、焦ったわよ流石に!!大丈夫?何処も痛くない?気持ち悪くない?無理してない??(ペタペタペタ)」
『だ、大丈夫ですよ先輩。えっと……荒船先輩達三人に助けて貰いました?…うん、そう……だと思います』
「そう、それなら……」
ボディチェックとして体を触って異変がないか確かめる熊谷の行動を、柚紀は甘んじて受け入れつつ疑問詞付きだかきちんと答える。この間に熊谷の邪魔にならない様にと、笹森と小佐野は三人の側まで退避し、小佐野と荒船は言実と諏訪の各々に合流した事や未遂で抑えた等の事後報告を済ませる。そして確認を終えた熊谷が触るのを止めて安堵したかに思えたが
‐ ガシッ…ウニーー ‐
『ひゃいっ!!?』
「こっのお馬鹿!!別れる時あたしは言ったわよね?"絶対一人で行動するな"って?!興味を持つ事は悪くはないけど、アンタは変に抜けてるし気を使いすぎるのよ!!ちゃんと自己主張しなさい!誰も怒らないし、逆にこうやって迷惑かけてるのを自覚しなさい!!!(グニグニグニグニ)」
『ご、ごひぇんにゃしゃいっ!!ふますぇんぱふぃっ!!!(訳:ご、ごめんなさいっ!!くま先輩っ!!!)』
頬っぺた両方を摘まむと加減しつつ、何度も伸ばしたりして柚紀にお説教を始める熊谷の言い分が正しいと思うので、若干痛いがこちらも甘んじて受け入れながら謝る柚紀。そんな風景をオペレーター二人は呆れつつも優しい眼差しで見つめ、男子三人は呆然と見つめていた
「で、……何で那須隊の熊谷が此処に居る?」
「あ、ごめん荒船くん達には言ってなかったわね。元々柚紀ちゃんは那須隊の二人と買い物に来ていて、途中で私達に会ったの。それで、一緒に行動するのは良いけど、五人一緒に買い物は動きづらいから、前半後半に二・三に別れて各々買い物していたのよ」
「……そう言えば"同性の戦闘員の方とお知り合いになった"って前に鶴ヶ峰が言ってたけど、…那須隊の人だったのか」
「まぁ、那須隊は言実さんとの繋がりが他の隊より強いから、自然な流れって事かな~。…………穂刈先輩?さっきから黙ってますがどうかしましたか?」
柚紀の買い物の同伴者が、正確には自分達でなく熊谷達と説明し荒船と笹森は納得した様子だが、穂刈は何かひっかかりがあるのか様子が可笑しい。一方で、熊谷のお説教から解放された柚紀は頬を擦りつつ周囲を見渡してコチラも何か様子が可笑しい。そして二人は同じタイミングでこう言った
「居る筈だ、二人なら、もう一人は、日浦だろう、恐らく、だが、……見えないぞ?姿が」
『あれ?くま先輩、…茜ちゃんは?』
「……(フッ)気にするな。一応諏訪さんにお前の事を任されたから、それを全うしただけた。おっと名前がまだだったな、荒船哲次だ。で、此方が…」
「穂刈篤だ。気にしてない、俺の事も、だが、気にしてやってくれ、笹森の事は、心配してた凄く、お前を」
『……そうでしたか。改めて有り難う笹森くん、…後で諏訪さんにもお礼言わないと"お陰で助かりました"って』
「と、当然のことをしただけだからっ!!穂刈先輩も余計なこと言わないで下さいっ!!?」
怖がりながらも勇気を出して自ら話し掛け、謝罪と感謝の言葉を告げる柚紀に好印象を抱いた二人も柔らかい雰囲気で対応。…笹森は穂刈の掩護射撃(?)のせいで些か慌てているが、全体的に穏やかな雰囲気になった。そんな中
「良かった!!見つかったのね、柚紀っ!!?」
「「「「「!」」」」」
『あ、くま先輩っ?!』
熊谷が凄い勢いで此方に向かって駆け寄ってくる。それを見て笹森が反射的に柚紀を庇う体制を取るが、熊谷に「邪魔っ!!」の声と共に払い除けられる。……こう言う時の女性も強いのだ
「おサノからアンタが居なくなったって連絡が着て、焦ったわよ流石に!!大丈夫?何処も痛くない?気持ち悪くない?無理してない??(ペタペタペタ)」
『だ、大丈夫ですよ先輩。えっと……荒船先輩達三人に助けて貰いました?…うん、そう……だと思います』
「そう、それなら……」
ボディチェックとして体を触って異変がないか確かめる熊谷の行動を、柚紀は甘んじて受け入れつつ疑問詞付きだかきちんと答える。この間に熊谷の邪魔にならない様にと、笹森と小佐野は三人の側まで退避し、小佐野と荒船は言実と諏訪の各々に合流した事や未遂で抑えた等の事後報告を済ませる。そして確認を終えた熊谷が触るのを止めて安堵したかに思えたが
‐ ガシッ…ウニーー ‐
『ひゃいっ!!?』
「こっのお馬鹿!!別れる時あたしは言ったわよね?"絶対一人で行動するな"って?!興味を持つ事は悪くはないけど、アンタは変に抜けてるし気を使いすぎるのよ!!ちゃんと自己主張しなさい!誰も怒らないし、逆にこうやって迷惑かけてるのを自覚しなさい!!!(グニグニグニグニ)」
『ご、ごひぇんにゃしゃいっ!!ふますぇんぱふぃっ!!!(訳:ご、ごめんなさいっ!!くま先輩っ!!!)』
頬っぺた両方を摘まむと加減しつつ、何度も伸ばしたりして柚紀にお説教を始める熊谷の言い分が正しいと思うので、若干痛いがこちらも甘んじて受け入れながら謝る柚紀。そんな風景をオペレーター二人は呆れつつも優しい眼差しで見つめ、男子三人は呆然と見つめていた
「で、……何で那須隊の熊谷が此処に居る?」
「あ、ごめん荒船くん達には言ってなかったわね。元々柚紀ちゃんは那須隊の二人と買い物に来ていて、途中で私達に会ったの。それで、一緒に行動するのは良いけど、五人一緒に買い物は動きづらいから、前半後半に二・三に別れて各々買い物していたのよ」
「……そう言えば"同性の戦闘員の方とお知り合いになった"って前に鶴ヶ峰が言ってたけど、…那須隊の人だったのか」
「まぁ、那須隊は言実さんとの繋がりが他の隊より強いから、自然な流れって事かな~。…………穂刈先輩?さっきから黙ってますがどうかしましたか?」
柚紀の買い物の同伴者が、正確には自分達でなく熊谷達と説明し荒船と笹森は納得した様子だが、穂刈は何かひっかかりがあるのか様子が可笑しい。一方で、熊谷のお説教から解放された柚紀は頬を擦りつつ周囲を見渡してコチラも何か様子が可笑しい。そして二人は同じタイミングでこう言った
「居る筈だ、二人なら、もう一人は、日浦だろう、恐らく、だが、……見えないぞ?姿が」
『あれ?くま先輩、…茜ちゃんは?』