第二百十四話(銀ノ魂篇)
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~音莉side~
源外さんが攫われた…それは、すぐに街の人達、お登勢さんや柳生一門に伝えられたようだ。
私と銀さんも急いで準備し、外に出た頃には神楽ちゃん…はまだ寝てたけど、新八君、真選組の皆さんも待機しており、一目散に街を駆け出す。
しかしここで、まさかの事態が起きたのだ。
源外さんが…たまさんや金時が自身のエネルギーを使い果たしてようやく撒いたナノマシンにより機能を停止させていたハズの通信機能が回復し、離れた所にいる隊士さん達と連絡が取れるようになっていたのだ。
(土)「何!? 通信が回復しただと!?」
『まさか敵に捕えられた源外が……』
『いや、通信だけじゃねェ。敵の兵器も再稼働したら、もうおれ達に勝ち目はねーぞ!?』
(土)「急げ! なんとしても源外を探し出し、敵から奪還するんだ!」
(銀)「落ちつけよ、オメーら。あの爺さんは敵の言いなりになるようなヤワな爺さんじゃねェ。きっと黙ってくたばってくれるよ。だから静かにしてくんない? 音莉のためにも」
……というか、現在街を駆け回っているハズの私は、腰痛に襲われて銀さんにおんぶされている状態です。
(新)「いや、お前のせいで音莉さんもくたばってんだろーが!」
(銀)「大丈夫だって。ジーさんならああ見えてコミュ力高いから、宇宙 でも黄泉 でも上手くやっていけるよ」
(新)「いや、だからくたばってんだろーが!」
(銀)「それよりまず俺達が…俺がやんなきゃいけないのは、まだまだ不完全燃焼な音莉ちゃんの欲求不満を解消して俺も溜まったモン全部吐き出して、裸で抱き合って眠る事…」
(土)「うるせー! 戦時中におっぱじめるバカがいるかァァァァァァァァァァァ!!」
(あ)「ち、違うんです…すいません、全部私のせいなんです……」
私がああやって迷った時はいつも銀さんはこうして腕の中に抱いてくれて安心させてくれるから…だから今回も同じように、私から抱いてほしいと求めてしまったようなものだ。
(銀)「そうそう。年頃の女にはなァ、こうでもしねーと解消出来ねェ悩みとかいっぱいあんだよ」
(新)「いや、そんなのあるんですか?」
(銀)「………あるんだよ、それが」
(あ)「………」
銀さんの真剣味を帯びた声に新八君は何かを察したようで。
(新)「ご、ごめんなさい…僕、言っちゃいけない事言ってたみたいで……」
(あ)「大丈夫。ごめんね、心配かけちゃって」
(新)「……悩み、僕らでもよかったら聞きますし。それに、音莉さんはいつだって、なんにも変わらない…僕達の大好きな、音莉さんですから」
詳しくは聞いてこない…だけど、少しでも力になりたいという新八君の気持ちが嬉しくて、思わず笑みがこぼれた。
(あ)「うん、ありがと」
(銀)「オイコラ童貞、音莉の事エロい目で見てんじゃねーぞ」
(新)「それアンタだろ!!」
(山)「ていうか、あの…いい加減起きてくんない?」
そういう山崎さんは、眠ったままの神楽ちゃんの足を掴んで、地面を引きずるようにしながら走っていた。
流石は神楽ちゃん…なんだけど、地面を引きずられてたらいい加減起きてもいいような……。
源外さんが攫われた…それは、すぐに街の人達、お登勢さんや柳生一門に伝えられたようだ。
私と銀さんも急いで準備し、外に出た頃には神楽ちゃん…はまだ寝てたけど、新八君、真選組の皆さんも待機しており、一目散に街を駆け出す。
しかしここで、まさかの事態が起きたのだ。
源外さんが…たまさんや金時が自身のエネルギーを使い果たしてようやく撒いたナノマシンにより機能を停止させていたハズの通信機能が回復し、離れた所にいる隊士さん達と連絡が取れるようになっていたのだ。
(土)「何!? 通信が回復しただと!?」
『まさか敵に捕えられた源外が……』
『いや、通信だけじゃねェ。敵の兵器も再稼働したら、もうおれ達に勝ち目はねーぞ!?』
(土)「急げ! なんとしても源外を探し出し、敵から奪還するんだ!」
(銀)「落ちつけよ、オメーら。あの爺さんは敵の言いなりになるようなヤワな爺さんじゃねェ。きっと黙ってくたばってくれるよ。だから静かにしてくんない? 音莉のためにも」
……というか、現在街を駆け回っているハズの私は、腰痛に襲われて銀さんにおんぶされている状態です。
(新)「いや、お前のせいで音莉さんもくたばってんだろーが!」
(銀)「大丈夫だって。ジーさんならああ見えてコミュ力高いから、
(新)「いや、だからくたばってんだろーが!」
(銀)「それよりまず俺達が…俺がやんなきゃいけないのは、まだまだ不完全燃焼な音莉ちゃんの欲求不満を解消して俺も溜まったモン全部吐き出して、裸で抱き合って眠る事…」
(土)「うるせー! 戦時中におっぱじめるバカがいるかァァァァァァァァァァァ!!」
(あ)「ち、違うんです…すいません、全部私のせいなんです……」
私がああやって迷った時はいつも銀さんはこうして腕の中に抱いてくれて安心させてくれるから…だから今回も同じように、私から抱いてほしいと求めてしまったようなものだ。
(銀)「そうそう。年頃の女にはなァ、こうでもしねーと解消出来ねェ悩みとかいっぱいあんだよ」
(新)「いや、そんなのあるんですか?」
(銀)「………あるんだよ、それが」
(あ)「………」
銀さんの真剣味を帯びた声に新八君は何かを察したようで。
(新)「ご、ごめんなさい…僕、言っちゃいけない事言ってたみたいで……」
(あ)「大丈夫。ごめんね、心配かけちゃって」
(新)「……悩み、僕らでもよかったら聞きますし。それに、音莉さんはいつだって、なんにも変わらない…僕達の大好きな、音莉さんですから」
詳しくは聞いてこない…だけど、少しでも力になりたいという新八君の気持ちが嬉しくて、思わず笑みがこぼれた。
(あ)「うん、ありがと」
(銀)「オイコラ童貞、音莉の事エロい目で見てんじゃねーぞ」
(新)「それアンタだろ!!」
(山)「ていうか、あの…いい加減起きてくんない?」
そういう山崎さんは、眠ったままの神楽ちゃんの足を掴んで、地面を引きずるようにしながら走っていた。
流石は神楽ちゃん…なんだけど、地面を引きずられてたらいい加減起きてもいいような……。
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