切原赤也
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クリスマスイブ、彼女のいない俺は、普通に部活を終え、普通に家で過ごした。
彼女がいる奴らからしたら、俺は寂しいやつなのだろうか。
そしてクリスマスの今日、いつものように俺はゲーセンへ。
同じくゲーセンへストレス発散に来ていた苗字と一緒に過ごしている。
「そういえば、ここに来る途中でカップル割引やってる喫茶店見つけたんだ。ちょっと休憩したいから行ってみない?」
「は⁉︎カップル割引?カップルって…」
俺ら付き合ってないじゃん。
動揺してしまう俺。
「そんなに深く考えないで、カップルのフリしてお得を手に入れようってこと。使えるものは親でも使えって言うじゃない」
俺の左腕に自分の腕を絡めてくる苗字。
恥ずっ!
それに俺、まだ行くとは言ってないんだけど…
俺の顔、赤くなってない?
心臓をドキドキとさせているのを苗字に悟られるのが恥ずかしい…
苗字に腕を絡められ、ドキドキしながら結局俺は喫茶店へ…
苗字はホットココアを注文し、俺は何でもよかったので、苗字と同じものを注文する。
「私ね、普段学校では猫かぶって過ごしてるんだよね」
何の前触れもなく話し始める苗字。
「切原くんと一緒にいる時は、猫をかぶる必要はないから…一緒に居て私は楽しい…」
…ん?これから告白でもされんのか?
緊張してしまう俺。
だがそれは、早まった俺の完全な勘違いだったようだ。
「切原くんは猫かぶってない今の私の事、どう思う?」
どう思うって…何で猫かぶって過ごしてんだ?
「何で猫かぶる必要あんの?猫かぶってるあんたを見た事ないけど、俺もあんたと一緒にいるのは楽しいし。そう思うのは俺だけじゃないと思うけど」
「…そっか…猫かぶった私があまりにも自分と違い過ぎちゃってて…でも、今更我を出すのがちょっと怖くて。最初に猫かぶった私が悪いんだけどね。でも、切原くんがそう言ってくれたから少し自信持てたよ」
苗字には苗字なりの悩みがあるよな…
サンタクロースを信じてるのを演じてるっていう、変な心の闇もあるし…
喫茶店に誘って、俺に相談したかったって事か。
「今日は私の我がままに付き合ってくれて、ありがとう。今日は私の奢り」
女の子に奢ってもらうなんて何だがカッコ悪りーけど、私の気が済まないという苗字に今日は大人しく奢ってもらう事にする。
喫茶店を出た俺らは、その日はそこで別れた。
彼女がいる奴らからしたら、俺は寂しいやつなのだろうか。
そしてクリスマスの今日、いつものように俺はゲーセンへ。
同じくゲーセンへストレス発散に来ていた苗字と一緒に過ごしている。
「そういえば、ここに来る途中でカップル割引やってる喫茶店見つけたんだ。ちょっと休憩したいから行ってみない?」
「は⁉︎カップル割引?カップルって…」
俺ら付き合ってないじゃん。
動揺してしまう俺。
「そんなに深く考えないで、カップルのフリしてお得を手に入れようってこと。使えるものは親でも使えって言うじゃない」
俺の左腕に自分の腕を絡めてくる苗字。
恥ずっ!
それに俺、まだ行くとは言ってないんだけど…
俺の顔、赤くなってない?
心臓をドキドキとさせているのを苗字に悟られるのが恥ずかしい…
苗字に腕を絡められ、ドキドキしながら結局俺は喫茶店へ…
苗字はホットココアを注文し、俺は何でもよかったので、苗字と同じものを注文する。
「私ね、普段学校では猫かぶって過ごしてるんだよね」
何の前触れもなく話し始める苗字。
「切原くんと一緒にいる時は、猫をかぶる必要はないから…一緒に居て私は楽しい…」
…ん?これから告白でもされんのか?
緊張してしまう俺。
だがそれは、早まった俺の完全な勘違いだったようだ。
「切原くんは猫かぶってない今の私の事、どう思う?」
どう思うって…何で猫かぶって過ごしてんだ?
「何で猫かぶる必要あんの?猫かぶってるあんたを見た事ないけど、俺もあんたと一緒にいるのは楽しいし。そう思うのは俺だけじゃないと思うけど」
「…そっか…猫かぶった私があまりにも自分と違い過ぎちゃってて…でも、今更我を出すのがちょっと怖くて。最初に猫かぶった私が悪いんだけどね。でも、切原くんがそう言ってくれたから少し自信持てたよ」
苗字には苗字なりの悩みがあるよな…
サンタクロースを信じてるのを演じてるっていう、変な心の闇もあるし…
喫茶店に誘って、俺に相談したかったって事か。
「今日は私の我がままに付き合ってくれて、ありがとう。今日は私の奢り」
女の子に奢ってもらうなんて何だがカッコ悪りーけど、私の気が済まないという苗字に今日は大人しく奢ってもらう事にする。
喫茶店を出た俺らは、その日はそこで別れた。