19.乱戦の曲
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「っ!!弾丸の通りが悪くなってる?!…諏訪さん、流石にこのままだとトリオンが持ちません!!」
「うんなの分かってる!?…俺もトリオン量あんま余裕ねぇからな。…日佐人!!さっきまで鶴ヶ峰を守っていた分トリオン量も問題ねぇだろ?!俺達が隙を作るから片っ端から斬れ!!」
「了解したいのは山々ですが、それじゃあ鶴ヶ峰はっ?!」
柚紀を取り囲む様な陣形で応戦開始したが、トリオン量の消費が激しいガンナー二人には、残りトリオン量の余裕が無く最悪ベイルアウトの危険性が出てきたので、笹森を主軸とした戦術にシフトする。笹森もそれが最善と分かるが、泣き続けている柚紀が気掛かりな様子。そんな中で動いたのは
「心配するな笹森、俺が柚紀ちゃんを守る。シューターなら両手が塞がってもアタッカーやガンナーみたいに火力が落ちたりしねぇ。…コントロールとか低下はするがこんだけの数なら、撃っていれるだけで当たるからな!!」
「それが一番だね。火力を落とさずに鶴ヶ峰を守るにはそれしか方法はない、…日佐人」
「っ!!…出水先輩、鶴ヶ峰をお願いします!!」
「おぅ、任せとけ!」
アステロイドで敵を撃ち抜きながら提案する出水に、堤は直ぐに同意し笹森に理解を促す。こんな状況で下らない意地を張る意味もないので、自分より頼りになる出水に柚紀を託して弧月を抜き応戦開始する笹森。攻撃を続けつつ、未だに泣き続けている柚紀をそっと抱き上げあやし始める出水
「姐さんが君に何も言わないのには、必ず理由がある筈だ。思ったことを何でも口に出す人だからね」
『……言実さ…んを……疑ってはいない………けど、…自分の事…だから………ちゃんと…知りたい…知らない…ままじゃ………何も…対処…で…きないっ!…』
「そうだな。…!!?チッ」
モールモッドの一撃を分散する様に各自回避したが、殆どの敵が出水達を標的にしている。 追ってくる敵に容赦なく攻撃を繰り出す出水を見て、太刀川は一つの確信を持つ
「奴等はやっぱりあの子を狙っているみたいだな。さっきのゲートの連鎖的出現も恐らく……諏訪さん、あんた何も知らないのか?」
「本人が知らないことを他人の俺が知るわけねぇだろうが!!……あー考えるのも面倒だ!!…おサノ!!至急つる姐に連絡を取れ!!?」
〔え?言実さんに?!でも、何で…〕
目の前の敵を片付けつつ小佐野に指示を出す。……色々あるが、全ての禍根は言実が"らしくない事"をしているからだと諏訪は結論付けた。きっと相手も怒るであろうがそんな事は知ったことでない。…一番やってはいけない事を彼女は犯してしまったのだから
「良いから連絡しろ!!色々理由がありすぎて説明するのも面倒だが、…こんな状況になった以上一番情報を持っているだろうつる姐に全部話して貰う!!じゃなきゃ俺達が……鶴ヶ峰が救われねぇだろうが!!!」
「うんなの分かってる!?…俺もトリオン量あんま余裕ねぇからな。…日佐人!!さっきまで鶴ヶ峰を守っていた分トリオン量も問題ねぇだろ?!俺達が隙を作るから片っ端から斬れ!!」
「了解したいのは山々ですが、それじゃあ鶴ヶ峰はっ?!」
柚紀を取り囲む様な陣形で応戦開始したが、トリオン量の消費が激しいガンナー二人には、残りトリオン量の余裕が無く最悪ベイルアウトの危険性が出てきたので、笹森を主軸とした戦術にシフトする。笹森もそれが最善と分かるが、泣き続けている柚紀が気掛かりな様子。そんな中で動いたのは
「心配するな笹森、俺が柚紀ちゃんを守る。シューターなら両手が塞がってもアタッカーやガンナーみたいに火力が落ちたりしねぇ。…コントロールとか低下はするがこんだけの数なら、撃っていれるだけで当たるからな!!」
「それが一番だね。火力を落とさずに鶴ヶ峰を守るにはそれしか方法はない、…日佐人」
「っ!!…出水先輩、鶴ヶ峰をお願いします!!」
「おぅ、任せとけ!」
アステロイドで敵を撃ち抜きながら提案する出水に、堤は直ぐに同意し笹森に理解を促す。こんな状況で下らない意地を張る意味もないので、自分より頼りになる出水に柚紀を託して弧月を抜き応戦開始する笹森。攻撃を続けつつ、未だに泣き続けている柚紀をそっと抱き上げあやし始める出水
「姐さんが君に何も言わないのには、必ず理由がある筈だ。思ったことを何でも口に出す人だからね」
『……言実さ…んを……疑ってはいない………けど、…自分の事…だから………ちゃんと…知りたい…知らない…ままじゃ………何も…対処…で…きないっ!…』
「そうだな。…!!?チッ」
モールモッドの一撃を分散する様に各自回避したが、殆どの敵が出水達を標的にしている。 追ってくる敵に容赦なく攻撃を繰り出す出水を見て、太刀川は一つの確信を持つ
「奴等はやっぱりあの子を狙っているみたいだな。さっきのゲートの連鎖的出現も恐らく……諏訪さん、あんた何も知らないのか?」
「本人が知らないことを他人の俺が知るわけねぇだろうが!!……あー考えるのも面倒だ!!…おサノ!!至急つる姐に連絡を取れ!!?」
〔え?言実さんに?!でも、何で…〕
目の前の敵を片付けつつ小佐野に指示を出す。……色々あるが、全ての禍根は言実が"らしくない事"をしているからだと諏訪は結論付けた。きっと相手も怒るであろうがそんな事は知ったことでない。…一番やってはいけない事を彼女は犯してしまったのだから
「良いから連絡しろ!!色々理由がありすぎて説明するのも面倒だが、…こんな状況になった以上一番情報を持っているだろうつる姐に全部話して貰う!!じゃなきゃ俺達が……鶴ヶ峰が救われねぇだろうが!!!」