第百六十四話
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~no side~
場所はここ、刑務所の医務室にて。
(鯱)「すいません。先生、また腸捻転が再発したんで、ベッドで休ませてもらっていいっスか?」
(成)「鯱さん、アナタ何回腸がねじれたら気が済むの?」
そう答えたのはこの刑務所の医務室の女医、成滝先生。
(成)「あのね、ここは囚人の昼寝場所じゃないの」
(鯱)「いや、三回転半位ねじれてる勢いで、腸が蝶結びになって超痛いんですけど」
(成)「いやアナタ、腸捻転言いたいだけよね?」
(鯱)「いだ! いだいだいだい! いだだだ!」
すると成滝先生はカーテンを開ける。
(成)「まったく、仮病と解ったらスグつまみ出しますからね」
・
・
・
・
そして鯱がベッドに入るとカーテンが閉まる。
そこで鯱は筆記用具…漫画を描くための道具を取り出して布団の上にバラ撒いた。
そして原稿を広げ、ベレー帽を被る。
(鯱)「(よっしゃァァァァ! 今日は徹夜で原稿仕上げるぞ! 明日の漫画賞締め切りまでになんとかしなければ…! ここでなら看守の目を気にせず集中出来る! アニキ、今度こそ俺達掴もうぜ!)」
・
・
・
・
そして朝。
鯱はいびきをかきながら眠ってしまっていた。
すると急にはっと起き上がる鯱。
(鯱)「(しまった! すっかり居眠りしちまった!)」
しかし置いてあった原稿がなくなっていた。
(鯱)「(アレ? 俺の原稿…!?)」
そしてぱっとカーテンを開くと、成滝先生が鯱の描いた漫画の原稿を読んでいたのだ。
(鯱)「ち、違うんです先生。それは…」
(成)「うふふふ…あっはっはっはっは!」
鯱の描いた漫画を見て大笑いする成滝先生。
(鯱)「………!」
(成)「確かに、腸捻転になっちゃうかもね。こんな面白いもの読んだら」
笑顔の成滝先生を見て、鯱の中で何かが芽生えた。
(鯱)「せ、先生…」
場所はここ、刑務所の医務室にて。
(鯱)「すいません。先生、また腸捻転が再発したんで、ベッドで休ませてもらっていいっスか?」
(成)「鯱さん、アナタ何回腸がねじれたら気が済むの?」
そう答えたのはこの刑務所の医務室の女医、成滝先生。
(成)「あのね、ここは囚人の昼寝場所じゃないの」
(鯱)「いや、三回転半位ねじれてる勢いで、腸が蝶結びになって超痛いんですけど」
(成)「いやアナタ、腸捻転言いたいだけよね?」
(鯱)「いだ! いだいだいだい! いだだだ!」
すると成滝先生はカーテンを開ける。
(成)「まったく、仮病と解ったらスグつまみ出しますからね」
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そして鯱がベッドに入るとカーテンが閉まる。
そこで鯱は筆記用具…漫画を描くための道具を取り出して布団の上にバラ撒いた。
そして原稿を広げ、ベレー帽を被る。
(鯱)「(よっしゃァァァァ! 今日は徹夜で原稿仕上げるぞ! 明日の漫画賞締め切りまでになんとかしなければ…! ここでなら看守の目を気にせず集中出来る! アニキ、今度こそ俺達掴もうぜ!)」
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そして朝。
鯱はいびきをかきながら眠ってしまっていた。
すると急にはっと起き上がる鯱。
(鯱)「(しまった! すっかり居眠りしちまった!)」
しかし置いてあった原稿がなくなっていた。
(鯱)「(アレ? 俺の原稿…!?)」
そしてぱっとカーテンを開くと、成滝先生が鯱の描いた漫画の原稿を読んでいたのだ。
(鯱)「ち、違うんです先生。それは…」
(成)「うふふふ…あっはっはっはっは!」
鯱の描いた漫画を見て大笑いする成滝先生。
(鯱)「………!」
(成)「確かに、腸捻転になっちゃうかもね。こんな面白いもの読んだら」
笑顔の成滝先生を見て、鯱の中で何かが芽生えた。
(鯱)「せ、先生…」
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