亜久津仁
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「清純くんからLINEもらったんだけど、この娘、仁の彼女?」
夕飯後、何やら楽しげに話しているお袋の話に、ソファに座りテレビを見ながら適当に返事していた時のことである。
突如発せられた清純くんという名前と彼女という言葉にはっとして、俺は耳を傾けた。
ちなみにお袋は、千石の事を清純くんと呼ぶ。
最初はお互い名前で呼び合っている事に度肝を抜かれたが、今ではもう慣れた。
お袋が俺に見えるようにかざしてきたケータイの画面を覗くと、それは夏休みの始め、4人で行った喫茶店でのひとコマだった。
しかも、あの後千石に消させたはずの、苗字による”先輩、あーんして”写真である。
(隠れトンデモ野郎たち、参照)
こんな写真を母親に見られて、正気でいられる息子がいるだろうか⁉︎
とりあえず、千石マジで殺す!!!
お袋に二股疑惑をかけられた時のように、もう一度俺は苗字が彼女ではない事を説明する。
「そうなの?こんなラブラブ写真なのに?今の子って、平気でこんな事できちゃうのかしら?」
苗字に至ってはそうだが、俺はそうじゃない。
お袋はまだ納得しかねているようだ。
これ以上何と説明したらいいのか…
「私とこの娘、2人が崖に手をかけ落ちそうになっています。どっちか1人しか助けられないとしたら、仁はどっちを助ける?」
突然、訳の分からない事を言い出すお袋。
「は?何だよ?その心理テストみたいな話…」
「まあまあ、細かい事は気にしない。それで、どっち?仁が助けるのは」
そんな状況あり得るわけないのだから、どっちか1人しか助けられないという部分は無視して、仕方なく答えてやる事にする。
「…お袋かな…最初にお袋を助けてから次にこいつ。こいつにはあいつがついてるし…」
あいつとは例の人形の事だ。
あの人形は凶々しくも何かしらの力を秘めている気がしている…
つーか、こんなありえない事、真剣に考えてどーすんだ?俺は。
「あいつって…?もしかして、恋のライバル⁉︎仁、この娘の事を本気で好きなら負けちゃダメよ⁉︎」
「だから違うって言ってんだろ⁉︎」
盛大に勘違いしているお袋。
苗字を好きだなんてひと言も言ってないし、しかも人形が恋のライバルという事になる。
今度お家に連れてきて!と、お袋はひとり盛り上がっている。
ツッコミたいところは沢山あるが、あいつとは人形の事だと説明すると余計にややこしくなりそうで、この時の俺はお袋の暴走気味な発言を受け流す事しかできなかった…
夕飯後、何やら楽しげに話しているお袋の話に、ソファに座りテレビを見ながら適当に返事していた時のことである。
突如発せられた清純くんという名前と彼女という言葉にはっとして、俺は耳を傾けた。
ちなみにお袋は、千石の事を清純くんと呼ぶ。
最初はお互い名前で呼び合っている事に度肝を抜かれたが、今ではもう慣れた。
お袋が俺に見えるようにかざしてきたケータイの画面を覗くと、それは夏休みの始め、4人で行った喫茶店でのひとコマだった。
しかも、あの後千石に消させたはずの、苗字による”先輩、あーんして”写真である。
(隠れトンデモ野郎たち、参照)
こんな写真を母親に見られて、正気でいられる息子がいるだろうか⁉︎
とりあえず、千石マジで殺す!!!
お袋に二股疑惑をかけられた時のように、もう一度俺は苗字が彼女ではない事を説明する。
「そうなの?こんなラブラブ写真なのに?今の子って、平気でこんな事できちゃうのかしら?」
苗字に至ってはそうだが、俺はそうじゃない。
お袋はまだ納得しかねているようだ。
これ以上何と説明したらいいのか…
「私とこの娘、2人が崖に手をかけ落ちそうになっています。どっちか1人しか助けられないとしたら、仁はどっちを助ける?」
突然、訳の分からない事を言い出すお袋。
「は?何だよ?その心理テストみたいな話…」
「まあまあ、細かい事は気にしない。それで、どっち?仁が助けるのは」
そんな状況あり得るわけないのだから、どっちか1人しか助けられないという部分は無視して、仕方なく答えてやる事にする。
「…お袋かな…最初にお袋を助けてから次にこいつ。こいつにはあいつがついてるし…」
あいつとは例の人形の事だ。
あの人形は凶々しくも何かしらの力を秘めている気がしている…
つーか、こんなありえない事、真剣に考えてどーすんだ?俺は。
「あいつって…?もしかして、恋のライバル⁉︎仁、この娘の事を本気で好きなら負けちゃダメよ⁉︎」
「だから違うって言ってんだろ⁉︎」
盛大に勘違いしているお袋。
苗字を好きだなんてひと言も言ってないし、しかも人形が恋のライバルという事になる。
今度お家に連れてきて!と、お袋はひとり盛り上がっている。
ツッコミたいところは沢山あるが、あいつとは人形の事だと説明すると余計にややこしくなりそうで、この時の俺はお袋の暴走気味な発言を受け流す事しかできなかった…
