最短で完治する白血病闘病日記

これまでの流れ

2023/09/24 12:09
ひとまず夏沢が白血病と診断されるまで

9/3原因不明の高熱が出て病院を転々とする
この時実はかなり嫌な予感がしてた

9/14紹介された先の病院で血液検査したところ白血球と赤血球が基準値を大幅に下回る

9/15もう少し詳しい血液検査の結果、血液の病気を疑われたため大きい病院へ紹介状を書くと言われる
この時病名こそ言われてないけどかなり悪いと先生から脅される

9/19連休明け、予定していた大きい病院では見れないと言われ、県で1番大きい大学病院へ今すぐ行けと言われる
急遽特急列車で4時間かけて病院へ向かい、ここではじめて「白血病の疑い」と言われる
免疫ほぼ無しでそのまま緊急入院、急遽抗菌薬投与

9/20血液検査でほぼ白血病で間違いないと宣告
1回目の骨髄検査、その他全身検査、輸血と抗菌薬投与

9/21骨髄検査の結果「成人急性リンパ性白血病」と診断
今後の治療のため首から心臓にかけて静脈内にカテーテル挿入処置をする
(術後暫く車椅子となり、社会のお荷物になった気がして落ち込む夏沢)

9/22医師から正式に病気と治療スケジュールの説明を受ける
大学病院なので臨床中の最新の治療を受けることに(臨床中だからリスクもある)
臨床実験検査のため2回目の骨髄検査、ステロイド治療開始

ここから夏沢の白血病との闘いがはじまるのであった.....!
果たして夏沢は5年生存率30%をこの手にすることができるのか.....!


ちなみにここからは白血病になるまで実際に知らなかった検査とかの内容を紹介しようと思います(*^ω^*)

・骨髄検査
白血病に欠かせないのがこの検査
腸骨から骨髄液を採取してくるのですが、
まず皮膚の表面と肉の奥に麻酔を数本打ちます
ちなみに肉奥の麻酔は慣れない重い痛みです
その後、ボールペンの先くらいの針を骨の中まで差し込みます
いくら麻酔をしていても骨には麻酔は届かないので針が骨を劈くのは痛いです
夏沢はちょっと泣きました
それから複数回勢い良く髄液を吸い上げてもらいます
骨の中の汁が吸われてる感覚がお腹全体に響いて、体内で骨が軋むようなゴリゴリって音がします
採取後は止血のため30分〜1時間ほど仰向けに寝ます
骨まで針を刺すのに絆創膏1枚貼って終わりなので、痛みが引くまでに数日かかります
歩くだけでも痛いです
骨髄検査は今後退院まで20回近くあらしく、先生にそれを聞いた時はニコニコ顔も流石に真顔になりました

・輸血
輸血は重い事故や病気でされた方もいるかもしれませんね
白血病になると正常な血液が作れない状態になり、出血もしやすく重度の貧血になります
そのため毎日採血を行って赤血球とヘモグロビン値をみて輸血をしてもらいます
輸血はありがたい反面、常に感染症やアナフィラキシーの危険もあるので、痛くないわりに怖い処置だそうです

・静脈カテーテル
この処置は想定していなかったので、先生に言われた時は動揺が隠せませんでした
今後重要な抗がん剤や輸血、その他治療薬が漏れる恐れがないよう血管内にカテーテルを入れる処置です
私の場合は首の静脈から心臓の静脈へ流れるようカテーテルを挿入しました
隣の動脈を過って傷つけないようエコーを使って静脈を探し、麻酔を数本打って静脈内にカテーテルを入れます
この時どうしても肺や心臓が近いので数回心臓発作のような痛みや動悸や息苦しさに見舞われます
我慢して開通すると、点滴を入れてもらう出入口が首にできます
そして気泡が直接体内に入ると危険なので点滴台には24時間機械が取り付けられることになります
この機械が地味にごつくてトイレやリハビリ中に邪魔です(笑)
そしてやはり痛みや違和感があります
冷えた点滴が体内に注入されると心臓を押されているような違和感があり、時に2時間以上胸が苦しくて寝たきりになります

長くなりましたが今のところ検査などで体験した、知らなかったことをご紹介さていただきました!
これを読んでいる方は絶対経験しないでくださいね!
今後の創作活動や、お知り合いの看病に役立てたら幸いです(*´∀`*)

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