短編集
ジャック「えー本日はいつものギャグ?などとは違い真面目な話をしようと思います」
セティ「いきなりどうしたの」
ジャック「オリジナル要素を加えた事から魔法の設定を採用したはいいけどそれを細かく決めてなかったからここでまとめてみようって事に」
セティ「父さんメタ発言だよねそれ」
ジャック「まぁいいじゃないか!それで僕が講師を買って出たわけだけど」
ブギー「生徒1でーす」
ディアナ「生徒2です」
リル「生徒3のリルです!!」
セティ「この流れだと俺は生徒4?」
ジャック「そうなっちゃうね」
ジャック「さて、まずはどこから話そうか…魔法とは何か、かな?」
セティ「この世界での魔法とは個人の中にある魔力と呼ばれる力を源として発現する様々な属性を用いた力の事だよ」
ジャック「そうだね。あと魔力とはその人それぞれの命に宿っていてそれ故に魔力の量や強さが違うね」
ディアナ「そう考えたら父様の魔力はかなり高いものですね」
ジャック「ディアナもなかなか…あ、けど魔力量は…うーん、まだ微妙なのかな」
ディアナ「はい。ワタシもまだまだ頑張らないと!」
リル「どういう事なのー?」
ブギー「魔力はそいつの命に宿ってるわけだが、その魔力を文字通り鍛える事は可能だ。魔力の強さは魔法を使って鍛えればそれだけ上昇する、が魔力の多さはそいつ本人の肉体も鍛えねぇとだめだ」
リル「なんで??」
ブギー「魔法を使うって事は魔力を消費するって事、つまり魔力が宿っている命の強さも影響するってわけで……ってわかってるか?」
リル「……?」
セティ「簡単に言うとリルは肉弾戦が得意だけどずっと戦ってたら疲れてきちゃうだろ?でも体を鍛えてスタミナ強化すれば、ね」
リル「体力ついたらそれだけ長く戦えるね!」
セティ「そう。魔法も同じって感じかな」
ジャック「まとめると魔法は命に宿る魔力を使うもので魔法を強化したいならどんどん魔法を、けどその魔法を使うにも命の力が強くないとすぐに枯渇してしまう、と」
セティ「つまり鍛えろ、鍛えればそれだけ強くなる」
ブギー「なぁ、これわかりやすいのか?」
ジャック「どうなんだろ?管理人は説明下手だからなぁ…今はこれが精一杯なんじゃないかな?」
ブギー「夜勤明けに頭使うからこんな事になるんだろ…」
ジャック「さて次は属性かな」
リル「それならボクもわかるよ!炎、水、風、地、光、闇だよね!」
ディアナ「リルすごい!ちゃんとお勉強してたのね」
リル「すごいでしょ~!」
セティ「それぞれの属性の説明も必要?」
ディアナ「一応した方がいいのかしら」
セティ「まず炎は破壊系統だよね」
リル「パパは炎が一番得意なんだよね」
ジャック「まぁね!」
セティ「炎はそのまま対象を燃やすことが出来る。魔法クラスにもよるけど上位になれば周囲を爆破するなんて事も可能だよ」
ディアナ「父様がよくブギーさんと喧嘩してる時にやってますよね」
ブギー「容赦ねぇんだよこいつは」
ジャック「悪かったってば!今度からは少し加減するからさ」
ブギー「加減っつーか燃える事自体が嫌なんだがな」
セティ「まぁ炎魔法って相手を燃やす、高温で溶かす…そんなの自分がくらうなんて正直嫌だな」
ジャック「次は水だけど、これはディアナが説明した方がいいね」
ディアナ「はい。水属性は生命を司っています。要するに癒しですね」
セティ「まぁそれだけじゃなくて攻撃にも優れているけど」
リル「そういえば二人が喧嘩してた時なんてお姉ちゃんが怒って水球でお兄ちゃん包んじゃって窒息しかけてt「なんでもないですから!リルそれは言わないで!」…はぁーい」
ブギー「ディアナおっとりしてんのになんか怖いんですけどそこんとこどうですかお父さん?」
ジャック「怒らせると怖い子なんだよ…」
ディアナ「話がそれましたね…また水属性からの派生で氷属性も存在しますがそれは父様がよく使ってますね」
ジャック「サンディの衣装着てるとつい^^」
ジャック「次は風属性、ならセティだね」
セティ「風は想像しやすいんじゃないかな?衝撃波出したり風で身を包んで飛行なんて事も出来るし上位なら竜巻起こしたりね」
ジャック「そういえばいつだったか忘れたけどブギーを飛ばしてやろうと思って風を纏わせた事あるんだけどさ……つい手が滑って袋が裂けて大惨事になった事あったよね!」
ブギー「魔法で手が滑るとか聞いたことねぇんだがな」
ジャック「手が滑ったんだよ?」
ブギー「ほぉ~?そうか滑ったのか、そうか」
ディアナ「そ、そういえば雷属性は風属性の派生になりますよね」
セティ「そうだね。雷もまぁ雷撃や相手を麻痺させる、これも想像しやすいよね」
