40.移転の曲~これからの準備に~
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
場面変わってショッピングモール最寄りのバス停で降りた三人は、何を買うか何が見たいかと主に日浦を中心に話をしていた。性格的にもだが知識的な理由もあり、大体柚紀から話すのではなく聞き手に回ることが多いので、日浦や佐鳥のような"イマドキの流行等をある程度熟知している"タイプが居ると正直助かっているのだ。そんな感じで歩いていると、柚紀が人がそこそこいる状態で前方のとある女子二人を見て首を傾げる
「……どうかしたの柚紀?何か気になるものでも見つけた?」
『あ、その……前方におサノ先輩らしい人が見えて。ただ、…誰かと一緒みたいだから声かけない方が良いのか……分からなくて』
「小佐野先輩って確か諏訪隊のオペレーターを務めている方ですよね?因みに柚紀先輩、どんな人とご一緒か見えましたか?」
日浦と熊谷も、小佐野を知っているので探そうとするが見つからない様子。これも柚紀の周囲に対する観察力高さが成せる賜物と言える特技で、他の人より人を探し出すのが早かったり出来たりするのだ。小佐野らしい人を捉えたままの隣を歩く同伴者の特徴を上げる
『ん~っとね、多分くま先輩と同じ位の年齢で長い黒髪の女性の方。で、髪を纏めているけど……こう、なんと言えば良いのかな?少し独特な纏め方されてて…』
「…多分だけど、その人もボーダーの人で別隊のオペレーターをしている先輩だと思うわ。だから声掛けても問題ないとあたしは思うけど?」
「優しい方ですし、柚紀先輩も直ぐに仲良くなれると思いますよ?先輩さえ良ければ、お声掛けてみてはどうですか?」
『ふ、二人がそう言うなら。………お、おサノせんぱ~い!!』
上手く説明できない髪形を、指を使って空に描いてみせれば小佐野が誰と一緒なのかが検討が付いた二人。迷っている柚紀に大丈夫とアドバイスすれば、多少躊躇したがとりあえず小佐野の名を呼んでみる事に
それほど距離も離れていなかった事もあり、柚紀の声が聞こえた小佐野は足を止めて後ろを振り返る。連鎖的に隣に居た黒髪の女性もこちらを振り返ったのが見えて、この後の行動をまた躊躇した柚紀だが、熊谷に軽く背中を押され、一瞥すれば微笑みながら頷かれたので、二人を置いて小走りで小佐野達の元へ。小佐野がこちらに来る柚紀の姿を見つけると、嬉しそうに笑って出迎える
「声がしたからもしかしてって思ったけど、やっぱり柚紀ちゃんだ!?こんな所で会うなんて偶然だね。もしかしてこの先にあるショッピングモールに買い物だった?……流石に一人じゃないよね??(キョロキョロ)」
『わ、私も吃驚しました。先輩に会えるとは思ってなかったので……一人では無理なので、今日はくま先輩と茜ちゃんと一緒に来ました』
「あ~、成る程ね。那須隊のメンバーと仲良くなったって前に聞いた気が…「ちょっと瑠衣、私にもちゃんと紹介して欲しいのだけど。どこでこんな可愛らしい子と知り合ったのかとか…」……あ~、ゴメン、かがみん先輩」
『(ピクリ)!…ぁ……せ、先輩っ(オロオロ)』
小佐野の表情を見てこちらも嬉しそうに微笑む柚紀が、最後の問い掛けに対して複雑な表情を浮かべてしまう。因みに諏訪と柚紀の出会った経緯等については諏訪隊全員が知っているので、…一人で買い物など危なっかしいと小佐野も思っているのだ。きちんと同伴者が居ることを伝え和やかな雰囲気になったが、小佐野と一緒にいる女性の存在を忘れた状態で話してしまったので、流石に苦言を言われてしまう
ボーダー関係者らしく更に同性なので柚紀はさほど警戒は抱いていないが、やはり初対面な相手。どうすれば良いか分からず不安そうな声で小佐野に助けを求める。そんな柚紀を落ち着かせる為に、頭を撫でてやりながら話を進める小佐野
「……どうかしたの柚紀?何か気になるものでも見つけた?」
『あ、その……前方におサノ先輩らしい人が見えて。ただ、…誰かと一緒みたいだから声かけない方が良いのか……分からなくて』
「小佐野先輩って確か諏訪隊のオペレーターを務めている方ですよね?因みに柚紀先輩、どんな人とご一緒か見えましたか?」
日浦と熊谷も、小佐野を知っているので探そうとするが見つからない様子。これも柚紀の周囲に対する観察力高さが成せる賜物と言える特技で、他の人より人を探し出すのが早かったり出来たりするのだ。小佐野らしい人を捉えたままの隣を歩く同伴者の特徴を上げる
『ん~っとね、多分くま先輩と同じ位の年齢で長い黒髪の女性の方。で、髪を纏めているけど……こう、なんと言えば良いのかな?少し独特な纏め方されてて…』
「…多分だけど、その人もボーダーの人で別隊のオペレーターをしている先輩だと思うわ。だから声掛けても問題ないとあたしは思うけど?」
「優しい方ですし、柚紀先輩も直ぐに仲良くなれると思いますよ?先輩さえ良ければ、お声掛けてみてはどうですか?」
『ふ、二人がそう言うなら。………お、おサノせんぱ~い!!』
上手く説明できない髪形を、指を使って空に描いてみせれば小佐野が誰と一緒なのかが検討が付いた二人。迷っている柚紀に大丈夫とアドバイスすれば、多少躊躇したがとりあえず小佐野の名を呼んでみる事に
それほど距離も離れていなかった事もあり、柚紀の声が聞こえた小佐野は足を止めて後ろを振り返る。連鎖的に隣に居た黒髪の女性もこちらを振り返ったのが見えて、この後の行動をまた躊躇した柚紀だが、熊谷に軽く背中を押され、一瞥すれば微笑みながら頷かれたので、二人を置いて小走りで小佐野達の元へ。小佐野がこちらに来る柚紀の姿を見つけると、嬉しそうに笑って出迎える
「声がしたからもしかしてって思ったけど、やっぱり柚紀ちゃんだ!?こんな所で会うなんて偶然だね。もしかしてこの先にあるショッピングモールに買い物だった?……流石に一人じゃないよね??(キョロキョロ)」
『わ、私も吃驚しました。先輩に会えるとは思ってなかったので……一人では無理なので、今日はくま先輩と茜ちゃんと一緒に来ました』
「あ~、成る程ね。那須隊のメンバーと仲良くなったって前に聞いた気が…「ちょっと瑠衣、私にもちゃんと紹介して欲しいのだけど。どこでこんな可愛らしい子と知り合ったのかとか…」……あ~、ゴメン、かがみん先輩」
『(ピクリ)!…ぁ……せ、先輩っ(オロオロ)』
小佐野の表情を見てこちらも嬉しそうに微笑む柚紀が、最後の問い掛けに対して複雑な表情を浮かべてしまう。因みに諏訪と柚紀の出会った経緯等については諏訪隊全員が知っているので、…一人で買い物など危なっかしいと小佐野も思っているのだ。きちんと同伴者が居ることを伝え和やかな雰囲気になったが、小佐野と一緒にいる女性の存在を忘れた状態で話してしまったので、流石に苦言を言われてしまう
ボーダー関係者らしく更に同性なので柚紀はさほど警戒は抱いていないが、やはり初対面な相手。どうすれば良いか分からず不安そうな声で小佐野に助けを求める。そんな柚紀を落ち着かせる為に、頭を撫でてやりながら話を進める小佐野