40.移転の曲~これからの準備に~
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「(ナデナデ)大丈夫だから心配しないで柚紀ちゃん。……この子が今色々ボーダー内で噂になってる、言実さんの姪っ子ちゃん。…で、こちらは別隊のオペレーターをしてる先輩。同じB級でライバルみたいな所もあるけど、ウチの隊とは結構仲よしなんだよね」
「貴女が噂の……初めまして、私は加賀美倫。荒船隊のオペレーターを務めているの、良ければ仲良くしてね?(スッ)」
『……ご、ご丁寧にど、どうもです。えっと…鶴ヶ峰柚紀です、は、初めまして。その……こちらこそ、よ、宜しくお願いします(ギュッ)………ほわ~』
小佐野が柚紀と黒髪の女性・加賀美倫の事を相互簡単に紹介し、何となく柚紀が人と接するのが得意でないと感じた加賀美は自分から名乗り手を差し出す。それに伴い、同じ様に返した柚紀は手を握り返しつつぼんやりと加賀美を見つめる。そんな二人のやり取りをしている所に日浦と熊谷も合流し、小佐野への挨拶もソコソコに柚紀の様子を窺う。どうして自分を見つめているかが分からない加賀美が首を傾げて訊ねてみる
「えっと柚紀ちゃんで良いかな?…私の顔に何かついてたりする?何か珍しいって訳でもない筈よ?黒髪とか顔つきは普通の筈だし私は」
『(パッ)あ、すみません加賀美先輩。その……先輩みたいな人を大和撫子って言うのかなって思いまして。…私はこんな髪色だから、黒髪にちょっと憧れがあります。後、……加賀美先輩は奥ゆかしいと言いますか、内助の功と言いますか、…しっかりサポートしてくれそうな方かなと』
「ん~?そうなんだ~、かがみん先輩に憧れか~。……お姉さん柚紀ちゃんにそんな事言われた事ないぞ~?」
『え?あ、その、ですね。……おサノ先輩はこう…格好いい成分もありますから大和撫子とはちょっと…違う気がしますし、何だろ?お姉ちゃんより年上の友達感覚……です。えっと、…くま先輩も黒髪ですが…強くて頼れるお姉さんって印象が…お会いしたのがランク戦ロビーでしたから尚更、……ですかね?茜ちゃんは何時も明るくて元気一杯な……可愛い子だと思ってます。…人見知りで話すのもちょっと苦手な私には勿体ない…(ナデナデナデナデ)……加賀美先輩?…皆さんもどうかしましたか?』
加賀美を見つめていた理由を素直に話す柚紀、その内容を聞いて加賀美が羨ましくなり拗ねた表情になってしまった小佐野を見て、少し慌てた表情に加えてモジモジとちょっと恥ずかしそうに小佐野を始め、熊谷・日浦に対する印象も口にする柚紀。そんな柚紀の発言や表情、仕種が母性本能や庇護欲を駆り立てたらしく、初見の加賀美は見事にK.O状態となりうっとりした表情で思わず柚紀の頭を撫でる
「(ナデナデ)……はぁ~、良い子ね柚紀ちゃんって。…何だかこんな妹が欲しくなる(ナデナデ)」
「お~、かがみん先輩が柚紀ちゃんの魅力に陥落した。でもまぁ…そうなるよね?私も大分慣れたよ、でもさ…不意討ち食らうとかなり効果覿面だよねコレ」
「……あたし達もおサノよりは短いとは言え、柚紀とはそれなりに交流持ってるけど、…アレを初見が食らえば、ね?ってかこの子、大体初回にやるわよね。……でも慣れないわよ、やっぱり。柚紀を知れば知るほど凄さが分かると言うべき、かしら?」
「柚紀先輩って、あまりご自分の気持ちを言わない分その……今みたいな事をさらっとおっしゃるから…嬉しくはありますが、こちらとしては若干、恥ずかしい…ですね」
「「うんうん」」
『???』