リル「あとお兄ちゃん電気纏って肉弾戦しかけてきた事あったよね!」
ジャック「そうなの?」
セティ「リルが俺を怒らせるからだ!ちょっと懲らしめるために…」
ジャック「えっと次は地属性なんだけど…」
セティ「俺そこまで得意じゃないかな」
ディアナ「一応使えますけどまだまだです」
リル「はい!ボク使えるよ!」
ブギー「お前のは物理という名の魔法だよな?」
ジャック「じゃあ僕が説明しようかな…地属性は攻防共に優れてるかな?攻撃だと石や岩、地を自由に操るから打撃的には強い、で防御だとほら、壁を出現させてガードしたりね?」
ブギー「つーかお前もそんなに使わないよな」
ジャック「うーん、使えるのは使えるんだけどやっぱり他の属性(主に炎)に偏っちゃうんだよなぁ」
セティ「けど耐久戦だとなかなか使える属性ではあるよね」
ジャック「まぁね!上位だと地震起こしたり、だけど皆の迷惑になっちゃうね」
ディアナ(普段ブギーさんとの喧嘩で周りの家とか破壊してる時あるんだけどそれは迷惑じゃないんだ…)
ブギー「次は光…ほらよ」
ジャック「なんで僕なの?」
ブギー「光の悪魔だし」
ジャック「いや光の悪魔は合ってるけどさ…基本光を灯したりとかくらいしか使わないよ?」
ブギー「あれ、お前他にも使ってなかったっけ?」
ジャック「……あ、補助系統で使う事あるっけ」
リル「どんなのー?」
ジャック「目眩しだったり闇夜でも猫の目のように周囲を見る事が出来たり、防壁を張ったりね」
セティ「色々と便利ではあるよね」
ジャック「じゃあこの流れで闇属性…はい、ブギー」
ブギー「まぁ闇属性なら俺だよな。俺がシャドー使ってるの知ってるだろ?それも闇属性の魔法だ」
ジャック「闇属性って色々厄介なのが多いんだよなぁ…まぁ今のブギーは敵じゃないからいいんだけどさ」
ブギー「そのうち裏切るかもしれねぇぞ?」
ジャック「うん、その時は遠慮なく消滅させてあげるね!(笑顔)」
ブギー「…冗談だっての冗談(こいつ絶対マジだ)」
リル「闇属性も光属性と同じで補助系統?に優れてるの??」
ブギー「あーまぁ補助系統って言っていいのか?これは…影に入り込んで移動できるし影を操って相手の自由奪ったり相手の意識に入り込んで眠らせたり」
リル「ブギーなんかこわいよそれ」
ブギー「闇なんざそんなもんだろ」
ジャック「属性についてはこんな感じかな?」
セティ「かなり簡単な説明になっちゃったね」
ジャック「まぁしょうがないよ管理人が本当に説明下手すぎるんだから」
ブギー「とりあえずこれで終いか?」
ジャック「うーん…あとは他にも属性はあるといえばあるけどこれはあまり見る事はないものだろうしね…こんなものじゃないかな?」
ブギー「よしやっと解放か!長かったな!」
リル「勉強おわり?やった!」
セティ「待ってよまだ色々と説明が…」
ディアナ「これ以上続けたら管理人の頭が破裂しちゃうんじゃないかしら」
セティ「…じゃあしょうがないか」
ジャック「まぁまたまとめたくなった時に続きでも書けばいいんじゃないかな」
リル「あ、でも…ずっと話聞いてたけどやっぱりボクよくわからなかった…!そうだ!!さっき言ってたの実際に見ればわかるかも!!」
ブギー「…は?」
リル「例えばパパとブギーで本気の魔法対決とかどうかな!かっこよさそうだしボク見てみたい!!」
セティ・ディアナ「「リル…この町を崩壊させるつもり?」」
リル「え?え、二人ともなんだか怖いよ?どうしたの?」
セティ「あの二人にここで真剣勝負でもさせてみろ…まず近くにいる俺達が死ぬからっ」
ディアナ「それだけじゃないわ!町が破壊されて皆に迷惑かかるのよ?」
ジャック「い、いや流石にそこまではしないからね?」
ブギー「そこら辺はしっかり考えてるぞ?俺は」
ジャック「僕は何も考えずに破壊の限りを尽くすとでも?」
ブギー「いや実際にそうだろ。殺り合ってる時の住居破壊の原因は8割お前のぶっ放した魔法だったりするし」
ジャック「(…よく考えたらそうかもしれない)じゃあ君が受け止めればいいんじゃないかな?」
ブギー「それは死ねって言ってんのか?」
ジャック「いやだなぁ流石の僕も簡単に死ねだなんて言わないよ!凄く痛い思いをして最終的に自分から殺してくださいって言うだろうし?」
ブギー「……」
ジャック「……」
ジャック・ブギー「「表に出ろ!!」」
セティ「はいそこストップ!今日はこれで終了だから!殺る気満々な顔を今すぐ戻すように!」
ディアナ「もう遅い時間だから帰って皆でご飯にしましょ?ね!リルもそう思うわよねっ?」
リル「え、よくわかんないけど……「「リル!!」」パパもブギーも今日はもうかえろ!ね!」