第五十一話
NameChange
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
真っ暗でなにもない空間の中、私は目覚めた。
(あ)「アレ? 空が真っ暗…」
横を見ると、片目を薄く開けている神楽ちゃん、そしてまだ眠っている銀さんと新八君もいた。
(神)「アレ? 真っ暗なのは私アル。アレ? 前もこんなんなかったアルか? アレ…?」
すると、空間のとある一点が光り出した。
(?)「目覚めよ。秘めし内なる力、解放する時がついにきたのだ」
突如聞こえてきた声に銀さんと新八君も目を開ける。
(?)「そっと開くのだ、その目を。その閉じられた限界への扉を」
そして私達はむくっと起き上がる。
(?)「目覚めよ!」
すると光は消えてしまった。
(銀)「…アレ? どこだ? ここ」
(新)「おはようございます。なんですか? コレ。どこですか? コレ」
(銀)「なんですかコレって知らねーよ。朝起きたらイキナリこんな所にだな…」
(あ)「ていうかここって万事屋じゃないの?」
(神)「停電アルか?」
(新)「停電にしちゃあみんなの姿だけハッキリ見えるよね」
(神)「妙にホコリっぽいとこアル。体中ホコリまみれ。ゴホッ、ゴホッ」
(銀)「なんだってんだよ。俺二日酔いで頭痛いんだよ。悪いけど二度寝させてもらうわ」
そして再び横になる銀さん。
(銀)「新八、風呂湧かしとけよ」
(新)「いや、ちょっと銀さん、風呂ないんですけど…」
(神)「新八、メシ作っとけよ」
神楽ちゃんも横になってしまった。
(新)「今日の当番神楽ちゃんでしょ!?」
(あ)「ていうか作ろうにもキッチンも見当たらないんだけど…」
(新)「なんなんだろう…夢かな?」
(あ)「ふわぁ…私も眠いや……」
(新)「そうですね。僕達も寝ましょう」
そして私と新八君も、もう一度横になる。
(銀&あ&神&新)「「「「………」」」」
(?)「目覚めよ! 秘めし内なる力、解放する時がついにきたのだ!」
(銀)「うるせーな。誰だ、妙な目覚ましかけたの!」
(?)「目覚めの時は今だ」
(神)「まだ88時だろーが! あと二時間は寝かせろバカヤロー」
(?)「いや、あの、目覚ましじゃなくて…」
(新)「神楽ちゃん歯ぎしりうるさい」
(?)「スイマセン、ちょっと聞いてくれる!?」
(あ)「やかましいな…。死ね」
(?)「えっ!? あ、あの…目覚めよ! …スイマセン、目覚めてください! スイマセン、聞いて下さい! みなさーん!!」
(銀&あ&神&新)「「「「………」」」」
(?)「目覚めろっつってんだろ! いい加減にしろォォォォォ!! なんで異空間で二度寝!? 少しは空気読め! なんかいつもと違う感じ位解るだろーが! バカ者共が!」
(あ)「だからうるさいって言って…」
仕方なく起き上がると、なんと目の前にサングラスをかけた知らないオジさんがいた。
(あ)「…え? ちょ、…え!?」
(新)「どうかしたんですか? 音莉さ…」
起き上がった新八君も、知らないオジさんを見てビックリ。
(新)「ちょ、銀さん起きてください! 銀さん!」
(銀)「なんだよ、うるせーな…」
銀さんが目をこすりながら起き上る。
(新)「なんか変な人が…」
(?)「ゴホン。ようやく目覚めたか。ようこそ我が世界へ。汝らついに目覚めし時が来たのだ」
その声に神楽ちゃんも起き上がる。
(銀)「あ? 誰ですか? アンタ」
(?)「解らぬか、銀時。我は常に汝と共にあり」
(銀)「いや、俺は常に音莉としか共にねェから」
(?)「幾多の苦難を振り払ってきた汝の刃。我が名は…洞爺湖」
(銀&あ&神&新)「「「「は?」」」」
(銀)「…洞爺湖の仙人?」
(洞)「フンッ、まァそういう呼び方でもいい」
確かに、その人の額には『洞』と書かれていた。
(洞)「銀時、誰よりも近くにいた私なら知っている。お前は強い。かつて私をこれ程までに使いこなした者はいない。だが…だがしかし、まだだ! まだお前は強くなれる! まだお前は私の力を限界まで引き出していない! 強くなりたいか? 銀時」
(銀)「いや、いいです」
そう言って銀さんは寝転んでいた。
(洞)「………。え? アレ? 今なんて言った?」
(銀)「いや、もううるさい。スイマセン。ホントもう頭痛いんで、スイマセン」
(洞)「え? いや、だって…え? いや、もうこの小説もパートⅡに入ったワケだし、そろそろ必殺技とかあった方がいいのではないか? 私が言うのもなんだがかなり便利だぞ? 君ら三人にも教えてやろう」
(新)「すいませーん。僕ら今日定休日なんです。そろそろ帰してもらえます?」
