阿鳥遥斗
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このホテルに来て1週間……
周りに馴染むのがわりと早い私にとって、すっかりこの場所と人に慣れてきた頃。
「うーん……暇だなぁ」
特に目的もなく廊下を歩く私。
バーへ続く廊下の角を曲がると……
私は衝撃の映像を目撃したのだった!
これは!!!
もしかして暇を持て余していた私へのサプライズプレゼントー⁈
私に気付いた2人がこっちを見る。
「私は何も見ていません!」
阿鳥さんが大外さんに押し倒されている!
大外さんが阿鳥さんを押し倒しているっ!
BL?BLだよね⁈最近飢えていたんだよぉっ!
「全部口に出てるよ苗字さん!テンション上がってるとこ悪いけど、何か変な勘違いしていない⁉︎これは俺の不注意で、大外様とぶつかってしまった不可抗力で……」
「そういう事です」
いや、大外さんが偶然を装い押し倒したんだろう。
ここ最近は大外さんとよくお喋りをしていた。
短い付き合いだけど私にはわかる。
何を考えているかはわからないが、
わざとじゃないはずがない。
薄々わざとだと感じているだろうに、お客様に罪の意識を感じさせないというその姿勢、さすが阿鳥さんです。
まあ、とにかく、大外さん→阿鳥さんなのだろう。
私は都合よく解釈する。
こんな現場を見てしまった私には
大外さん×阿鳥さん を愛でる以外の道はない!
「誰か知られたくない人でも?大丈夫です、誰にも言いません!なので、私は居ないものと思って続きをどうぞ。」
「そうですか?では……」
大外さんはノリノリである。
「続きって……苗字さんの想像するような展開、あるはずないだろ!」
普段冷静な阿鳥さんには珍しい大声で、呆れ顔で怒られてしまった。
「僕もさすがに悪ノリしすぎました。すみません。」
阿鳥さんの身体に覆いかぶさるようにしていた大外さんがその身体から退いた。
……短い夢だったなぁ。
「私もはしゃぎすぎました……すみません。それに誰にも言いません。」
「……まだ誤解してる?」
(誤解されたくないのは苗字さんなんだけど……この暴走さえなければなぁ。普段は普通のいい娘なんだけど……)
「ひとつ確認したいんですけど、大外さん、あれ、わざとでしょ?大外さんは阿鳥さん狙いですか⁈」
「もちろん。彼、イケメンだから」
「何やら楽しそうなお話ですね」
「音子ちゃん!聞いてくれる⁈」
嘘か真かわからない大外さんの言葉に、それでもテンション爆上がりの私なのでした!
周りに馴染むのがわりと早い私にとって、すっかりこの場所と人に慣れてきた頃。
「うーん……暇だなぁ」
特に目的もなく廊下を歩く私。
バーへ続く廊下の角を曲がると……
私は衝撃の映像を目撃したのだった!
これは!!!
もしかして暇を持て余していた私へのサプライズプレゼントー⁈
私に気付いた2人がこっちを見る。
「私は何も見ていません!」
阿鳥さんが大外さんに押し倒されている!
大外さんが阿鳥さんを押し倒しているっ!
BL?BLだよね⁈最近飢えていたんだよぉっ!
「全部口に出てるよ苗字さん!テンション上がってるとこ悪いけど、何か変な勘違いしていない⁉︎これは俺の不注意で、大外様とぶつかってしまった不可抗力で……」
「そういう事です」
いや、大外さんが偶然を装い押し倒したんだろう。
ここ最近は大外さんとよくお喋りをしていた。
短い付き合いだけど私にはわかる。
何を考えているかはわからないが、
わざとじゃないはずがない。
薄々わざとだと感じているだろうに、お客様に罪の意識を感じさせないというその姿勢、さすが阿鳥さんです。
まあ、とにかく、大外さん→阿鳥さんなのだろう。
私は都合よく解釈する。
こんな現場を見てしまった私には
大外さん×阿鳥さん を愛でる以外の道はない!
「誰か知られたくない人でも?大丈夫です、誰にも言いません!なので、私は居ないものと思って続きをどうぞ。」
「そうですか?では……」
大外さんはノリノリである。
「続きって……苗字さんの想像するような展開、あるはずないだろ!」
普段冷静な阿鳥さんには珍しい大声で、呆れ顔で怒られてしまった。
「僕もさすがに悪ノリしすぎました。すみません。」
阿鳥さんの身体に覆いかぶさるようにしていた大外さんがその身体から退いた。
……短い夢だったなぁ。
「私もはしゃぎすぎました……すみません。それに誰にも言いません。」
「……まだ誤解してる?」
(誤解されたくないのは苗字さんなんだけど……この暴走さえなければなぁ。普段は普通のいい娘なんだけど……)
「ひとつ確認したいんですけど、大外さん、あれ、わざとでしょ?大外さんは阿鳥さん狙いですか⁈」
「もちろん。彼、イケメンだから」
「何やら楽しそうなお話ですね」
「音子ちゃん!聞いてくれる⁈」
嘘か真かわからない大外さんの言葉に、それでもテンション爆上がりの私なのでした!
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