37.親交の曲・個人総合一位編
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「……………は?何で…そんな事になった?」
予想外な言葉に呆然とする太刀川に柚紀は詳細を語る。例のエンブレム付きの服を着る人物は隊員以外にあり得そうなのが、"隊員の身内"と勘違いするパターンだ。そして幸か不幸か柚紀と太刀川の髪色が暗めの緑色で似ているのだ…それが更に勘違いさせた要因となってしまった。で、その輩がまさにランク戦ロビーで丁度嵐山達の話に出てきた言葉で言う"野心家"な者が太刀川とお近づきになる為に"仲介者"を柚紀に求めてきた訳だ
『只でさえコレ をご厚意でお借りしているのに、勝手な行動は出来ませよ。も、勿論その……私が"なんだか嫌と言いますか苦手な分類の人"だったので、此方の判断でお断りしましたのでだ、大丈夫、です』
「あ~、気にするな。お前が嫌だと感じるなら、大体のヤツは俺でも碌でもないって思う奴らばっかだ。今後もそんな奴が来ても全て断れ、そんな小心者に用は俺にはないからな!多分他のメンバーも同じだ……逆にコッチのせいで迷惑かけちまって悪かったな(モグモグ)」
『い、いえ!!と、とりあえずそんな理由で、太刀川さんの考えを確めもせず、勝手に落ち込んでいた、と言いますか悩んでいた訳です。…それに、嫌ですよね?私みたいなのがい、妹とか』
原因が分かり、更には柚紀の人を見る目は対人に対する苦手意識なのも講じて他人から見てもかなり優秀なので問題ないだろう、と太刀川は結論付けていた。……見た目が悪いが、性格的中身が良い代表の諏訪と仲が良いのが何よりの証拠だ。そして相変わらず自分に自信がない柚紀の言い分を聞いて、餅を食べながら太刀川は将来的な事を見越した実直的な感想を話す
「ん?ん~………そうでもないぞ?(モグモグ)将来的な事を考えてもお前とは仲良くするのは必須事項だ。あ、この際だから呼び方も柚紀で平気か聞いても良いか?苗字呼びは…これも将来的な理由で何だか…………っておい、なんだその表情は?呼び捨ては駄目か?」
『……いいえ~、冬島隊の当真先輩も~私を呼び捨てにされてますから~、更に一人が~増えても~平気ですよ~~っだ!!』
「滅茶苦茶気にしてるだろ絶対!!それに子どもみたいに拗ねて見えるぞ?……後かなり小馬鹿にされてる言い方とか、いきなり変わり過ぎだろ??!」
「ん~?何々??どうかしたの~?」
「え?柚紀ちゃん?どうかしたの?物凄く嫌そうな表情をしてるけど大丈夫?」
柚紀が太刀川の話を聞いている間に表情が激変する。普段のオドオドと落ち着かない状態とは売って変わり、隠す気もなくムッと拗ねた表情をし、太刀川に対する話し方も明らかに不機嫌にさが窺える。そんな柚紀の様子に太刀川が狼狽したのが、ゲームをしていた二人にも伝わったらしく、手を止めてこちらに向かってくる
『大丈夫ですよ柚宇先輩、出水先輩。すこぉ~ぅしばかり、太刀川さんの見え透いた下心を感じて不機嫌になっただけですので』
「あらら、それは太刀川さんが悪いね~。年頃の女の子は、そういうのに過敏なんだよ~?セクハラだよ~。ヨシヨシ大丈夫、先輩が守ってあげるからね~?(ナデナデ)」
「えっ!?駄目ですよ太刀川さん!言葉選びで以前失敗して大変な目に遭ったじゃないですか?!それに柚紀ちゃんを敵に回す=姐さんを敵にするですから、十分気を付けないと」
「(ゴックン)当たり前だ!!つる姐に嫌われるのも、敵にするのも死んでも御免だ!!ってかおい!俺と二人に取る態度も明らかに違うだろう?一体俺の何が気に食わない??怒ったりとかしないから(モグモグ)正直に話せよ柚紀」