(洞)「いや、ちょ、君が思ってるよりもかなり使えるぞ? 一度使えれば何度でも使えるし、それより何より簡単に見せ場を作る事が…」
(あ)「うっせーんだよクソジジイ! 私、昨日は夜中ずっとお登勢さんの店の手伝いしてたから眠いの! ていうか必殺技なら私あるからいらない」
(神)「そうアル! 必殺技は音莉の海苔の佃煮ご飯だけで充分ネ! 早く元の世界に戻すアル!」
(新)「神楽ちゃん、もうそれいいから…」
(洞)「ああ、そう…。君の必殺技よりかなり使えるんだけどね。いや、いいならいいんだけどね…。別に? こっちも頼まれたワケじゃないし? うん。勝手に君ら呼んだだけだし? スイマセンでしたねェ、なんか余計なことして…。ただ言っとくけど、後で必殺技教えてくれって言っても遅いから。これは今回限りだから。絶対もう教えねーから。あーあ、正月大放出だったのに。もったいないなー。全解、風戦丸とか、かなり使えるんだけどなァ」
(銀)「ぐー…ぐー…」
(あ)「すー…すー…」
(神&新)「「くぅー…かぁー…」」
(洞)「つーか『教えてくれ』って言えよ! 必殺技いらねェってどんだけ向上心ねーんだ、てめーら! なんで仙人の前で三度寝!? よっぽどゆるい休日でも三度寝はなかなかしないよ!? オイ、起きろ、コラァァァァァァ!!」
(銀)「ぐー…ぐー…」
(あ)「すー…すー…」
(神&新)「「くぅー…かぁー…」」
(洞)「いい加減にしろよ。(怒) 今から三秒以内に起きなかったらモモに蹴りパーンッていれていくから! マジだから! いや、マジで仙人いくから! 歩けなくなるよ、マジ! はい、いーち!」
(銀)「ぐー…ぐー…」
(あ)「すー…すー…」
(神&新)「「くぅー…かぁー…」」
(洞)「ホラホラ、地獄へのカウントダウンが始まったよ。はい、にーい!」
(銀)「ぐー…ぐー…」
(あ)「すー…すー…」
(神&新)「「くぅー…かぁー…」」
(洞)「あっ、あと一秒しかないよ! いっちゃうよ! 仙人、マジいっちゃうよ! はい、さーーーん!!」
(銀&あ)「「………(怒)」」
(洞)「うらうらうらうら~! いっちゃうよ、いくよ。五秒にしてやろうか? 特別ルールで五秒…」
(銀&あ)「「うるせェェェェェェェェ!!」」
パーン!
(洞)「かはっ…!」
と、仙人のももに蹴りをいれる私と銀さん。仙人はそのまま地面をのたうちまわっていた。
(あ)「アレ? 空が真っ暗…」
横を見ると、片目を薄く開けている神楽ちゃん、そしてまだ眠っている銀さんと新八君もいた。
(神)「アレ? 真っ暗なのは私アル。アレ? 前もこんなんなかったアルか? アレ…?」
すると、空間のとある一点が光り出した。
(?)「目覚めよ。秘めし内なる力、解放する時がついにきたのだ」
突如聞こえてきた声に銀さんと新八君も目を開ける。
(?)「そっと開くのだ、その目を。その閉じられた限界への扉を」
そして私達はむくっと起き上がる。
(?)「目覚めよ!」
すると光は消えてしまった。
(銀)「…アレ? どこだ? ここ」
(新)「おはようございます。なんですか? コレ。どこですか? コレ」
(銀)「なんですかコレって知らねーよ。朝起きたらイキナリこんな所にだな…」
(あ)「ていうかここって万事屋じゃないの?」
(神)「停電アルか?」
(新)「停電にしちゃあみんなの姿だけハッキリ見えるよね」
(神)「妙にホコリっぽいとこアル。体中ホコリまみれ。ゴホッ、ゴホッ」
(銀)「なんだってんだよ。俺二日酔いで頭痛いんだよ。悪いけど二度寝させてもらうわ」
そして再び横になる銀さん。
(銀)「新八、風呂湧かしとけよ」
(新)「いや、ちょっと銀さん、風呂ないんですけど…」
(神)「新八、メシ作っとけよ」
神楽ちゃんも横になってしまった。
(新)「今日の当番神楽ちゃんでしょ!?」
(あ)「ていうか作ろうにもキッチンも見当たらないんだけど…」
(新)「なんなんだろう…夢かな?」
(あ)「ふわぁ…私も眠いや……」
(新)「そうですね。僕達も寝ましょう」
そして私と新八君も、もう一度横になる。
(銀&あ&神&新)「「「「………」」」」
(?)「目覚めよ! 秘めし内なる力、解放する時がついにきたのだ!」
(銀)「うるせーな。誰だ、妙な目覚ましかけたの!」
(?)「目覚めの時は今だ」
(神)「まだ88時だろーが! あと二時間は寝かせろバカヤロー」
(?)「いや、あの、目覚ましじゃなくて…」
(新)「神楽ちゃん歯ぎしりうるさい」
(?)「スイマセン、ちょっと聞いてくれる!?」
(あ)「やかましいな…。死ね」
