第百七十二話
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~no side~
とある朝の万事屋。
銀時が鏡を見つつ、いつもよりさらに死んだ目をしながら台所で歯を磨いていた。
(銀)「ぶっ、うぇぇぇぇ!」
二日酔いで気分の悪い銀時は、そこに歯磨き粉を吐きだす。
とそこに…
(神)「ふわぁ…朝から何産気づいてるアルか。やかましいネ、どけヨ」
神楽が歯ブラシとぺったんこの歯磨き粉を手にする。
(神)「歯磨き粉は?」
(銀)「今持ってんだろ? ぶぇ…ごほっ、ぶぇぇぇぇ!」
(神)「違うネ。新しいヤツは」
(銀)「まだ使えんだろ。切って仲に歯ブラシ突っ込めよ」
神楽が歯磨き粉を引っ張り、真っ二つに引きちぎる。
(神)「もうカラカラヨ。銀ちゃんの使ったやつで最後アル」
(銀)「うるせーな。じゃあ水で薄めりゃいいだろ」
(神)「…節子のドロップじゃないアル」
(銀)「お前さぁ、節子の時代は歯磨き粉なんて贅沢品存在しなかったんだよ? カルピスだって水で薄めてたんだよ?」
(神)「それ普通だろーが」
(銀)「お前も少しはさァ、節子にならってビチビチのウンコでもしてみなさいよ。歯なんてどうせ何で磨いたって同じなんだからよォ。ホラ、仕方ないから俺の椿木貸してやるよ」
(神)「本当にウンコビチビチになるネ」
(銀)「いい加減にしろよ! なんなんだてめーは、朝からグチャグチャグチャグチャ。ぶわぁっ!」
口をゆすごうとしてまた水を吐きだす銀時。
(銀)「こっちは二日酔いなんだよもう勘弁してくれよ。一体どうすれば気が済むんですか? お嬢様」
(神)「ビィダルハフーンがいいアル」
ふくれっツラで答える神楽。
その時…
(あ)「おはようございます、銀さん、神楽ちゃん」
音莉が台所に現れた。
(あ)「どうしたんですか? 朝からこんな険悪ムードで。あ、冷蔵庫の中空っぽだったんで私買い物行ってきますね」
(銀)「解ったよ…んじゃ小遣いやっから音莉と買い物行ってこ……」
(神)「キャッホーイ!!」
銀時からお札を受け取った神楽は、早々に玄関へと飛んで行った。
(銀)「って、じゃねーだろ、オイ! 歯磨き粉だ、歯磨き粉!」
神楽を追いかける銀時。
だがしばらくして銀時が台所に戻ってきた。
(銀)「ん? おかしいな」
そう言って銀時は鏡に手をつく。
(銀)「こんな所に鏡なんてあったっけ…?」
(神)「行ってきまーす!」
(銀)「あ、ちょ、待てよ、神楽!」
(あ)「あ、私も行きます!」
神楽を追いかけ、銀時と音莉も慌てて出ていった。
誰もいなくなった台所。
その時、台所にあった鏡がギギィ…と音をたてながら倒れた。
その鏡の奥にはスペースがあり、そこにはなんとさっちゃんが寝そべっていたのだ。
(猿)「あっぶねェェェェェ!!」
とある朝の万事屋。
銀時が鏡を見つつ、いつもよりさらに死んだ目をしながら台所で歯を磨いていた。
(銀)「ぶっ、うぇぇぇぇ!」
二日酔いで気分の悪い銀時は、そこに歯磨き粉を吐きだす。
とそこに…
(神)「ふわぁ…朝から何産気づいてるアルか。やかましいネ、どけヨ」
神楽が歯ブラシとぺったんこの歯磨き粉を手にする。
(神)「歯磨き粉は?」
(銀)「今持ってんだろ? ぶぇ…ごほっ、ぶぇぇぇぇ!」
(神)「違うネ。新しいヤツは」
(銀)「まだ使えんだろ。切って仲に歯ブラシ突っ込めよ」
神楽が歯磨き粉を引っ張り、真っ二つに引きちぎる。
(神)「もうカラカラヨ。銀ちゃんの使ったやつで最後アル」
(銀)「うるせーな。じゃあ水で薄めりゃいいだろ」
(神)「…節子のドロップじゃないアル」
(銀)「お前さぁ、節子の時代は歯磨き粉なんて贅沢品存在しなかったんだよ? カルピスだって水で薄めてたんだよ?」
(神)「それ普通だろーが」
(銀)「お前も少しはさァ、節子にならってビチビチのウンコでもしてみなさいよ。歯なんてどうせ何で磨いたって同じなんだからよォ。ホラ、仕方ないから俺の椿木貸してやるよ」
(神)「本当にウンコビチビチになるネ」
(銀)「いい加減にしろよ! なんなんだてめーは、朝からグチャグチャグチャグチャ。ぶわぁっ!」
口をゆすごうとしてまた水を吐きだす銀時。
(銀)「こっちは二日酔いなんだよもう勘弁してくれよ。一体どうすれば気が済むんですか? お嬢様」
(神)「ビィダルハフーンがいいアル」
ふくれっツラで答える神楽。
その時…
(あ)「おはようございます、銀さん、神楽ちゃん」
音莉が台所に現れた。
(あ)「どうしたんですか? 朝からこんな険悪ムードで。あ、冷蔵庫の中空っぽだったんで私買い物行ってきますね」
(銀)「解ったよ…んじゃ小遣いやっから音莉と買い物行ってこ……」
(神)「キャッホーイ!!」
銀時からお札を受け取った神楽は、早々に玄関へと飛んで行った。
(銀)「って、じゃねーだろ、オイ! 歯磨き粉だ、歯磨き粉!」
神楽を追いかける銀時。
だがしばらくして銀時が台所に戻ってきた。
(銀)「ん? おかしいな」
そう言って銀時は鏡に手をつく。
(銀)「こんな所に鏡なんてあったっけ…?」
(神)「行ってきまーす!」
(銀)「あ、ちょ、待てよ、神楽!」
(あ)「あ、私も行きます!」
神楽を追いかけ、銀時と音莉も慌てて出ていった。
誰もいなくなった台所。
その時、台所にあった鏡がギギィ…と音をたてながら倒れた。
その鏡の奥にはスペースがあり、そこにはなんとさっちゃんが寝そべっていたのだ。
(猿)「あっぶねェェェェェ!!」
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