俺×エンリルギルス 現パロ

家に戻った頃にはあの綺麗な髪を輝かせていた陽は沈み、暗闇を月が照らしていた。

(こんな短期間でエンリルギルスと、こんなにも親しくなってどうしたんだ俺は?!)

見慣れた自室に入ると現実味が襲い掛かり先程までの出来事が幻のようにも感じた俺。
だが手に持っていたガラテアが帰り際に持たせてくれた手土産の紙袋が現実であると知らしてくれる。

そういえば何をくれたんだろうか、と紙袋の中を取り出す俺。
入っていたのは百貨店で見る洋菓子店のクッキー缶と
「手紙…?」
横開きで金の箔押しのある上品な白い封筒が出てきた。
(一体何が…?)
恐る恐る開けた俺、中身はやはり二つ折りの手紙だった。

少しがたつきがあるものの普通に読める文字、それを綴ったのはガラテアだった。

要約すると『お父様であるエンリルギルスをどうか末長くよろしくお願いします、貴方ならきっと幸せにしてくれると確信しています』とのことだった。

「………えっ?」

ガラテアが文字を書けることも驚きだがまず、俺が、エンリルギルスを?
その時ようやく俺はエンリルギルスへ向ける想いの名前に気づいたのだった。






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俺とエンリルギルスはメッセージでのやり取りの中で敬称と敬語をなしでタメになってる。
俺はエンリルギルスには恐れ多くて敬語だったしさん付けで呼んでたけど少し壁を感じたエンリルギルスが要らないと言ってちょっと無理やり気味にタメにさせた。

ここのガラテアはガラテアiで勝手にエンリルギルスの(ロンギルスの時に)着用していた外套を着てる。
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