19.乱戦の曲
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「ん?…おう、鶴ヶ峰は怪我をしてないみたいだな。よかっ『………んな……ぃ』……どうした?」
暫く出水に言い寄っていた諏訪だが、こちらに柚紀が近付いてきたのに気付き、安堵の言葉を掛けようとしたのを途中で割込みされ、更に顔が見えないことが気になり問い掛ける。そして、上げられた柚紀の顔を見て全員が驚いた
『(ポロ)ごめん……なさ…い………本当…に………ごめ…んなさ…ぃっ!?…(ポロポロ)』
柚紀は泣いていた、泣きながら謝っていた。何故泣いているのか?何故謝っているかが分からない諏訪はとりあえず側に駆け寄る。堤や笹森は「大丈夫か?」や「何処か痛いのか?」と心配そうに声を掛け、出水は「……もしかして俺の攻撃が当たった?太刀川さんきちんと回避しろよ!?」と太刀川に言いがかりを付け、太刀川も「あの程度避けれない訳ないだろ?」と反論する。太刀川同様に何時もと違っていた事には気付いている筈なのに、誰も"お前のせいだ!!"と責めたりはしない。柚紀を気遣ってなのか、本当に気付いてないかもしれないな…今の柚紀にはそれすら辛く感じる
『…私が……基地の外………出なけ…れば、ヒック………あの…時………敵を見て……みたいと…ぉ…思って……歌…口ずさな……ればっ…ヒック……それぃ…以外のふか…かいな……現象も…多分……わ…わた…私の…せいっで!…』
「待て鶴ヶ峰!?何でそう結論付ける?お前の能力は歌が…『知らない!!誰も教えてくれないんだもん!!?』…何だよそれ?」
〔警告!!諏訪さん達が居る所にまたゲートが発生……って何よコレ〕
〔二人とも、流石にそこから離れた方が良いかも知れないよ?〕
何とか諌め様とする諏訪に泣きながら大声で反論する柚紀の言葉に眉を潜める。それと同時に小佐野からはゲート発生の報、国近はその場の危険性を指摘。それらが表すものはと言うと
バチッ……バチッ…バチッ……バチッバチッ………バチバチバチ…
一つゲートが発生したかと思えば、まるで連鎖反応の用にすぐ近くにまた新しいゲートが次々に現れ、その現れる数は増えていき現れる場所が泣いている柚紀を中心に円を書くような構図に。そんな異変に気付いてない柚紀は太刀川の態度に対する自虐的なものと同様…それ以上に抱えていた不満や不安を泣き叫ぶ
『だって、…誰も詳しく教えてくれない!!私が子供だから言っても理解出来ないだろうって!?本当は聞きたくても、気持ち悪くなる?!あの笑みがっ、人を見下す様な態度が!!私にはちゃんと説明をしないのに、あーしろこーしろと指示ばかり!!検査や実験でいい結果が出なければ影で嫌なこと言われる!?……ヒック…最初は言実さんが同席していたのに、最近は側にいてくれない!!寂しいのに、凄く不安なのに!!もう……嫌だよっ……一体どうなっているの?普通じゃ有り得ない事が…私のせいで起きるなんて…もう……私のサイドエフェクトって一体何なのよ!!お願いだから……誰か…教えてよ……おしえて…よっ…』
泣き叫ぶ声に呼応するようにゲート増えていき、柚紀が泣き崩れるのと同時にゲートからトリオン兵が続々現れる。それに即座に対応を始めた太刀川が違和感に気付く
「…斬れない訳じゃないが、斬りにくくなったか?これもその子…柚紀のせいか?」
暫く出水に言い寄っていた諏訪だが、こちらに柚紀が近付いてきたのに気付き、安堵の言葉を掛けようとしたのを途中で割込みされ、更に顔が見えないことが気になり問い掛ける。そして、上げられた柚紀の顔を見て全員が驚いた
『(ポロ)ごめん……なさ…い………本当…に………ごめ…んなさ…ぃっ!?…(ポロポロ)』
柚紀は泣いていた、泣きながら謝っていた。何故泣いているのか?何故謝っているかが分からない諏訪はとりあえず側に駆け寄る。堤や笹森は「大丈夫か?」や「何処か痛いのか?」と心配そうに声を掛け、出水は「……もしかして俺の攻撃が当たった?太刀川さんきちんと回避しろよ!?」と太刀川に言いがかりを付け、太刀川も「あの程度避けれない訳ないだろ?」と反論する。太刀川同様に何時もと違っていた事には気付いている筈なのに、誰も"お前のせいだ!!"と責めたりはしない。柚紀を気遣ってなのか、本当に気付いてないかもしれないな…今の柚紀にはそれすら辛く感じる
『…私が……基地の外………出なけ…れば、ヒック………あの…時………敵を見て……みたいと…ぉ…思って……歌…口ずさな……ればっ…ヒック……それぃ…以外のふか…かいな……現象も…多分……わ…わた…私の…せいっで!…』
「待て鶴ヶ峰!?何でそう結論付ける?お前の能力は歌が…『知らない!!誰も教えてくれないんだもん!!?』…何だよそれ?」
〔警告!!諏訪さん達が居る所にまたゲートが発生……って何よコレ〕
〔二人とも、流石にそこから離れた方が良いかも知れないよ?〕
何とか諌め様とする諏訪に泣きながら大声で反論する柚紀の言葉に眉を潜める。それと同時に小佐野からはゲート発生の報、国近はその場の危険性を指摘。それらが表すものはと言うと
バチッ……バチッ…バチッ……バチッバチッ………バチバチバチ…
一つゲートが発生したかと思えば、まるで連鎖反応の用にすぐ近くにまた新しいゲートが次々に現れ、その現れる数は増えていき現れる場所が泣いている柚紀を中心に円を書くような構図に。そんな異変に気付いてない柚紀は太刀川の態度に対する自虐的なものと同様…それ以上に抱えていた不満や不安を泣き叫ぶ
『だって、…誰も詳しく教えてくれない!!私が子供だから言っても理解出来ないだろうって!?本当は聞きたくても、気持ち悪くなる?!あの笑みがっ、人を見下す様な態度が!!私にはちゃんと説明をしないのに、あーしろこーしろと指示ばかり!!検査や実験でいい結果が出なければ影で嫌なこと言われる!?……ヒック…最初は言実さんが同席していたのに、最近は側にいてくれない!!寂しいのに、凄く不安なのに!!もう……嫌だよっ……一体どうなっているの?普通じゃ有り得ない事が…私のせいで起きるなんて…もう……私のサイドエフェクトって一体何なのよ!!お願いだから……誰か…教えてよ……おしえて…よっ…』
泣き叫ぶ声に呼応するようにゲート増えていき、柚紀が泣き崩れるのと同時にゲートからトリオン兵が続々現れる。それに即座に対応を始めた太刀川が違和感に気付く
「…斬れない訳じゃないが、斬りにくくなったか?これもその子…柚紀のせいか?」