観月はじめ
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12月…
私の受験勉強は観月頼みである。
観月相手なら、わからないところを遠慮なくガンガン聞けるから。
観月は面倒だと言うわりに上手に教えてくれるので、本当に助かっている。
観月はきっと今日も図書室にいるだろう。
参考書や筆記用具等の必要な道具を持って図書室へ向かった。
図書室では1つのテーブルに座り既に勉強を始めているテニス部員の姿が…
私はその隣のテーブルに座り、
「観月先生、今日もお願いしまーす」
と声を掛けた。
そんないつもと変わらない日常のひとコマ…
「祐太くんも一緒に勉強?ほんと真面目でよろしい事だねぇ〜」
「祐太くんの爪の垢でも煎じて飲ませてもらってはどうですか?苗字さん」
「は?私もこうして毎日勉強してんじゃん。真面目だっつーの!」
「んふっ。またそんな大きな声で…図書室でのマナーがなってませんね」
「それはあんたがムカつく事言うから…!」
「まあまあ2人とも、喧嘩しないでくださいよ。周りの迷惑になるので……あ!外見てください!雪ですよ!」
「この調子だと、今年はホワイトクリスマスかもなぁー!」
「ホワイトクリスマス?わざわざはしゃく程のものでもないでしょう?」
「ホワイトクリスマスなんて、別に珍しくないでしょ。当たり前すぎてその言葉自体知らなかったよ。地元はホワイトクリスマスって言うより、ホワイトアウトクリスマスだったし」
「そうですね」
「2人ともスゲー冷めてますね…俺らのさっきまでのテンションは…」
「あぁ、お前ら山形と新潟だもんな…」
「まあ、とりあえず、喧嘩が収まって良かっただーね…」
観月と苗字、どっちも豪雪地帯出身です。
私の受験勉強は観月頼みである。
観月相手なら、わからないところを遠慮なくガンガン聞けるから。
観月は面倒だと言うわりに上手に教えてくれるので、本当に助かっている。
観月はきっと今日も図書室にいるだろう。
参考書や筆記用具等の必要な道具を持って図書室へ向かった。
図書室では1つのテーブルに座り既に勉強を始めているテニス部員の姿が…
私はその隣のテーブルに座り、
「観月先生、今日もお願いしまーす」
と声を掛けた。
そんないつもと変わらない日常のひとコマ…
「祐太くんも一緒に勉強?ほんと真面目でよろしい事だねぇ〜」
「祐太くんの爪の垢でも煎じて飲ませてもらってはどうですか?苗字さん」
「は?私もこうして毎日勉強してんじゃん。真面目だっつーの!」
「んふっ。またそんな大きな声で…図書室でのマナーがなってませんね」
「それはあんたがムカつく事言うから…!」
「まあまあ2人とも、喧嘩しないでくださいよ。周りの迷惑になるので……あ!外見てください!雪ですよ!」
「この調子だと、今年はホワイトクリスマスかもなぁー!」
「ホワイトクリスマス?わざわざはしゃく程のものでもないでしょう?」
「ホワイトクリスマスなんて、別に珍しくないでしょ。当たり前すぎてその言葉自体知らなかったよ。地元はホワイトクリスマスって言うより、ホワイトアウトクリスマスだったし」
「そうですね」
「2人ともスゲー冷めてますね…俺らのさっきまでのテンションは…」
「あぁ、お前ら山形と新潟だもんな…」
「まあ、とりあえず、喧嘩が収まって良かっただーね…」
観月と苗字、どっちも豪雪地帯出身です。