まるでインキュバス
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「――ちょっと…!やめてくださいっ、烏さん…!」
「シー……。声出したらバレんで…?」
物陰に隠れ、互いに声を潜めながら会話をする。
体を這う大きな手に自分の手を重ね、必死にやめさせようとするも男と女の力の差は歴然で、ただの無駄な足掻きに終わってしまった。
「お願いっ…烏さん、本当にやめて……っ!」
「…バレる言うてるやろ?」
'指でも咥えとき'と小声で言われた瞬間、自分の咥内に滑り込んできた長い人差し指。
上顎を擽るような動きをするその指に、徐々に力が抜けていく。
バレると言うのなら、今すぐこんな馬鹿なことやめてくれ!!……そう言いたいのに差し込まれた指がそれを阻み、聞こえてきたクチュッ…という淫猥な音に、顔に熱が集まってきた。
ほんの数分前までは、至って'普通の'会話をしていたのに…。
自分は一体いつ、どの時点で彼のスイッチを押してしまったのだろう。
「なあ、紬ちゃん?」
「んぅ…っ…むぅ…」
唐突に名前を呼ばれ、肩が分かりやすくびくついた。
「ここ最近、めちゃくちゃ練習キツいねんよなぁ」
「んっ……ふぅ…っ」
「もうな、心身ともに弱ってんねん俺。可哀想やろ?」
「んむっ……ぅ…っ」
「……せやから、な?紬ちゃん。俺のこと癒してぇな」
「んんっ…!!」
これのどこが弱ってるんですかっ!!
大体こんなところ誰かに見られでもして、絵心さんの耳に入ったらどうするのだ。烏さんも私も青い監獄 から追放されてしまう。それどころか、サッカーに一生携われなくなるかもしれない…。今の自分たちの姿は、一発退場のレッドカードだ。
そんな意味を込めて咥内を蹂躙する指にほんの少し歯を当てると、私の抵抗に烏さんは愉快そうに喉の奥で笑った。
「…悪い子やなぁ、紬ちゃんは」
そう低く囁いてきた烏さんの手がススッ…とTシャツの中へと侵入し、肌の上から直接手を這わせてきた。
烏さんのそのなんとも大胆な行動に、私はいよいよ慌て始める。
「んんーっ!!」
「まあ要するに、俺も健全な男子高校生やねんっちゅー話や。触れる距離にこんなかわええ女の子いてるいうんに、お預け食らわされてしんどいねんて」
「…っ!?」
脇腹を擽り臍の周りを撫で回した手は、その上にある二つの膨らみを目指して上がってきていた。
わざと焦らすようなゆっくりとした動きに、だんだんもどかしくなってきている自分がいる。
そんな私に気付いているのか、それとも気付いていないのか分からないが烏さんは鳩尾をツゥ…と、人差し指でなぞってみせた。
「いやぁ……あっ……あっ…」
好き勝手に膨らみを揉みながら耳を甘噛みしてくる烏さん。
先ほどまで私の咥内にあった手は、いつの間にかズボンの中へと入り込んでいて、股座を無遠慮に弄っていた。
「練習終わったらさぁ……」
「ひぅ……っ…んんっ…」
耳をペロリと舐め、囁く。
「紬ちゃんのこと……食べてもええ?」
「っ……!!!!」
ブンブン!!と目一杯激しく首を振る。
「ああ、それとも……今すぐ食べてほしい――?」
甘く痺れるような低音と熱い吐息を耳に送り込まれた瞬間、私の脳は一気に覚醒した。
「――乙夜さんのバカ!!乙夜さんが‘烏の側にいたら妊娠させられるよ’なんて言ったせいで、えらい目に遭ったじゃないですかっ!!もう乙夜さんなんて嫌いっ!!」
「は…?ちょ、ちょっと紬ちゃんっ!?えらい目に遭ったって、どういう意味!?っていうか今、俺のこと嫌いって言ったっ!?」
「シー……。声出したらバレんで…?」
物陰に隠れ、互いに声を潜めながら会話をする。
体を這う大きな手に自分の手を重ね、必死にやめさせようとするも男と女の力の差は歴然で、ただの無駄な足掻きに終わってしまった。
「お願いっ…烏さん、本当にやめて……っ!」
「…バレる言うてるやろ?」
'指でも咥えとき'と小声で言われた瞬間、自分の咥内に滑り込んできた長い人差し指。
上顎を擽るような動きをするその指に、徐々に力が抜けていく。
バレると言うのなら、今すぐこんな馬鹿なことやめてくれ!!……そう言いたいのに差し込まれた指がそれを阻み、聞こえてきたクチュッ…という淫猥な音に、顔に熱が集まってきた。
ほんの数分前までは、至って'普通の'会話をしていたのに…。
自分は一体いつ、どの時点で彼のスイッチを押してしまったのだろう。
「なあ、紬ちゃん?」
「んぅ…っ…むぅ…」
唐突に名前を呼ばれ、肩が分かりやすくびくついた。
「ここ最近、めちゃくちゃ練習キツいねんよなぁ」
「んっ……ふぅ…っ」
「もうな、心身ともに弱ってんねん俺。可哀想やろ?」
「んむっ……ぅ…っ」
「……せやから、な?紬ちゃん。俺のこと癒してぇな」
「んんっ…!!」
これのどこが弱ってるんですかっ!!
大体こんなところ誰かに見られでもして、絵心さんの耳に入ったらどうするのだ。烏さんも私も
そんな意味を込めて咥内を蹂躙する指にほんの少し歯を当てると、私の抵抗に烏さんは愉快そうに喉の奥で笑った。
「…悪い子やなぁ、紬ちゃんは」
そう低く囁いてきた烏さんの手がススッ…とTシャツの中へと侵入し、肌の上から直接手を這わせてきた。
烏さんのそのなんとも大胆な行動に、私はいよいよ慌て始める。
「んんーっ!!」
「まあ要するに、俺も健全な男子高校生やねんっちゅー話や。触れる距離にこんなかわええ女の子いてるいうんに、お預け食らわされてしんどいねんて」
「…っ!?」
脇腹を擽り臍の周りを撫で回した手は、その上にある二つの膨らみを目指して上がってきていた。
わざと焦らすようなゆっくりとした動きに、だんだんもどかしくなってきている自分がいる。
そんな私に気付いているのか、それとも気付いていないのか分からないが烏さんは鳩尾をツゥ…と、人差し指でなぞってみせた。
「いやぁ……あっ……あっ…」
好き勝手に膨らみを揉みながら耳を甘噛みしてくる烏さん。
先ほどまで私の咥内にあった手は、いつの間にかズボンの中へと入り込んでいて、股座を無遠慮に弄っていた。
「練習終わったらさぁ……」
「ひぅ……っ…んんっ…」
耳をペロリと舐め、囁く。
「紬ちゃんのこと……食べてもええ?」
「っ……!!!!」
ブンブン!!と目一杯激しく首を振る。
「ああ、それとも……今すぐ食べてほしい――?」
甘く痺れるような低音と熱い吐息を耳に送り込まれた瞬間、私の脳は一気に覚醒した。
「――乙夜さんのバカ!!乙夜さんが‘烏の側にいたら妊娠させられるよ’なんて言ったせいで、えらい目に遭ったじゃないですかっ!!もう乙夜さんなんて嫌いっ!!」
「は…?ちょ、ちょっと紬ちゃんっ!?えらい目に遭ったって、どういう意味!?っていうか今、俺のこと嫌いって言ったっ!?」
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