第二百十話(銀ノ魂篇)
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~音莉side~
(金)『バカの尻ぬぐいから世界を救うまで、何でもやんのが万事屋金ちゃんだ』
無線機の向こうから聞こえて来た声に、驚く他なかった。
(あ)「坂田…金時!」
銀さんを貶めようとした金色の男が、無線機の向こう…かぶき町に立っていたのだ。
(金)『よォ、不完全体主人公。情けねェ話じゃねーか。俺のモデルになった男が世界の一つ救うのにてんてこまいたァ…金 が世界の半分を受け持ってやらァ』
(銀)「………!」
(金)『もう半分なら、銀 のような不完全体でもなんとかなるだろ』
(あ)「相変わらず癪にさわる男ね。どこの誰が不完全体ですって? あなたが不完全体と揶揄したその男に敗北させられたアンタだって、人の事言えないでしょ」
(金)『相変わらず容赦ねーな、音莉は。惚れた男傷つける奴は、それが既に過去の話だろうと許さねェってか』
(あ)「そうじゃなかったら今こうしてあなたに喧嘩口調で話してないわ」
(新)「音莉さん…」
(神)「カッケェアル…」
(銀)「……やばい、なんか俺がときめかせる側のハズが今女みてェにトキメかされちまってるんだけど」
(金)『そろそろ金に鞍替えってくれるかとでも思ったが…そう上手くはいかねーな』
(あ)「当たり前。もうどんな事されたって銀色が剥がれないくらいに、もう隅から隅まで染められちゃってるんだから」
(銀)「ぐはあああああっ!!!」
(神)「あ、銀ちゃん死んだアル」
そして、無線機の向こうの声が、もう一つ。
(た)『相変わらず成長のない人ですね。機械 は金色だろうと銀色だろうと、ネジの一本に過ぎない。でもネジも集まれば、世界というカラクリを動かす事が出来るかもしれない』
そう……たまさんの声だ。
(源)『こっからこのかぶき町は、人類を護る要となる。あとは……』
(登)『ああ…任せな。こっちはこっちの喧嘩を、アンタらは機械 の喧嘩を思いっきりしてきな』
画面の向こう側の源外さん、そしてたまさんと金時はお登勢さん達に背を向けて、どこかに向かっていく。
(銀)「じーさん! たま!」
(あ)「待って…何をするつもりなんですか!?」
嫌な予感が胸をよぎり、焦りからか、冷や汗が額を伝っていった。
(金)『バカの尻ぬぐいから世界を救うまで、何でもやんのが万事屋金ちゃんだ』
無線機の向こうから聞こえて来た声に、驚く他なかった。
(あ)「坂田…金時!」
銀さんを貶めようとした金色の男が、無線機の向こう…かぶき町に立っていたのだ。
(金)『よォ、不完全体主人公。情けねェ話じゃねーか。俺のモデルになった男が世界の一つ救うのにてんてこまいたァ…
(銀)「………!」
(金)『もう半分なら、
(あ)「相変わらず癪にさわる男ね。どこの誰が不完全体ですって? あなたが不完全体と揶揄したその男に敗北させられたアンタだって、人の事言えないでしょ」
(金)『相変わらず容赦ねーな、音莉は。惚れた男傷つける奴は、それが既に過去の話だろうと許さねェってか』
(あ)「そうじゃなかったら今こうしてあなたに喧嘩口調で話してないわ」
(新)「音莉さん…」
(神)「カッケェアル…」
(銀)「……やばい、なんか俺がときめかせる側のハズが今女みてェにトキメかされちまってるんだけど」
(金)『そろそろ金に鞍替えってくれるかとでも思ったが…そう上手くはいかねーな』
(あ)「当たり前。もうどんな事されたって銀色が剥がれないくらいに、もう隅から隅まで染められちゃってるんだから」
(銀)「ぐはあああああっ!!!」
(神)「あ、銀ちゃん死んだアル」
そして、無線機の向こうの声が、もう一つ。
(た)『相変わらず成長のない人ですね。
そう……たまさんの声だ。
(源)『こっからこのかぶき町は、人類を護る要となる。あとは……』
(登)『ああ…任せな。こっちはこっちの喧嘩を、アンタらは
画面の向こう側の源外さん、そしてたまさんと金時はお登勢さん達に背を向けて、どこかに向かっていく。
(銀)「じーさん! たま!」
(あ)「待って…何をするつもりなんですか!?」
嫌な予感が胸をよぎり、焦りからか、冷や汗が額を伝っていった。
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