米谷 茜
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ある日の部活帰りの事。
「オマエ、まだ食うんか?うちのお好み焼きが美味いのはわかるけどな、あんまりもりもり食うとったらブタになるで」
「ブタ?!だって美味しいんだもん!部活でたくさん運動したし、育ち盛りだし、これくらいいいじゃん!」
「そんな怒らんでもええやんか。すまんすまん。オレが悪かったわ。ついノリで言ってもうたけど、美味そうに食うてるのが嬉しくて、可愛ええなと思うて」
「そう言われるともう食べられない……」
「は?何でや?褒めとるのに。訳わからん奴っちゃなぁ」
可愛いなんて言われたら……
美味しそうに食べる姿が可愛いって言われても、太りたくないから逆に食べられないって。
だって、自信のある自分で可愛いって思われたい私は、これ以上太れないって思ったから。
「でもこれ全部食べたらデザート食べたい……半分こしない?」
「やっぱり食べるんかい!しゃーないなぁ、なら半分こしよか。何にする?」
「んー……わらび餅」
いつもならプリンパフェだけど……
流石に1つのパフェを2人でつつきながら食べるなんて恋人みたいな事はできないし、私が半分食べ残したパフェを茜くんに食べさせるのもちょっと……
だからわらび餅を選んだ。
「わらび餅でええんか?いつもはプリンパフェ選ぶやん」
「そうだっけ?」
適当にとぼける私。
「遠慮しとるんか?まあええわ。次はプリンパフェでもオレはかまへんで」
「うん。ありがと」
これは茜くんのナチュラルな優しさで、深い意味なんてないだろうけど……
私だけ特別だったら……なんて、若干の淡い期待を抱きつつ、2人で仲良くわらび餅を頬張るのだった。
「オマエ、まだ食うんか?うちのお好み焼きが美味いのはわかるけどな、あんまりもりもり食うとったらブタになるで」
「ブタ?!だって美味しいんだもん!部活でたくさん運動したし、育ち盛りだし、これくらいいいじゃん!」
「そんな怒らんでもええやんか。すまんすまん。オレが悪かったわ。ついノリで言ってもうたけど、美味そうに食うてるのが嬉しくて、可愛ええなと思うて」
「そう言われるともう食べられない……」
「は?何でや?褒めとるのに。訳わからん奴っちゃなぁ」
可愛いなんて言われたら……
美味しそうに食べる姿が可愛いって言われても、太りたくないから逆に食べられないって。
だって、自信のある自分で可愛いって思われたい私は、これ以上太れないって思ったから。
「でもこれ全部食べたらデザート食べたい……半分こしない?」
「やっぱり食べるんかい!しゃーないなぁ、なら半分こしよか。何にする?」
「んー……わらび餅」
いつもならプリンパフェだけど……
流石に1つのパフェを2人でつつきながら食べるなんて恋人みたいな事はできないし、私が半分食べ残したパフェを茜くんに食べさせるのもちょっと……
だからわらび餅を選んだ。
「わらび餅でええんか?いつもはプリンパフェ選ぶやん」
「そうだっけ?」
適当にとぼける私。
「遠慮しとるんか?まあええわ。次はプリンパフェでもオレはかまへんで」
「うん。ありがと」
これは茜くんのナチュラルな優しさで、深い意味なんてないだろうけど……
私だけ特別だったら……なんて、若干の淡い期待を抱きつつ、2人で仲良くわらび餅を頬張るのだった。
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