切原赤也
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例のゲーセンで度々会う女の子。
名前は知らない。
不良少女と、俺は心の中で呼んでいた。
そんなある日の事。
今日も不良少女はゲーセンに居た。
不良少女とは時々会話するくらいの仲になっていた俺は、前から思っていた疑問について尋ねてみた。
「あんたって、なんであんなに格ゲーうまいの?」
「私って実は格ゲー上手じゃないよ。あんなに上手に扱えるのは、1人のキャラクターだけだから」
「え、マジで?」
思い返せば、不良少女はいつも同じキャラクターばかり使っていたかもしれない。
実際に、いつもと違うキャラクターを使って見せてくれたが、ほんとに下手だった。
…何でいきなり下手なんだよ。
操作変わんねーだろ?変な奴。
そう思ったが、口には出さず心にしまっておいた。
「…親からの期待が強すぎて、ストレス発散にプレイしたのがきっかけなんだ。お兄ちゃんが昔やってた格ゲーを思い出して、たまたまこの台に座ったのが運命の瞬間だったなぁ」
以来、ストレスは格ゲーで発散するようになった、との事だった。
それにしても、運命の瞬間なんて大げさだろ…。
「ふーん。ストレス発散の為にゲーセン通いかよ。やっぱ不良少女だな」
思わず口から出てしまった、不良少女という言葉。
「…やっぱって何?私は不良じゃない!失礼な!」
「お前だって俺のこと、ワカメだって思ってるんだろ⁉︎失礼だっつーの!」
初めて会った日にこいつが言った、ワカメくんという言葉。
俺はまだ忘れていない。
険悪な雰囲気になりかけていたその時、
「あ!アドレス交換しよっか。お互い名前知らないから喧嘩になるんだよ」
と、不良少女から提案される。
アドレス交換までする必要なかっただろうけど、その時の俺はそれで納得していた。
「切原赤也くんね、覚えたよ」
「俺のアドレス、ワカメに変えて登録すんなよ?」
一応言っておく。
「切原くんこそ、不良少女はやめてよね!」
苗字 名前
登録完了。
名前は知らない。
不良少女と、俺は心の中で呼んでいた。
そんなある日の事。
今日も不良少女はゲーセンに居た。
不良少女とは時々会話するくらいの仲になっていた俺は、前から思っていた疑問について尋ねてみた。
「あんたって、なんであんなに格ゲーうまいの?」
「私って実は格ゲー上手じゃないよ。あんなに上手に扱えるのは、1人のキャラクターだけだから」
「え、マジで?」
思い返せば、不良少女はいつも同じキャラクターばかり使っていたかもしれない。
実際に、いつもと違うキャラクターを使って見せてくれたが、ほんとに下手だった。
…何でいきなり下手なんだよ。
操作変わんねーだろ?変な奴。
そう思ったが、口には出さず心にしまっておいた。
「…親からの期待が強すぎて、ストレス発散にプレイしたのがきっかけなんだ。お兄ちゃんが昔やってた格ゲーを思い出して、たまたまこの台に座ったのが運命の瞬間だったなぁ」
以来、ストレスは格ゲーで発散するようになった、との事だった。
それにしても、運命の瞬間なんて大げさだろ…。
「ふーん。ストレス発散の為にゲーセン通いかよ。やっぱ不良少女だな」
思わず口から出てしまった、不良少女という言葉。
「…やっぱって何?私は不良じゃない!失礼な!」
「お前だって俺のこと、ワカメだって思ってるんだろ⁉︎失礼だっつーの!」
初めて会った日にこいつが言った、ワカメくんという言葉。
俺はまだ忘れていない。
険悪な雰囲気になりかけていたその時、
「あ!アドレス交換しよっか。お互い名前知らないから喧嘩になるんだよ」
と、不良少女から提案される。
アドレス交換までする必要なかっただろうけど、その時の俺はそれで納得していた。
「切原赤也くんね、覚えたよ」
「俺のアドレス、ワカメに変えて登録すんなよ?」
一応言っておく。
「切原くんこそ、不良少女はやめてよね!」
苗字 名前
登録完了。