蠱惑の糸
後日談―…
ブギー「…お前そのうち尻に敷かれるんじゃねぇのか?」
ジャック「そうなのかな」
ブギー「いやお前…その話聞いた限りじゃぁな」
ジャック「うーん…でもサリーならそれでもいいかなって」
ブギー「まじかよ」
ジャック「君も誰かいい相手が見つかったらそうなるんじゃない?」
ブギー「俺が?ありえねぇー」
ジャック「あ………そういえば君の好きな人の続きなんだけど」
ブギー「その話は終いだって言っただろ」
ジャック「あの時はね、だから改めて今から」
ブギー「却下」
ジャック「無理矢理聞いてもいいんだけどねー」
ブギー「ほぉー?やろうってのか?俺は大歓迎だぞ?」
ジャック「大歓迎なんだ、死んでもしらないぞ?」
ブギー「は!お前みてぇなひょろっちい野郎にそう易々とやられてたまるかよ」
ジャック「そう」
ブギー「うお!あっちあっちいい!!」
ジャック「あれ、どうしたんだ?まさかひょろっちい野郎にやられるような軟な奴じゃないだろ?」
ブギー「…上等だてめぇ、今日こそその真ん丸頭砕いてやる!!」
ジャック「やれるものならやってみなよ!」
バレル「尻に敷かれるってなんだろ??」
ロック「…尻で押しつぶしちゃうとか?」
ショック「ジャックがサリーに?…え、サリーってもしかして最強かなにかなの?」
ロック「じゃあ親分も尻に敷かれちゃうのかも…」
「「「サリーこわい!!!」」」
その後ジャックとブギーが室内で殺し合いを始めてしまい
結果、ブギー宅は半壊状態となった
更に小鬼達の間で尻に敷かれる=ヒッププレスと認識され、サリーは最強説が彼らの間で浮上してしまっていた
サリー「今日はジャックの好きな物をいっぱい作ってあげましょう、喜んでくれるかしら」
そんな事を知る由もないサリーは1人楽しそうに食事の準備をしていた
ハロウィンタウンに元通りの平和な時間が流れていた
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