39.助言の曲~何事にも代価が必要~
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「フム、(ヘタッ)さっき抱き締めた時にね(ペタペタ…ムギュ)感触がね~…(たゆん)うんうん、やっぱりだ。(ムニムニ…モギュッ)柚紀ちゃん、中学生な割には良い体型だね~。こう、なんと言うか見た目では分かりづらいから、実際に触らないと判別難しいかも。多分着痩せするタイプなのかな?若しくは……服装が体格をカバーしているとかだね。まぁ言実さんもね~、"イイモノ"をお持ちだから不思議じゃないけど~。(パッ)……因みにサイズってどの位?」
『え……えっと、…ですね……(コソッ…ゴニョゴニョ)…ですが』
「お~、中々ですな~。……まだまだ成長するかもね。中学生は何事も成長真盛りだから、期待大だ~!!」
『べ、別にこれ以上の大きさは…いらないです』
両手で形や大きさを確める様に触ったり、…少し揉んだり持ち上げたりしてちょっと(かなり)楽しそうにしながら胸を中心にボディタッチする国近と、恥ずかしくて顔をうっすら赤くするが同性なので拒絶したりはせず受け答えする柚紀。そんな女子らしい(?)やり取りを見ていた男性二人はと言うと、出水には刺激が強かったらしく途中から顔を背け赤い状態のまま悶絶中。太刀川は涼しい表情のまま顎髭を触りながら、二人に近づく
「ほぅ、女子ってやっぱり色々見た目だけじゃ分からねぇもんだな~。……何か見分ける方法とかあるのか国近?」
「ん~…何事も"考えるより行動"ですかね~?先程の太刀川さんみたいに訊ねるのもアリですが、内容次第じゃ難しいですから、その方が手っ取り早いです!!後は仲良くなれば次第に色々分かりそうですが。……おーい、いずみん。大丈夫か~?(タタタタタッ)」
「ふ~ん…仲良くなると、行動、ねぇ~?(訊ねても口じゃあ柚紀に勝てる気がしないから、"どちらか"か?…あ!両方もアリか??とりあえず、"国近の行動"を参考にしてみるか)(カツカツ)」
『………な、何ですか太刀川さん?…何で近づいてくるんですか??(スススッ)』
かなりアバウトな発言後、出水の介抱の為に柚紀の側を離れる国近。残された二人は少しの間沈黙だったが、太刀川がおもむろに柚紀との距離を縮めようと近付くが、先程の国近の行動が尾を引き警戒して近づいて来た分柚紀は後ろに下がる。とは言っても隊室内はそれほど広くないので、直ぐに壁に背中がぶつかってしまい後ろに下がれなくなる
「……もう逃げれないぞ?ちょっとした"スキンシップ"したいだけだから、大人しくしてくれ、な?」
『……スキン…シップ?………っ?!(ギュッ!)』
足を止めずに更に近づいてくる太刀川と発せられた言葉、そしてこちらに手を伸ばすのを見て柚紀はやはり国近の行動が原因で"そう言う意味"で捉えてしまい、恐怖と不安を覚え両手で自分を抱き締める柚紀。後少しで太刀川の手が届きそうになって、思わず目をギュッと瞑ったその時
‐ ウィーン ‐
『邪魔するぞ。此処に柚紀が居ると聞いてきたのだ……』
「「「えっ!?!?」」」
まさかのタイミングでドアロックを解除して言実が室内に入ってきて驚く太刀川隊三人。…さて、状況を整理してみよう。出水と国近が一緒に居る状態で出水は何とか落ち着いた様子だ。問題なのは残り二人、片や太刀川が柚紀に意味深な手を伸ばしている状態で驚いた表情をしたまま固まっており、片や柚紀は壁際に追い込まれた状態で自分を抱き締めると言う"不安な時に現れる心理的行動"を取っており、更に言実の声に反応して瞑っていた瞳が開くと
