18.遭遇の曲~そして運命は動き出す~
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そんなこんながあった中で国近の〔サボってないで仕事してくださ~い〕と、やる気のない催促にとりあえず移動を始める面々。太刀川隊との顔合わせも終ったので諏訪に「帰るか?」と聞かれたが柚紀が『もう少し外に居たい』との声に、別行動する事もないので一緒に歩いている。因みに先頭が太刀川と出水の二人、次に諏訪と堤で、最後尾に笹森と柚紀と言う順番だ
「あ~、暇だ~。敵来い!ゲート開け!!」
「太刀川さん、気持ちは分からなくもないですが抑えて下さい。一応今は柚紀ちゃんも一緒なの忘れないで下さいよ」
「出水先輩もあー言ってますが余裕綽々な感じですね。流石A級トップチーム」
「まぁ予想外な事がなければなんとでもなるだろうからね」
「ま、その辺りも見越しての行動だ。鶴ヶ峰を危険な目に遭わせるのは流石に御免被るってな感じだ」
太刀川隊二人ほどではないが、諏訪隊のメンバーも一応警戒はしているが、極度の緊張は見られない。あまり敵についてや正隊員に対する知識もない柚紀は、その中で一番気になる事を口にする
『あの、皆さんが敵…ネイバーでしたか?それの討伐のプロなのは分かりますが、そこまで強くないのですか?も、勿論何の術を持たない私には脅威的な存在なのは間違いないのは分かりますが……』
「んあ?…まぁ俺達の場合は場数も踏んでいるからそれなりにってな訳だ」
「一人で相手をするのは、俺達でも危険が伴うけど基本部隊単位で任務に就くからね。連携とか取れていれば負けることはまずないかな?」
「俺この中で一番ボーダー所属歴短いけど、それでもきちんと任務をこなせているから大丈夫だって!」
『成る程、…なら……』
諏訪隊の其々の意見、そして先頭を歩く太刀川隊の二人、出水がこちらを気にしてるのか首だけ動かしてこちらを見、目があったので軽く手を振ってくれた。そんな余裕のある状況で、警戒心より好奇心が勝ってしまい思わず柚紀は願ってしまった
‐ 敵に会ってみたいと ‐
「?…鶴ヶ峰、どうかしたか?」「「「「ん?」」」」
一番近くにいた笹森がいつの間にか柚紀が足を止めた何やら考え事をしているのに気付き声を掛ける。その声を聞き他のメンバーも足を止めて後ろを振り返る。そんな周囲の反応にも気付かず柚紀は、目を瞑ればペンダンドに手を当てここ連日ずっと行っていた臨床試験の癖か、無意識に口ずさみ始める
「あ~、暇だ~。敵来い!ゲート開け!!」
「太刀川さん、気持ちは分からなくもないですが抑えて下さい。一応今は柚紀ちゃんも一緒なの忘れないで下さいよ」
「出水先輩もあー言ってますが余裕綽々な感じですね。流石A級トップチーム」
「まぁ予想外な事がなければなんとでもなるだろうからね」
「ま、その辺りも見越しての行動だ。鶴ヶ峰を危険な目に遭わせるのは流石に御免被るってな感じだ」
太刀川隊二人ほどではないが、諏訪隊のメンバーも一応警戒はしているが、極度の緊張は見られない。あまり敵についてや正隊員に対する知識もない柚紀は、その中で一番気になる事を口にする
『あの、皆さんが敵…ネイバーでしたか?それの討伐のプロなのは分かりますが、そこまで強くないのですか?も、勿論何の術を持たない私には脅威的な存在なのは間違いないのは分かりますが……』
「んあ?…まぁ俺達の場合は場数も踏んでいるからそれなりにってな訳だ」
「一人で相手をするのは、俺達でも危険が伴うけど基本部隊単位で任務に就くからね。連携とか取れていれば負けることはまずないかな?」
「俺この中で一番ボーダー所属歴短いけど、それでもきちんと任務をこなせているから大丈夫だって!」
『成る程、…なら……』
諏訪隊の其々の意見、そして先頭を歩く太刀川隊の二人、出水がこちらを気にしてるのか首だけ動かしてこちらを見、目があったので軽く手を振ってくれた。そんな余裕のある状況で、警戒心より好奇心が勝ってしまい思わず柚紀は願ってしまった
‐ 敵に会ってみたいと ‐
「?…鶴ヶ峰、どうかしたか?」「「「「ん?」」」」
一番近くにいた笹森がいつの間にか柚紀が足を止めた何やら考え事をしているのに気付き声を掛ける。その声を聞き他のメンバーも足を止めて後ろを振り返る。そんな周囲の反応にも気付かず柚紀は、目を瞑ればペンダンドに手を当てここ連日ずっと行っていた臨床試験の癖か、無意識に口ずさみ始める