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140文字以下①

ふたりで死にたいって泣き喚いたあたしの首を締めたのはただのパフォーマンスでしかなく。

あたしにまたがるあなたの首を締めたのは半分本気で。

手を離すとあなたは言った。

「なんで、手を離したの」

「死んじゃいそうだった、から」

あなたと死にたかった。殺して欲しかった。

けれどそれ以上に

あなたと生きたかった。

それだけなのに。

なんにも上手くいかないや。
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