『…言実……さん?』
不安と恐怖のあまりに瞳が潤んでおり、よく見るとうっすら涙が溜まっている。そんな姪の姿を見た瞬間、言実の纏う空気が張り詰めたものに変化し、眼光も鋭くなる。……隠す気のないその変化は居合わせた者"全員"に伝わっていた
『え……えっと、…ですね……(コソッ…ゴニョゴニョ)…ですが』
「お~、中々ですな~。……まだまだ成長するかもね。中学生は何事も成長真盛りだから、期待大だ~!!」
『べ、別にこれ以上の大きさは…いらないです』
両手で形や大きさを確める様に触ったり、…少し揉んだり持ち上げたりしてちょっと(かなり)楽しそうにしながら胸を中心にボディタッチする国近と、恥ずかしくて顔をうっすら赤くするが同性なので拒絶したりはせず受け答えする柚紀。そんな女子らしい(?)やり取りを見ていた男性二人はと言うと、出水には刺激が強かったらしく途中から顔を背け赤い状態のまま悶絶中。太刀川は涼しい表情のまま顎髭を触りながら、二人に近づく
「ほぅ、女子ってやっぱり色々見た目だけじゃ分からねぇもんだな~。……何か見分ける方法とかあるのか国近?」
「ん~…何事も"考えるより行動"ですかね~?先程の太刀川さんみたいに訊ねるのもアリですが、内容次第じゃ難しいですから、その方が手っ取り早いです!!後は仲良くなれば次第に色々分かりそうですが。……おーい、いずみん。大丈夫か~?(タタタタタッ)」
「ふ~ん…仲良くなると、行動、ねぇ~?(訊ねても口じゃあ柚紀に勝てる気がしないから、"どちらか"か?…あ!両方もアリか??とりあえず、"国近の行動"を参考にしてみるか)(カツカツ)」
『………な、何ですか太刀川さん?…何で近づいてくるんですか??(スススッ)』
かなりアバウトな発言後、出水の介抱の為に柚紀の側を離れる国近。残された二人は少しの間沈黙だったが、太刀川がおもむろに柚紀との距離を縮めようと近付くが、先程の国近の行動が尾を引き警戒して近づいて来た分柚紀は後ろに下がる。とは言っても隊室内はそれほど広くないので、直ぐに壁に背中がぶつかってしまい後ろに下がれなくなる
「……もう逃げれないぞ?ちょっとした"スキンシップ"したいだけだから、大人しくしてくれ、な?」
『……スキン…シップ?………っ?!(ギュッ!)』
足を止めずに更に近づいてくる太刀川と発せられた言葉、そしてこちらに手を伸ばすのを見て柚紀はやはり国近の行動が原因で"そう言う意味"で捉えてしまい、恐怖と不安を覚え両手で自分を抱き締める柚紀。後少しで太刀川の手が届きそうになって、思わず目をギュッと瞑ったその時
‐ ウィーン ‐
『邪魔するぞ。此処に柚紀が居ると聞いてきたのだ……』
「「「えっ!?!?」」」
まさかのタイミングでドアロックを解除して言実が室内に入ってきて驚く太刀川隊三人。…さて、状況を整理してみよう。出水と国近が一緒に居る状態で出水は何とか落ち着いた様子だ。問題なのは残り二人、片や太刀川が柚紀に意味深な手を伸ばしている状態で驚いた表情をしたまま固まっており、片や柚紀は壁際に追い込まれた状態で自分を抱き締めると言う"不安な時に現れる心理的行動"を取っており、更に言実の声に反応して瞑っていた瞳が開くと
『…言実……さん?』
不安と恐怖のあまりに瞳が潤んでおり、よく見るとうっすら涙が溜まっている。そんな姪の姿を見た瞬間、言実の纏う空気が張り詰めたものに変化し、眼光も鋭くなる。……隠す気のないその変化は居合わせた者"全員"に伝わっていた