日浦の言う通り、普段柚紀から聞けない気持ちを更にはそれが自分に対する誉め言葉であったので、慣れてきた筈の三人にも効果抜群で皆恥ずかしそうにしていた。何故そんな反応されるか分からない柚紀は不思議そうにしながら、全員が落ち着くのを待つのであった
「貴女が噂の……初めまして、私は加賀美倫。荒船隊のオペレーターを務めているの、良ければ仲良くしてね?(スッ)」
『……ご、ご丁寧にど、どうもです。えっと…鶴ヶ峰柚紀です、は、初めまして。その……こちらこそ、よ、宜しくお願いします(ギュッ)………ほわ~』
小佐野が柚紀と黒髪の女性・加賀美倫の事を相互簡単に紹介し、何となく柚紀が人と接するのが得意でないと感じた加賀美は自分から名乗り手を差し出す。それに伴い、同じ様に返した柚紀は手を握り返しつつぼんやりと加賀美を見つめる。そんな二人のやり取りをしている所に日浦と熊谷も合流し、小佐野への挨拶もソコソコに柚紀の様子を窺う。どうして自分を見つめているかが分からない加賀美が首を傾げて訊ねてみる
「えっと柚紀ちゃんで良いかな?…私の顔に何かついてたりする?何か珍しいって訳でもない筈よ?黒髪とか顔つきは普通の筈だし私は」
『(パッ)あ、すみません加賀美先輩。その……先輩みたいな人を大和撫子って言うのかなって思いまして。…私はこんな髪色だから、黒髪にちょっと憧れがあります。後、……加賀美先輩は奥ゆかしいと言いますか、内助の功と言いますか、…しっかりサポートしてくれそうな方かなと』
「ん~?そうなんだ~、かがみん先輩に憧れか~。……お姉さん柚紀ちゃんにそんな事言われた事ないぞ~?」
『え?あ、その、ですね。……おサノ先輩はこう…格好いい成分もありますから大和撫子とはちょっと…違う気がしますし、何だろ?お姉ちゃんより年上の友達感覚……です。えっと、…くま先輩も黒髪ですが…強くて頼れるお姉さんって印象が…お会いしたのがランク戦ロビーでしたから尚更、……ですかね?茜ちゃんは何時も明るくて元気一杯な……可愛い子だと思ってます。…人見知りで話すのもちょっと苦手な私には勿体ない…(ナデナデナデナデ)……加賀美先輩?…皆さんもどうかしましたか?』
加賀美を見つめていた理由を素直に話す柚紀、その内容を聞いて加賀美が羨ましくなり拗ねた表情になってしまった小佐野を見て、少し慌てた表情に加えてモジモジとちょっと恥ずかしそうに小佐野を始め、熊谷・日浦に対する印象も口にする柚紀。そんな柚紀の発言や表情、仕種が母性本能や庇護欲を駆り立てたらしく、初見の加賀美は見事にK.O状態となりうっとりした表情で思わず柚紀の頭を撫でる
「(ナデナデ)……はぁ~、良い子ね柚紀ちゃんって。…何だかこんな妹が欲しくなる(ナデナデ)」
「お~、かがみん先輩が柚紀ちゃんの魅力に陥落した。でもまぁ…そうなるよね?私も大分慣れたよ、でもさ…不意討ち食らうとかなり効果覿面だよねコレ」
「……あたし達もおサノよりは短いとは言え、柚紀とはそれなりに交流持ってるけど、…アレを初見が食らえば、ね?ってかこの子、大体初回にやるわよね。……でも慣れないわよ、やっぱり。柚紀を知れば知るほど凄さが分かると言うべき、かしら?」
「柚紀先輩って、あまりご自分の気持ちを言わない分その……今みたいな事をさらっとおっしゃるから…嬉しくはありますが、こちらとしては若干、恥ずかしい…ですね」
「「うんうん」」
『???』
日浦の言う通り、普段柚紀から聞けない気持ちを更にはそれが自分に対する誉め言葉であったので、慣れてきた筈の三人にも効果抜群で皆恥ずかしそうにしていた。何故そんな反応されるか分からない柚紀は不思議そうにしながら、全員が落ち着くのを待つのであった