(?)「えっ!? あ、あの…目覚めよ! …スイマセン、目覚めてください! スイマセン、聞いて下さい! みなさーん!!」
(銀&あ&神&新)「「「「………」」」」
(?)「目覚めろっつってんだろ! いい加減にしろォォォォォ!! なんで異空間で二度寝!? 少しは空気読め! なんかいつもと違う感じ位解るだろーが! バカ者共が!」
(あ)「だからうるさいって言って…」
仕方なく起き上がると、なんと目の前にサングラスをかけた知らないオジさんがいた。
(あ)「…え? ちょ、…え!?」
(新)「どうかしたんですか? 音莉さ…」
起き上がった新八君も、知らないオジさんを見てビックリ。
(新)「ちょ、銀さん起きてください! 銀さん!」
(銀)「なんだよ、うるせーな…」
銀さんが目をこすりながら起き上る。
(新)「なんか変な人が…」
(?)「ゴホン。ようやく目覚めたか。ようこそ我が世界へ。汝らついに目覚めし時が来たのだ」
その声に神楽ちゃんも起き上がる。
(銀)「あ? 誰ですか? アンタ」
(?)「解らぬか、銀時。我は常に汝と共にあり」
(銀)「いや、俺は常に音莉としか共にねェから」
(?)「幾多の苦難を振り払ってきた汝の刃。我が名は…洞爺湖」
(銀&あ&神&新)「「「「は?」」」」
(銀)「…洞爺湖の仙人?」
(洞)「フンッ、まァそういう呼び方でもいい」
確かに、その人の額には『洞』と書かれていた。
(洞)「銀時、誰よりも近くにいた私なら知っている。お前は強い。かつて私をこれ程までに使いこなした者はいない。だが…だがしかし、まだだ! まだお前は強くなれる! まだお前は私の力を限界まで引き出していない! 強くなりたいか? 銀時」
(銀)「いや、いいです」
そう言って銀さんは寝転んでいた。
(洞)「………。え? アレ? 今なんて言った?」
(銀)「いや、もううるさい。スイマセン。ホントもう頭痛いんで、スイマセン」
(洞)「え? いや、だって…え? いや、もうこの小説もパートⅡに入ったワケだし、そろそろ必殺技とかあった方がいいのではないか? 私が言うのもなんだがかなり便利だぞ? 君ら三人にも教えてやろう」
(新)「すいませーん。僕ら今日定休日なんです。そろそろ帰してもらえます?」
(洞)「いや、ちょ、君が思ってるよりもかなり使えるぞ? 一度使えれば何度でも使えるし、それより何より簡単に見せ場を作る事が…」
(あ)「うっせーんだよクソジジイ! 私、昨日は夜中ずっとお登勢さんの店の手伝いしてたから眠いの! ていうか必殺技なら私あるからいらない」
(神)「そうアル! 必殺技は音莉の海苔の佃煮ご飯だけで充分ネ! 早く元の世界に戻すアル!」
(新)「神楽ちゃん、もうそれいいから…」
(洞)「ああ、そう…。君の必殺技よりかなり使えるんだけどね。いや、いいならいいんだけどね…。別に? こっちも頼まれたワケじゃないし? うん。勝手に君ら呼んだだけだし? スイマセンでしたねェ、なんか余計なことして…。ただ言っとくけど、後で必殺技教えてくれって言っても遅いから。これは今回限りだから。絶対もう教えねーから。あーあ、正月大放出だったのに。もったいないなー。全解、風戦丸とか、かなり使えるんだけどなァ」
(銀)「ぐー…ぐー…」
(あ)「すー…すー…」
(神&新)「「くぅー…かぁー…」」
(洞)「つーか『教えてくれ』って言えよ! 必殺技いらねェってどんだけ向上心ねーんだ、てめーら! なんで仙人の前で三度寝!? よっぽどゆるい休日でも三度寝はなかなかしないよ!? オイ、起きろ、コラァァァァァァ!!」
(銀)「ぐー…ぐー…」
(あ)「すー…すー…」
(神&新)「「くぅー…かぁー…」」
(洞)「いい加減にしろよ。(怒) 今から三秒以内に起きなかったらモモに蹴りパーンッていれていくから! マジだから! いや、マジで仙人いくから! 歩けなくなるよ、マジ! はい、いーち!」
(銀)「ぐー…ぐー…」
(あ)「すー…すー…」
(神&新)「「くぅー…かぁー…」」
(洞)「ホラホラ、地獄へのカウントダウンが始まったよ。はい、にーい!」
(銀)「ぐー…ぐー…」
(あ)「すー…すー…」
(神&新)「「くぅー…かぁー…」」
(洞)「あっ、あと一秒しかないよ! いっちゃうよ! 仙人、マジいっちゃうよ! はい、さーーーん!!」
(銀&あ)「「………(怒)」」
(洞)「うらうらうらうら~! いっちゃうよ、いくよ。五秒にしてやろうか? 特別ルールで五秒…」
(銀&あ)「「うるせェェェェェェェェ!!」」
パーン!
(洞)「かはっ…!」
と、仙人のももに蹴りをいれる私と銀さん。仙人はそのまま地面をのたうちまわっていた。
1/4ページ