41.助力の曲
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所変わって、ショッピングモールで買い物に来ている柚紀はどうなっているかと言うと、流石に五人一緒に行動は些か不便と感じたので別々に行動することになった。具体的に言うと、最初は柚紀と那須隊の二人が一緒にショッピングを楽しみ、その間オペレーター二人はお茶をしつつ小佐野が柚紀の取り扱い説明的な内容を加賀美に話す事にした。因みに熊谷が言実に連絡を入れたのは買い物を始める前に、だった。……言実が女子達を信用しているのは分かるが、何かと問題を抱えている柚紀の為にと考えたが、…直ぐに了承が降りたので張り切って買い物を始めた訳である。そしてある程度第一陣の買い物が終えると、次は柚紀とオペレーター二人組とショッピングへ行き、那須隊二人は適当に時間を潰す事になった
……と言う感じで計画を立てて実行し、現在オペレーター二人と柚紀は一緒に買い物をしていた、していたのだが
「ヤバイヤバイヤバイ!?一体何処に行っちゃったの??早く見つけないと大変な事になるよっ!!」
「落ち着きなよ瑠衣っ?!気持ちは分かるけど、私達まで慌てちゃ駄目よ。……とりあえずこの階に居るのは確かなんだから、探しましょう!!」
世の中、計画通りには行かないのはいかないもので諏訪が予想した通りに柚紀が二人とはぐれてしまっていた。理由は柚紀の行動力もあるが、夏休みも後僅かな事に加えて今日は日曜日、更に各店舗にて"夏物在庫処分"的なバーゲンを行っており人で賑わっていたせいでもある。諏訪が柚紀と会うきっかけを知る小佐野は"同じモール内でまた同じ騒動になったら…"と危惧し慌てて周囲を見渡している。加賀美はその事を知らないが【A級トップチームのお気に入りの子】=柚紀であることを小佐野から聞いたので、噂を知っている身としても早急に見つけないとマズイのは理解している。因みに"この階に居る"と加賀美が言った理由は、【万が一あたし達と離れ離れになったり、一人の時は絶対に階移動をしない事】 とあらかじめ熊谷が柚紀に言い含めたからである
「とりあえず、私はくまに柚紀ちゃんとはぐれた事を連絡するよ!…連絡をワンチャン待つのもアリだけど……あの子多分携帯の存在忘れてる気がするから難しいかも」
「柚紀ちゃんって最近携帯を持ったんだっけ?確かに咄嗟には出てこないかも、私は引き続き探すけどこの人込みじゃ見つけ出せるか………あれ?荒船くんに穂刈くん?それに一緒に居るのは…笹森くん?」
「!!日佐人が居るのっ?!……荒船先輩達にあの子の事を知られちゃうけど、今はそんな事をいってる場合じゃ無い!!かがみん先輩っ!!」
「OK!三人に協力を仰ぐ訳ね!!……荒船くん!!穂刈くん!!お願い待って!!?」
「緊急事態よ!!日佐人っ!?」
携帯で熊谷に手短に連絡を小佐野がしている間、周囲を見渡して柚紀を探す加賀美。その時、私服姿の自部隊の隊長である荒船哲次と隊員の穂刈篤、更に笹森が一緒に居るのを目敏く見つける。自分同様の柚紀に関する事情を知る笹森が居るが、幾らボーダー隊員でもあまり柚紀の存在を知られるのは良くないと考える小佐野、だが今の最優先事項は"柚紀を見つけ出し無事に保護する事"なので、背に腹は変えられないと瞬時に判断すれば加賀美からも同意を得て、各々の隊員の名を呼びながら三人に走り寄る
……万が一にもあの少女に危険が迫っているなら一刻の猶予もないのだから
所変わって、ショッピングモールで買い物に来ている柚紀はどうなっているかと言うと、流石に五人一緒に行動は些か不便と感じたので別々に行動することになった。具体的に言うと、最初は柚紀と那須隊の二人が一緒にショッピングを楽しみ、その間オペレーター二人はお茶をしつつ小佐野が柚紀の取り扱い説明的な内容を加賀美に話す事にした。因みに熊谷が言実に連絡を入れたのは買い物を始める前に、だった。……言実が女子達を信用しているのは分かるが、何かと問題を抱えている柚紀の為にと考えたが、…直ぐに了承が降りたので張り切って買い物を始めた訳である。そしてある程度第一陣の買い物が終えると、次は柚紀とオペレーター二人組とショッピングへ行き、那須隊二人は適当に時間を潰す事になった
……と言う感じで計画を立てて実行し、現在オペレーター二人と柚紀は一緒に買い物をしていた、していたのだが
「ヤバイヤバイヤバイ!?一体何処に行っちゃったの??早く見つけないと大変な事になるよっ!!」
「落ち着きなよ瑠衣っ?!気持ちは分かるけど、私達まで慌てちゃ駄目よ。……とりあえずこの階に居るのは確かなんだから、探しましょう!!」
世の中、計画通りには行かないのはいかないもので諏訪が予想した通りに柚紀が二人とはぐれてしまっていた。理由は柚紀の行動力もあるが、夏休みも後僅かな事に加えて今日は日曜日、更に各店舗にて"夏物在庫処分"的なバーゲンを行っており人で賑わっていたせいでもある。諏訪が柚紀と会うきっかけを知る小佐野は"同じモール内でまた同じ騒動になったら…"と危惧し慌てて周囲を見渡している。加賀美はその事を知らないが【A級トップチームのお気に入りの子】=柚紀であることを小佐野から聞いたので、噂を知っている身としても早急に見つけないとマズイのは理解している。因みに"この階に居る"と加賀美が言った理由は、【万が一あたし達と離れ離れになったり、一人の時は絶対に階移動をしない事】 とあらかじめ熊谷が柚紀に言い含めたからである
「とりあえず、私はくまに柚紀ちゃんとはぐれた事を連絡するよ!…連絡をワンチャン待つのもアリだけど……あの子多分携帯の存在忘れてる気がするから難しいかも」
「柚紀ちゃんって最近携帯を持ったんだっけ?確かに咄嗟には出てこないかも、私は引き続き探すけどこの人込みじゃ見つけ出せるか………あれ?荒船くんに穂刈くん?それに一緒に居るのは…笹森くん?」
「!!日佐人が居るのっ?!……荒船先輩達にあの子の事を知られちゃうけど、今はそんな事をいってる場合じゃ無い!!かがみん先輩っ!!」
「OK!三人に協力を仰ぐ訳ね!!……荒船くん!!穂刈くん!!お願い待って!!?」
「緊急事態よ!!日佐人っ!?」
携帯で熊谷に手短に連絡を小佐野がしている間、周囲を見渡して柚紀を探す加賀美。その時、私服姿の自部隊の隊長である荒船哲次と隊員の穂刈篤、更に笹森が一緒に居るのを目敏く見つける。自分同様の柚紀に関する事情を知る笹森が居るが、幾らボーダー隊員でもあまり柚紀の存在を知られるのは良くないと考える小佐野、だが今の最優先事項は"柚紀を見つけ出し無事に保護する事"なので、背に腹は変えられないと瞬時に判断すれば加賀美からも同意を得て、各々の隊員の名を呼びながら三人に走り寄る
……万が一にもあの少女に危険が迫っているなら一刻の猶予もないのだから