昨日日付ちょっと超える頃にドクスト全巻読破しました。

ジャンプってだいたい作中に何人か救いようのない極悪人いるじゃないですか。鬼滅だと上弦の弐、肆、伍、無惨あたりですかね(日本一慈しい鬼退治にもかかわらず)。ドクストだと、イバラだけ救いようのない悪人だったなあって。

他の敵キャラはなんやかんや千空や科学王国の人間に魅了されていくんですけど、イバラだけ黙って石化されたっきりですし。司の言ってた、薄汚れた既得権益者をそのまま現してるのかなあと。

龍水も既得権益者で司に見つかって大丈夫なのかと思ってましたけど、龍水は薄汚れたを通り越して極端に強欲で純粋で果てのない欲しがりだから、千空と通ずるものをみんな感じたかもしれん。未来の欲しがりってやつですね。

逆にイバラは千空を倒した瞬間、一人であぐらかいてて未来がない気がした。目先だけの、現在の欲しがりってやつですね。そりゃあ千空や龍水を前にしたらどうしようもねえクソジジイに映りますわ。司が眠ってた傍らで司の最大の敵が排除されたの、なんかスッキリ。

とにかくみんな最終的に千空大好き人間になるのがアツい。