第百七十話
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(あ)「えっ? ポスター?」
仕事もない昼間の万事屋にて、イキナリ銀さんがポスターを作ろうなんて言い出した。
(銀)「うん。万事屋の宣伝ポスター作ってみね?」
(新)「何で今更…」
(銀)「仕事の調子が芳しくないのは宣伝をサボってきたからじゃないかと思ってよ。俺達の場合、仕事の質は一流なワケでしょ?」
(新)「そうですか?」
冷たい目で返事をする新八君。
(あ)「まあ一流とまでいかないけどそこそこなんじゃないですか?」
腐っても万事屋なワケだし…。
(銀)「そう。俺達は今迄広告というものを…つまり、重里の鼻の穴をバカにし過ぎてたんだよ!」
(新)「いや、してませんけど! MOTHER1、2、3全部やってますけど!?」
(銀)「幾ら名コピーライターでMOTHERとか作ってても、あんなオッさんの鼻の穴には入りたくねーだろ? つまり、広告ってのは商売の玄関なんだ」
(新)「鼻の穴玄関じゃねーよ!」
(銀)「とにかくだ! 小説ももうパートⅤに入ったし、俺達にもテコ入れって奴が必要なんだよ! 万事屋ってこんなにカッコいいですよ、スゴイんですよ、という所を打ち出して、新規の客層を取り込まなきゃいけない時期なんだよ!」
(あ)「この間から過去編に突入だのテコ入れだの、どんだけ不安感じてるんですか!」
(銀)「えっ、何? 音莉ちゃんは終始銀さんの攻めに感じちゃってるって?」
(あ)「誰もそんな事言ってません! どんな耳してんですか!///」
(銀)「まァそこでだ、一応お前らにもポスターの案を募りてェ。例えばこれはある名作ゲームの広告なんだが…」
銀さんが見せてくれたポスターには、『エンディングまで泣くんじゃない』というキャッチコピーと共に、山を見つめているモザイクの入った人物が立っている…そんなポスターだった。
(新)「アンタ結局鼻の穴どっぷり使ってんでしょうが! ハートガッチリ鼻毛で絡め捕られてるでしょうが!」
(銀)「エンディングまで…泣くんじゃない。グスッ…これこそが、キャチコピー。そして…グスッ…メインビジュアルは……見た…通り、グスッ。宣伝物のイメージを…グスッ、うっ、くっ……ダメだ、ちょっと…ゴメン」
(新)「エンディングまで泣くな泣くな!」
(あ)「ていうか何で泣いてんですか」
(神)「要するに万事屋の魅力を絵と文でに表せばいいアルか?」
(銀)「そうです、グスッ…」
(新)「んー、難しいよ」
(あ)「特にキャッチコピーっていうのがなぁ…」
(神)「ある程度MOTHERをベースにやった方がいいアル。こんなんはどうアルか?」
神楽ちゃんが浮かべたポスターは、エリザベスの顔をした山を見つめる私達万事屋で、キャッチコピーは…
(神)「とりあえず次のページいかない?」
(新)「どんなキャッチコピーィィィ!?」
仕事もない昼間の万事屋にて、イキナリ銀さんがポスターを作ろうなんて言い出した。
(銀)「うん。万事屋の宣伝ポスター作ってみね?」
(新)「何で今更…」
(銀)「仕事の調子が芳しくないのは宣伝をサボってきたからじゃないかと思ってよ。俺達の場合、仕事の質は一流なワケでしょ?」
(新)「そうですか?」
冷たい目で返事をする新八君。
(あ)「まあ一流とまでいかないけどそこそこなんじゃないですか?」
腐っても万事屋なワケだし…。
(銀)「そう。俺達は今迄広告というものを…つまり、重里の鼻の穴をバカにし過ぎてたんだよ!」
(新)「いや、してませんけど! MOTHER1、2、3全部やってますけど!?」
(銀)「幾ら名コピーライターでMOTHERとか作ってても、あんなオッさんの鼻の穴には入りたくねーだろ? つまり、広告ってのは商売の玄関なんだ」
(新)「鼻の穴玄関じゃねーよ!」
(銀)「とにかくだ! 小説ももうパートⅤに入ったし、俺達にもテコ入れって奴が必要なんだよ! 万事屋ってこんなにカッコいいですよ、スゴイんですよ、という所を打ち出して、新規の客層を取り込まなきゃいけない時期なんだよ!」
(あ)「この間から過去編に突入だのテコ入れだの、どんだけ不安感じてるんですか!」
(銀)「えっ、何? 音莉ちゃんは終始銀さんの攻めに感じちゃってるって?」
(あ)「誰もそんな事言ってません! どんな耳してんですか!///」
(銀)「まァそこでだ、一応お前らにもポスターの案を募りてェ。例えばこれはある名作ゲームの広告なんだが…」
銀さんが見せてくれたポスターには、『エンディングまで泣くんじゃない』というキャッチコピーと共に、山を見つめているモザイクの入った人物が立っている…そんなポスターだった。
(新)「アンタ結局鼻の穴どっぷり使ってんでしょうが! ハートガッチリ鼻毛で絡め捕られてるでしょうが!」
(銀)「エンディングまで…泣くんじゃない。グスッ…これこそが、キャチコピー。そして…グスッ…メインビジュアルは……見た…通り、グスッ。宣伝物のイメージを…グスッ、うっ、くっ……ダメだ、ちょっと…ゴメン」
(新)「エンディングまで泣くな泣くな!」
(あ)「ていうか何で泣いてんですか」
(神)「要するに万事屋の魅力を絵と文でに表せばいいアルか?」
(銀)「そうです、グスッ…」
(新)「んー、難しいよ」
(あ)「特にキャッチコピーっていうのがなぁ…」
(神)「ある程度MOTHERをベースにやった方がいいアル。こんなんはどうアルか?」
神楽ちゃんが浮かべたポスターは、エリザベスの顔をした山を見つめる私達万事屋で、キャッチコピーは…
(神)「とりあえず次のページいかない?」
(新)「どんなキャッチコピーィィィ!?」
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