二人に対して柚紀は些か含みを持たせた言葉を使って返答をするが、太刀川との態度がかなり違う。国近は察したらしく頭を撫でてあげ完全なるお姉ちゃんモードになる。男二人は解ってない…多分出水も。"そう思われても仕方ない"のは柚紀本人が分かっているが、その説明を求められ大きなため息をして口を開く。……前置きがなければ大惨事になる未来が容易に想像出来るからだ
予想外な言葉に呆然とする太刀川に柚紀は詳細を語る。例のエンブレム付きの服を着る人物は隊員以外にあり得そうなのが、"隊員の身内"と勘違いするパターンだ。そして幸か不幸か柚紀と太刀川の髪色が暗めの緑色で似ているのだ…それが更に勘違いさせた要因となってしまった。で、その輩がまさにランク戦ロビーで丁度嵐山達の話に出てきた言葉で言う"野心家"な者が太刀川とお近づきになる為に"仲介者"を柚紀に求めてきた訳だ
『只でさえ
「あ~、気にするな。お前が嫌だと感じるなら、大体のヤツは俺でも碌でもないって思う奴らばっかだ。今後もそんな奴が来ても全て断れ、そんな小心者に用は俺にはないからな!多分他のメンバーも同じだ……逆にコッチのせいで迷惑かけちまって悪かったな(モグモグ)」
『い、いえ!!と、とりあえずそんな理由で、太刀川さんの考えを確めもせず、勝手に落ち込んでいた、と言いますか悩んでいた訳です。…それに、嫌ですよね?私みたいなのがい、妹とか』
原因が分かり、更には柚紀の人を見る目は対人に対する苦手意識なのも講じて他人から見てもかなり優秀なので問題ないだろう、と太刀川は結論付けていた。……見た目が悪いが、性格的中身が良い代表の諏訪と仲が良いのが何よりの証拠だ。そして相変わらず自分に自信がない柚紀の言い分を聞いて、餅を食べながら太刀川は将来的な事を見越した実直的な感想を話す
「ん?ん~………そうでもないぞ?(モグモグ)将来的な事を考えてもお前とは仲良くするのは必須事項だ。あ、この際だから呼び方も柚紀で平気か聞いても良いか?苗字呼びは…これも将来的な理由で何だか…………っておい、なんだその表情は?呼び捨ては駄目か?」
『……いいえ~、冬島隊の当真先輩も~私を呼び捨てにされてますから~、更に一人が~増えても~平気ですよ~~っだ!!』
「滅茶苦茶気にしてるだろ絶対!!それに子どもみたいに拗ねて見えるぞ?……後かなり小馬鹿にされてる言い方とか、いきなり変わり過ぎだろ??!」
「ん~?何々??どうかしたの~?」
「え?柚紀ちゃん?どうかしたの?物凄く嫌そうな表情をしてるけど大丈夫?」
柚紀が太刀川の話を聞いている間に表情が激変する。普段のオドオドと落ち着かない状態とは売って変わり、隠す気もなくムッと拗ねた表情をし、太刀川に対する話し方も明らかに不機嫌にさが窺える。そんな柚紀の様子に太刀川が狼狽したのが、ゲームをしていた二人にも伝わったらしく、手を止めてこちらに向かってくる
『大丈夫ですよ柚宇先輩、出水先輩。すこぉ~ぅしばかり、太刀川さんの見え透いた下心を感じて不機嫌になっただけですので』
「あらら、それは太刀川さんが悪いね~。年頃の女の子は、そういうのに過敏なんだよ~?セクハラだよ~。ヨシヨシ大丈夫、先輩が守ってあげるからね~?(ナデナデ)」
「えっ!?駄目ですよ太刀川さん!言葉選びで以前失敗して大変な目に遭ったじゃないですか?!それに柚紀ちゃんを敵に回す=姐さんを敵にするですから、十分気を付けないと」
「(ゴックン)当たり前だ!!つる姐に嫌われるのも、敵にするのも死んでも御免だ!!ってかおい!俺と二人に取る態度も明らかに違うだろう?一体俺の何が気に食わない??怒ったりとかしないから(モグモグ)正直に話せよ柚紀」
二人に対して柚紀は些か含みを持たせた言葉を使って返答をするが、太刀川との態度がかなり違う。国近は察したらしく頭を撫でてあげ完全なるお姉ちゃんモードになる。男二人は解ってない…多分出水も。"そう思われても仕方ない"のは柚紀本人が分かっているが、その説明を求められ大きなため息をして口を開く。……前置きがなければ大惨事になる未来が容易に想像出来るからだ