第百六十二話

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名前(デフォルト:音莉〔おとり〕)

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恒道館道場にて。


道場では新八の前で門下生(ホームレス)達が竹刀を振っていた。


「「「「「せい、せい…!」」」」」


(新)「もっとだ!」


「「「「「せい、せい…!」」」」」


(新)「もっと長渕節でぇ~!」


「「「「せーい! せーい!…」」」」」


(新)「そうだ~お前が舵を取れ~! いいか! 心に芯がなければ容易く人は折れてしまう! ただ剣を振ってるだけじゃいつまで経っても強くはなれんぞ! 言ってみろ! お前達はなんのために強くなりたい? なんのためにこの道場に来た!」


とそこに…


(妙)「みなさん、精が出ますね。そろそろ休憩にしましょ。マカデミアナッツチョコの時間ですよ」


お妙が山盛りのマカデミアナッツチョコを取りだすと、門下生達は竹刀を放りだして、我先にへとマカデミアナッツチョコに手を伸ばす。


(妙)「ハイハイ。押さないで順番に並んで!」


(新)「………」


「よっしゃ! チョコゲッツ!」


「さっさと帰ろうぜ!」


「チョコさえ手に入ればてめーに用はねーんだよ。ぺっ」


新八に唾を吐きかける男。


「マジ偉そうにしやがって。今日はキレようかと思ったわ、クソガキ」


(新)「………」
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