30.再稼働の曲
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熊谷から自隊室は話すのには向いてないと言われたので、柚紀は言実のラボで話をする事にした。もう一人が来るまでの間に熊谷に聞ける範囲での質問をした。曰く、言実とはチーム全員が世話になっているから敬意を込めて"先生"呼びのこと。曰く、隊長の那須玲にシューターとしての戦い方を教えたのが言実であり、研究担当員としても世話になっている。曰く、オペレーターの志岐と柚紀の共通点等である。そんな話をしていると、一人の少女が訪ねてきた
「(コンコン)あ、あの~。くま先輩いらっしゃいますでしょうか?」
「来たね…今開けるから待ってな。柚紀頼む」
『あ、はい』
室内からドアロックを解除して恐る恐る入ってきたのは、ランク戦で熊谷が着ていたのと同じ隊服につば付帽子を被った二つ縛りの女の子だった。多分柚紀よりは下だろう。熊谷を見つけると直ぐ側に駆け寄って行く
「お待たせしました!せ、先生のラボ初めて来たので迷いそうでした。それでその、……この綺麗な方が先生の姪っ子さんですか?」
「えぇ、紹介するわね柚紀。この子は日浦茜、ポジションはスナイパーでアンタの一つ下。「よ、よろしくお願いします!!」で、此方が先生の姪っ子てある柚紀。ポジションは……」
『あ、言ってませんでしたね。私は戦闘員としてボーダーに居るわけじゃないです。……まだ』
「「え?!」」
そう言えば自分には明確なポジション名がないのに気付き、どう説明しようか悩んだとき、以前お見舞いに来た小佐野が面白半分で話してくれた内容を言ってみる
『えっとですね、諏訪隊のおサノ先輩曰く、【今ボーダーに流れている噂、色々あるけど全て私を指し示しているから面白い】との事ですが…』
「え?!?……茜、"先生が見慣れない少女と歩いている"。これ以外の噂ってなんだい?」
「え、えっと……"お気に入り"ってのも先輩の事なのはソレ(エンブレム付きの服)で分かるから抜かすとして後は…"謎の歌声"と、他だと"サポート特化型の特殊なサイドエフェクト発見"ですかね?……えっ?!!あの歌声が柚紀先輩の何ですか?ぜ、ぜ、是非もう一度聞きたいです!!」
『ぇ、あ、そ、その…………今は理由があって歌を…サイドエフェクト使うことを言実さんから禁止されてるから、ごめんなさい。あ、茜ちゃん』
日浦からの尊敬と期待に満ちた眼差しで見つめられ、歌を所望されるが言実の許可なしでは無闇に歌えないので申し訳なく、しゅんとしてしまう柚紀に、熊谷が頭を撫でる
「(ナデナデ)気にする事はないわ、アンタにも色々事情があるんだからさ。……そう、サイドエフェクト持ち、だから尚更それ(パーカー)が必要と先生がご判断された訳だね」
『(コクッ)……まだまだ未熟者なので、…実用化はまだ難しいですが、仮想訓練室を使った模擬試験的なのを近い内に始まる予定でその………那須先輩も良いとおっしゃられたら、ご協力時に私の歌でよ、良ければ聞けますが…』
「試験のお手伝いですね!!やります!やります!あの歌声がまた聞けるなら!くま先輩も良いですよね??!」
まだまだ未知数な自分のサイドエフェクト解明の為に、新たな試験が始まるのを言実から聞いており、それの協力を引き替えにとの案を出せば日浦が凄い勢いで賛成するのを見て、熊谷は呆れつつも此方もやる気はある様子
「玲に相談しないといけないけど、恐らく了承するでしょう。先生も同伴だろうし……ま、何はともあれ茜共々これからヨロシクね」
『此方こそ熊谷先輩、茜ちゃん!』
オペレーターなら同性の知り合い…(柚紀は失礼ながら友達と思わせてもらっている)は居るが、やはり正隊員の友達と呼べる知り合いが欲しかった柚紀。……今はまだ無理だけど【何時かサイドエフェクト使いながら皆と一緒に戦いたい】…自分が密かにそう憧れるから
「(コンコン)あ、あの~。くま先輩いらっしゃいますでしょうか?」
「来たね…今開けるから待ってな。柚紀頼む」
『あ、はい』
室内からドアロックを解除して恐る恐る入ってきたのは、ランク戦で熊谷が着ていたのと同じ隊服につば付帽子を被った二つ縛りの女の子だった。多分柚紀よりは下だろう。熊谷を見つけると直ぐ側に駆け寄って行く
「お待たせしました!せ、先生のラボ初めて来たので迷いそうでした。それでその、……この綺麗な方が先生の姪っ子さんですか?」
「えぇ、紹介するわね柚紀。この子は日浦茜、ポジションはスナイパーでアンタの一つ下。「よ、よろしくお願いします!!」で、此方が先生の姪っ子てある柚紀。ポジションは……」
『あ、言ってませんでしたね。私は戦闘員としてボーダーに居るわけじゃないです。……まだ』
「「え?!」」
そう言えば自分には明確なポジション名がないのに気付き、どう説明しようか悩んだとき、以前お見舞いに来た小佐野が面白半分で話してくれた内容を言ってみる
『えっとですね、諏訪隊のおサノ先輩曰く、【今ボーダーに流れている噂、色々あるけど全て私を指し示しているから面白い】との事ですが…』
「え?!?……茜、"先生が見慣れない少女と歩いている"。これ以外の噂ってなんだい?」
「え、えっと……"お気に入り"ってのも先輩の事なのはソレ(エンブレム付きの服)で分かるから抜かすとして後は…"謎の歌声"と、他だと"サポート特化型の特殊なサイドエフェクト発見"ですかね?……えっ?!!あの歌声が柚紀先輩の何ですか?ぜ、ぜ、是非もう一度聞きたいです!!」
『ぇ、あ、そ、その…………今は理由があって歌を…サイドエフェクト使うことを言実さんから禁止されてるから、ごめんなさい。あ、茜ちゃん』
日浦からの尊敬と期待に満ちた眼差しで見つめられ、歌を所望されるが言実の許可なしでは無闇に歌えないので申し訳なく、しゅんとしてしまう柚紀に、熊谷が頭を撫でる
「(ナデナデ)気にする事はないわ、アンタにも色々事情があるんだからさ。……そう、サイドエフェクト持ち、だから尚更それ(パーカー)が必要と先生がご判断された訳だね」
『(コクッ)……まだまだ未熟者なので、…実用化はまだ難しいですが、仮想訓練室を使った模擬試験的なのを近い内に始まる予定でその………那須先輩も良いとおっしゃられたら、ご協力時に私の歌でよ、良ければ聞けますが…』
「試験のお手伝いですね!!やります!やります!あの歌声がまた聞けるなら!くま先輩も良いですよね??!」
まだまだ未知数な自分のサイドエフェクト解明の為に、新たな試験が始まるのを言実から聞いており、それの協力を引き替えにとの案を出せば日浦が凄い勢いで賛成するのを見て、熊谷は呆れつつも此方もやる気はある様子
「玲に相談しないといけないけど、恐らく了承するでしょう。先生も同伴だろうし……ま、何はともあれ茜共々これからヨロシクね」
『此方こそ熊谷先輩、茜ちゃん!』
オペレーターなら同性の知り合い…(柚紀は失礼ながら友達と思わせてもらっている)は居るが、やはり正隊員の友達と呼べる知り合いが欲しかった柚紀。……今はまだ無理だけど【何時かサイドエフェクト使いながら皆と一緒に戦いたい】…自分が密かにそう憧れるから