第百五十九話(入れ替わり篇)
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~no side~
バコッ!!
(銀)「ぐはっ!!」
銀時がスナックお登勢の扉を突き破って外に投げ出される。
そしてそこから怒り心頭の音莉、神楽、新八が出てくる。
(神)「オイ腐れ天パ。有り金全部競馬(うま)ですったってどーいう事ネ」
(あ)「私、前も言いましたよね? いい加減競馬はやめてくださいって…」
(銀)「ち、違うんだ! まさかあそこでジャスタウェイがくるとは…。あんな駄馬、もうとっくに馬刺しになってるもんだと……」
(神&新)「「私ら/僕らの給料は!?」」
(あ)「今月の生活費は!?」
(銀)「ひぃっ!」
音莉達に迫られ、たまらず銀時は逃げ出した。
(あ&神&新)「「「待てェェェェェェ!!」」」
そして同じ頃…
バコッ!!
(山)「ぐわああああっ!!」
山崎が甘味処の扉を突き破って外に投げ出される。
そしてそこから怒り心頭の土方が出てくる。
(土)「張り込み中にのんびり茶ァ飲みながらL4YOUか。身体のどの部分生き生きさせてんだ、テメー」
(山)「ち、違うんです副長! きょ、今日の特集はマジスゴイんっスよ! 腸内環境が劇的に変わるって食材が四つも…」
(土)「士道不覚悟で切腹だ!!」
(山)「ひぃっ!」
土方に迫られ、たまらず山崎は逃げ出した。
リーダー…組織を率い、これを指揮する彼等の個性(いろ)は、組織そのものにも反映される。ここにある組織のリーダーが二人…。
一人は何度とにもだらしない社長(リーダー)。彼の組織はそのゆるさから時に目的を見失い、糸の切れた凧(たこ)の如く不安定であった。
一人は何事にも厳しい副長(リーダー)。彼の組織は厳しい掟に縛られ枝に絡みついた凧の如く自由を失っていた。
そんな正反対の二人のリーダーに、彼等も想像だにしていない…組織を一変するような出来事が起こったのは……この後である。
・
・
・
・
(あ&神&新)「「「待て、コルァァァァァ!!」」」
別々の場所で音莉達に追われる銀時と、山崎を追う土方。
そして路地裏を出て辺りを見渡した銀時は、角を曲がる。
さらに山崎を見失った土方も角を曲がる。
すると道の真ん中でバッタリ二人で出くわしてしまった。
それぞれ前に進もうとするが、一方が体を傾けるともう片方も同じ方向に傾けるため、身動きがとれなくなる。
(銀)「何やってんだ! どけ、コラァ! 邪魔なんだよ!」
(土)「てめーがどけ! こっちは任務中なんだよ!」
(銀)「いいからどけって言ってんだよ!」
(土)「叩き斬られてーのか!」
とその時…
プーーーン!!
(銀&土)「「ん?」」
二人が横を向くと、スグ目の前にダンプカーが迫ってきていた。
そして冷や汗を流し始めた頃にはもう遅く…
ドォォォォォォォン!!!
銀時の木刀が宙に舞った。
バコッ!!
(銀)「ぐはっ!!」
銀時がスナックお登勢の扉を突き破って外に投げ出される。
そしてそこから怒り心頭の音莉、神楽、新八が出てくる。
(神)「オイ腐れ天パ。有り金全部競馬(うま)ですったってどーいう事ネ」
(あ)「私、前も言いましたよね? いい加減競馬はやめてくださいって…」
(銀)「ち、違うんだ! まさかあそこでジャスタウェイがくるとは…。あんな駄馬、もうとっくに馬刺しになってるもんだと……」
(神&新)「「私ら/僕らの給料は!?」」
(あ)「今月の生活費は!?」
(銀)「ひぃっ!」
音莉達に迫られ、たまらず銀時は逃げ出した。
(あ&神&新)「「「待てェェェェェェ!!」」」
そして同じ頃…
バコッ!!
(山)「ぐわああああっ!!」
山崎が甘味処の扉を突き破って外に投げ出される。
そしてそこから怒り心頭の土方が出てくる。
(土)「張り込み中にのんびり茶ァ飲みながらL4YOUか。身体のどの部分生き生きさせてんだ、テメー」
(山)「ち、違うんです副長! きょ、今日の特集はマジスゴイんっスよ! 腸内環境が劇的に変わるって食材が四つも…」
(土)「士道不覚悟で切腹だ!!」
(山)「ひぃっ!」
土方に迫られ、たまらず山崎は逃げ出した。
リーダー…組織を率い、これを指揮する彼等の個性(いろ)は、組織そのものにも反映される。ここにある組織のリーダーが二人…。
一人は何度とにもだらしない社長(リーダー)。彼の組織はそのゆるさから時に目的を見失い、糸の切れた凧(たこ)の如く不安定であった。
一人は何事にも厳しい副長(リーダー)。彼の組織は厳しい掟に縛られ枝に絡みついた凧の如く自由を失っていた。
そんな正反対の二人のリーダーに、彼等も想像だにしていない…組織を一変するような出来事が起こったのは……この後である。
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(あ&神&新)「「「待て、コルァァァァァ!!」」」
別々の場所で音莉達に追われる銀時と、山崎を追う土方。
そして路地裏を出て辺りを見渡した銀時は、角を曲がる。
さらに山崎を見失った土方も角を曲がる。
すると道の真ん中でバッタリ二人で出くわしてしまった。
それぞれ前に進もうとするが、一方が体を傾けるともう片方も同じ方向に傾けるため、身動きがとれなくなる。
(銀)「何やってんだ! どけ、コラァ! 邪魔なんだよ!」
(土)「てめーがどけ! こっちは任務中なんだよ!」
(銀)「いいからどけって言ってんだよ!」
(土)「叩き斬られてーのか!」
とその時…
プーーーン!!
(銀&土)「「ん?」」
二人が横を向くと、スグ目の前にダンプカーが迫ってきていた。
そして冷や汗を流し始めた頃にはもう遅く…
ドォォォォォォォン!!!
銀時の木刀が宙に舞った。
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