2.邂逅の曲~各々の思考が交差する~
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『あ、ハイ。名前…間違いない…です』
「ん、良かった。あ、言実さんが君の…じゃないね柚紀ちゃんの名前を知っていたって事は、知り合いだよね?」
『(コクコク)…この後、会う約束してます。……本当にあの人の言った通りになった』
「あの人ってもしかして、そのお菓子をくれたボーダーの人ですか?彼は貴女のに何を言ったのですか?」
二人のやり取りを見守っていた時枝が、気になるワードが柚紀の口から出たので確認の為訊ねる。因みに、ぽんち揚げ=迅がボーダー内での常識なので柚紀が買ったものでないと結論付けている
『あ、ハイ。…ボーダーのえっと、迅さん?……だったと思います。その人がこのお菓子をくれて…「楽しく鼻歌を歌いながら食べていれば、会いたい人に早く会える」と。……元々言実さんとの約束まで、まだ一時間近くあるので…ちょっとビックリです。…そう言えば、お二人もボーダーの方なんですね?』
「「え??」」
迅のサイドエフェクトを知らない柚紀からすれば、言った事が現実になった事に驚きを覚え、嵐山と時枝は広報の仕事もしている自分達が、ボーダーの人間である事を認知していなかった柚紀に驚く
「…うん、おれ達もボーダーの人間だよ。テレビや雑誌にも出ているから知っていると思ったんだけど」
「ハハハ、まだまだ若輩者の俺達を知らない子も居るって事だな、今後も日々精進って所か」
「……嵐山さん、多分それはちょっと違うかと思いますが」
『わわわっ!?す、すみませんっ!?私、この街に住んでいなくて…テレビとかも、あまり見ないから、流行りとかにも疎くて……有名人の貴方達を知らなくて、本当にごめんなさい、…無知な私でごめんなさい』
「……うん、とりあえず君はもう一度落ち着こうか」
……このカオスな状況は、結局蚊帳の外状態だった佐鳥からの泣きの通信まで続いたのだった
「ん、良かった。あ、言実さんが君の…じゃないね柚紀ちゃんの名前を知っていたって事は、知り合いだよね?」
『(コクコク)…この後、会う約束してます。……本当にあの人の言った通りになった』
「あの人ってもしかして、そのお菓子をくれたボーダーの人ですか?彼は貴女のに何を言ったのですか?」
二人のやり取りを見守っていた時枝が、気になるワードが柚紀の口から出たので確認の為訊ねる。因みに、ぽんち揚げ=迅がボーダー内での常識なので柚紀が買ったものでないと結論付けている
『あ、ハイ。…ボーダーのえっと、迅さん?……だったと思います。その人がこのお菓子をくれて…「楽しく鼻歌を歌いながら食べていれば、会いたい人に早く会える」と。……元々言実さんとの約束まで、まだ一時間近くあるので…ちょっとビックリです。…そう言えば、お二人もボーダーの方なんですね?』
「「え??」」
迅のサイドエフェクトを知らない柚紀からすれば、言った事が現実になった事に驚きを覚え、嵐山と時枝は広報の仕事もしている自分達が、ボーダーの人間である事を認知していなかった柚紀に驚く
「…うん、おれ達もボーダーの人間だよ。テレビや雑誌にも出ているから知っていると思ったんだけど」
「ハハハ、まだまだ若輩者の俺達を知らない子も居るって事だな、今後も日々精進って所か」
「……嵐山さん、多分それはちょっと違うかと思いますが」
『わわわっ!?す、すみませんっ!?私、この街に住んでいなくて…テレビとかも、あまり見ないから、流行りとかにも疎くて……有名人の貴方達を知らなくて、本当にごめんなさい、…無知な私でごめんなさい』
「……うん、とりあえず君はもう一度落ち着こうか」
……このカオスな状況は、結局蚊帳の外状態だった佐鳥からの泣きの通信まで続いたのだった