亜久津仁
夢小説設定
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男子生徒に絡まれているところを助けてからというもの、助けた女は俺の姿を見つけると話しかけてくる。
面倒くせぇ…
当然俺は無視をする。
だがこの女は俺が無視しても、構わず俺の近くに居て、自分の世界に入ってしまう。
タバコ吸ってる時とかな。
なかなかの神経してるな、こいつ。
こいつが側に来ると途端に居心地悪くなる俺だが、自分がこの場所から移動するのも癪なので、いつもその場に居座っている。
…ほんと居心地悪りぃ。
そんなふうに過ごしているとだんだんと慣れてくるもので、今日も俺のもとへやって来た女に、思わず相槌をうってしまう俺。
完全無視と決めていたんだけどな…
女の顔をチラと見ると、
キラキラした顔で嬉しそうにこっちを見てやがる…
「私の名前、覚えてくれたんですね!」
そりゃ会うたび何度も言われりゃ嫌でも覚えるに決まっている。
つーか、初めて聞いた日に覚えていた。
相槌をうってしまったからか、女は更に喋り出す。
「私がまだ小学生の時に、近所のワンちゃんに絡まれてるところを先輩に助けてもらいました。先輩は覚えていないかもしれませんけど…その時から先輩にまた会いたいと思っていたんです。あの時、先輩は私にもワンちゃんにも優しかったから……」
何やらいい顔をしながらまだ何か話したそうにしているが、女は黙ってしまった。
…前にも助けた事は、実は俺だって覚えている。
俺はわりと記憶力はいいし…つーか、記憶力なんて置いといて、その時のこいつは印象に残らない方がおかしい。
映画チャイルドプレイに出てくるようなキモい人形を、犬と取り合いしている姿は、何ともシュールで薄気味悪い感じだったもんな。
犬と取り合いの末だったのか、俺が見つけた時は身なりはボロボロだったし。
どんだけ大事な人形だったのかは知らないが、俺、ホラーはあんまり得意じゃないからな…
気味の悪い記憶として覚えていた俺とは対照的に、良い記憶として覚えているこいつ。
俺にとってはお前がキモかった記憶でしかないと反論したかったが…
こいつはなかなかの神経をしてるから、俺がキモかったと言っても、そこは汲み取ってはくれないかもしれない。
俺が覚えていた事でこいつに調子に乗られると後々面倒そうなので、反論したい気持ちをグッと飲み込むのだった。
苗字 名前はこの後も俺の回りで、そのトンデモぶりを発揮していくのである…
面倒くせぇ…
当然俺は無視をする。
だがこの女は俺が無視しても、構わず俺の近くに居て、自分の世界に入ってしまう。
タバコ吸ってる時とかな。
なかなかの神経してるな、こいつ。
こいつが側に来ると途端に居心地悪くなる俺だが、自分がこの場所から移動するのも癪なので、いつもその場に居座っている。
…ほんと居心地悪りぃ。
そんなふうに過ごしているとだんだんと慣れてくるもので、今日も俺のもとへやって来た女に、思わず相槌をうってしまう俺。
完全無視と決めていたんだけどな…
女の顔をチラと見ると、
キラキラした顔で嬉しそうにこっちを見てやがる…
「私の名前、覚えてくれたんですね!」
そりゃ会うたび何度も言われりゃ嫌でも覚えるに決まっている。
つーか、初めて聞いた日に覚えていた。
相槌をうってしまったからか、女は更に喋り出す。
「私がまだ小学生の時に、近所のワンちゃんに絡まれてるところを先輩に助けてもらいました。先輩は覚えていないかもしれませんけど…その時から先輩にまた会いたいと思っていたんです。あの時、先輩は私にもワンちゃんにも優しかったから……」
何やらいい顔をしながらまだ何か話したそうにしているが、女は黙ってしまった。
…前にも助けた事は、実は俺だって覚えている。
俺はわりと記憶力はいいし…つーか、記憶力なんて置いといて、その時のこいつは印象に残らない方がおかしい。
映画チャイルドプレイに出てくるようなキモい人形を、犬と取り合いしている姿は、何ともシュールで薄気味悪い感じだったもんな。
犬と取り合いの末だったのか、俺が見つけた時は身なりはボロボロだったし。
どんだけ大事な人形だったのかは知らないが、俺、ホラーはあんまり得意じゃないからな…
気味の悪い記憶として覚えていた俺とは対照的に、良い記憶として覚えているこいつ。
俺にとってはお前がキモかった記憶でしかないと反論したかったが…
こいつはなかなかの神経をしてるから、俺がキモかったと言っても、そこは汲み取ってはくれないかもしれない。
俺が覚えていた事でこいつに調子に乗られると後々面倒そうなので、反論したい気持ちをグッと飲み込むのだった。
苗字 名前はこの後も俺の回りで、そのトンデモぶりを発揮していくのである…
