長谷川泰三(マダオ) 短編集
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この公園に来て半日は経つ。
パチンコに負けた俺はベンチに座り、燃え尽きていた。
それはもう、真っ白に…
他に行き場もないこんな俺を、誰も相手になんかしてくれない。
そりゃそうか。俺、マダオだもんな…
「どうしたんですか?マダオさん!明日のジョー最終回みたいになってますよ?」
今まさに俺もそう思っていた。
声をかけてきたのは、万事屋のとこの名前ちゃんだった。
「いや…俺ってマダオじゃん?こんな俺は誰からも相手にされない存在なんだと…」
「え?私がいるじゃないですか!」
え?それってどういう意味?
「いや、俺にはハツという妻がい「私たち、友達ですもんね?」
…友達?そりゃそうだよ、友達、友達!
「も、もちろん!俺たち友達だよなー!ハハハハ…!」
もしかして俺の事…なんて、一瞬でも勘違いした自分はやはりマダオなのだ…。
「私パチンコで勝っちゃったんで、何か奢りますよ!だから、一緒にご飯食べに行きましょーよ!」
また勝ったの?この娘!俺は負け続きなのに、神様って意地悪!泣
年下の女の子に飯を奢ってもらう俺は、やはりまるでダメなおっさんなのだった…
パチンコに負けた俺はベンチに座り、燃え尽きていた。
それはもう、真っ白に…
他に行き場もないこんな俺を、誰も相手になんかしてくれない。
そりゃそうか。俺、マダオだもんな…
「どうしたんですか?マダオさん!明日のジョー最終回みたいになってますよ?」
今まさに俺もそう思っていた。
声をかけてきたのは、万事屋のとこの名前ちゃんだった。
「いや…俺ってマダオじゃん?こんな俺は誰からも相手にされない存在なんだと…」
「え?私がいるじゃないですか!」
え?それってどういう意味?
「いや、俺にはハツという妻がい「私たち、友達ですもんね?」
…友達?そりゃそうだよ、友達、友達!
「も、もちろん!俺たち友達だよなー!ハハハハ…!」
もしかして俺の事…なんて、一瞬でも勘違いした自分はやはりマダオなのだ…。
「私パチンコで勝っちゃったんで、何か奢りますよ!だから、一緒にご飯食べに行きましょーよ!」
また勝ったの?この娘!俺は負け続きなのに、神様って意地悪!泣
年下の女の子に飯を奢ってもらう俺は、やはりまるでダメなおっさんなのだった…
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