第二百十五話(銀ノ魂篇)
NameChange
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
~no side~
地球が自分達諸共滅びる…それを回避するには、ナノマシンをどうにかするしかない。
それを聞き、解放軍の連中は再び攻め始め、銀時達もまた、数の多さに苦戦するハメになっていた。
(銀)「だァァァァァ!! しつけェェェェェェェ!!」
ザシュッ、バシュッ…と斬っていき、音莉も銀時の隣で刀を振るう。
(銀)「斬っても斬っても当たり前のように同じアホヅラ並べやがって! 金太郎飴か…もしくは白血球か、てめーら!! 似たようなアホヅラ斬ってる間に地球が滅んじまうぜ!」
(あ)「こんな事してる間にも、源外さんが…!」
(沖)「そもそもって、ホントにあのバカの勘は当てになんのかい!」
しかし神楽は相手の頭を蹴り飛ばして、高く飛び上がる。
(沖)「オイ、聞いてんのか!? オイ!」
(神)「埒があかない…銀ちゃん、ここは頼むアル!」
そう言って建物の看板を渡り歩き、神楽は一人、その場から離れていく。
(銀)「待て、神楽! 神楽ァァァァァァァァ!!」
しかし銀時も目の前の敵の剣に阻まれ、それを追う事が出来ない。
(神)「(勘なんかじゃない。戦場の殺気に混ざって、一際異質な気配……夜兎がいる! でも何でそんな事が分かる? 夜兎の狩りの本能? 同族の共鳴?……いや、なんだっていいアル)」
「見ろよ、あれ。まだこんな所ウロついてやがる」
「天人が…さっさとこの星から出てけってんだ」
(神)「(この力が、役に立つなら…!)
(新)「神楽ちゃんんんんんん!!」
(銀)「あのアホんだら一人で何が出来るってんだ!」
(新)「銀さん、早く追わなきゃ!」
(あ)「私が行きます!」
(銀)「お前まで…!」
しかし音莉もまた、その小さな手で刀を四本持ち…
(あ)「四刀流奥義、鶯風の乱!!」
…その見事な技で突破口を切り開き、銀時達を置いて神楽を追いかける。
(あ)「神楽ちゃん!!」
(神)「………!」
(あ)「もう、こんな夜遅くに一人で出かけちゃダメだって言ってるでしょ!」
(神)「音莉、なんで…」
(あ)「自分の大事な娘を一人で危険な場所に行かせる母親がどこにいますか。……一人で傷ついたりなんか、絶対にさせないからね」
音莉の優しく笑うその表情を見て、神楽も…ニッコリ笑って見せる。
(神)「音莉……ううん、マミー。私だって、マミーの事ちゃんと護ってみせるアルヨ」
そうしてお互い微笑んだ二人は、夜の街を走り…その微かな気配の方へと足を進めていった。
地球が自分達諸共滅びる…それを回避するには、ナノマシンをどうにかするしかない。
それを聞き、解放軍の連中は再び攻め始め、銀時達もまた、数の多さに苦戦するハメになっていた。
(銀)「だァァァァァ!! しつけェェェェェェェ!!」
ザシュッ、バシュッ…と斬っていき、音莉も銀時の隣で刀を振るう。
(銀)「斬っても斬っても当たり前のように同じアホヅラ並べやがって! 金太郎飴か…もしくは白血球か、てめーら!! 似たようなアホヅラ斬ってる間に地球が滅んじまうぜ!」
(あ)「こんな事してる間にも、源外さんが…!」
(沖)「そもそもって、ホントにあのバカの勘は当てになんのかい!」
しかし神楽は相手の頭を蹴り飛ばして、高く飛び上がる。
(沖)「オイ、聞いてんのか!? オイ!」
(神)「埒があかない…銀ちゃん、ここは頼むアル!」
そう言って建物の看板を渡り歩き、神楽は一人、その場から離れていく。
(銀)「待て、神楽! 神楽ァァァァァァァァ!!」
しかし銀時も目の前の敵の剣に阻まれ、それを追う事が出来ない。
(神)「(勘なんかじゃない。戦場の殺気に混ざって、一際異質な気配……夜兎がいる! でも何でそんな事が分かる? 夜兎の狩りの本能? 同族の共鳴?……いや、なんだっていいアル)」
「見ろよ、あれ。まだこんな所ウロついてやがる」
「天人が…さっさとこの星から出てけってんだ」
(神)「(この力が、役に立つなら…!)
(新)「神楽ちゃんんんんんん!!」
(銀)「あのアホんだら一人で何が出来るってんだ!」
(新)「銀さん、早く追わなきゃ!」
(あ)「私が行きます!」
(銀)「お前まで…!」
しかし音莉もまた、その小さな手で刀を四本持ち…
(あ)「四刀流奥義、鶯風の乱!!」
…その見事な技で突破口を切り開き、銀時達を置いて神楽を追いかける。
(あ)「神楽ちゃん!!」
(神)「………!」
(あ)「もう、こんな夜遅くに一人で出かけちゃダメだって言ってるでしょ!」
(神)「音莉、なんで…」
(あ)「自分の大事な娘を一人で危険な場所に行かせる母親がどこにいますか。……一人で傷ついたりなんか、絶対にさせないからね」
音莉の優しく笑うその表情を見て、神楽も…ニッコリ笑って見せる。
(神)「音莉……ううん、マミー。私だって、マミーの事ちゃんと護ってみせるアルヨ」
そうしてお互い微笑んだ二人は、夜の街を走り…その微かな気配の方へと足を進めていった。
1/14ページ